おしゃべりなかわいいくち〔おしやべりなかはいいくち〕【おしゃべりな可愛い口】
おしゃべりなかわいい口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/22 13:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『おしゃべりなかわいい口』(おしゃべりなかわいいくち、ドイツ語: Plappermäulchen)作品245は、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したポルカ・シュネル。
邦題
『おしゃべりなかわいい口』以外にも、以下の邦題が用いられることがある。
解説
1868年4月26日、ウィーンの大娯楽場ノイエ・ヴェルトの野外ステージ「シュトラウス・パヴィリオン」において初演された[1][5]。曲名は、当時10歳だったヨーゼフの一人娘カロリーネがお喋りする様子を示しているとされる[2][1]。
「音楽の冗談(Musikalischer Scherz)」という副題が付けられており、同じ副題が与えられた兄ヨハン・シュトラウス2世の作品『常動曲』と同じく終止がないため、際限なく演奏を繰り返すことができる[2]。
かつてはさほど評価されていない作品だったが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によって有名になり[2]、今日ではヨーゼフの代表作のひとつという扱いを受けている。また、ラチェットを用いる代表的な作品のひとつでもある。
ニューイヤーコンサート
| 開催年 | 指揮者 | 備考 |
|---|---|---|
| 1953年 | クレメンス・クラウス | |
| 1954年 | クレメンス・クラウス | |
| 1956年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1961年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1964年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1965年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1970年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1971年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1974年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1977年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
| 1986年 | ロリン・マゼール | |
| 1989年 | カルロス・クライバー | |
| 1998年 | ズービン・メータ | |
| 2002年 | 小澤征爾 | |
| 2013年 | フランツ・ウェルザー=メスト | アンコール曲 |
脚注
| 音楽・音声外部リンク | |
|---|---|
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