裏(うら)を返(かえ)・す
裏返
- 同一なることを再び繰り返す義。娼家に第二回目の登楼を為すを云ふ。
- 〔花〕妓楼に遊ぶ嫖容などが同じ見世に二度登楼することを裏、又は裏を返すといふ。第二次の意味、京阪地方にては「ウラカベ」といひ「裏壁を返さぬは男の恥どす」などいふ、裏は再会のこと。第一回を「初会」といひ又「一現」ともいふ、「一現の客」といへば初て登楼した客のこと、第三回からを「馴染」といふ。
- 二度目の登楼を云ふ。「うら、うらをつける」に同じ。
- 二度目の登楼。「うら」に同じ。
分類 東京、花
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