石綿(いしわた)
アスベスト。かんらん石や輝石などが地熱で溶けて地中で凝結する際、地下水や炭酸ガスで変化し、繊維状に結晶した鉱石。
絶縁、断熱性に優れているため、煙突、タイル、電気製品、自動車部品と用途が広い。これが粉塵となって大気に混ざると汚染物質となり、呼吸器障害の一種である石綿症や肺がんを起こすので、欧米ではキラー・ダストとも呼ばれる。労働省は95年4月から特に強いクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)の製造・輸入・使用を禁止するなど、アスベスト規制を強化した。
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