飛鳥山公園モノレールとは? わかりやすく解説

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飛鳥山公園モノレール

(あすかパークレール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/31 14:51 UTC 版)

飛鳥山公園モノレール
アスカルゴ
基本情報
製造所 嘉穂製作所
主要諸元
編成 単車
電気方式 三相交流200V 50Hz 絶縁トロリー線
最高運転速度 1.8 km/h
車両定員 16(座席6)
全長 4,000 mm
全幅 1,800 mm
車体 アルミニウム合金
主電動機 かご形三相誘導電動機[注釈 1]
駆動方式 ラック/ピニオン駆動(直角駆動方式)
制御装置 VVVFインバータ制御
制動装置 回生ブレーキ
電磁ブレーキ(無励磁作動型)
レール圧着ブレーキ
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飛鳥山公園モノレール(あすかやまこうえんモノレール)は、東京都北区王子飛鳥山公園にあるスロープカーである。愛称は、施設名があすかパークレール、車両名がアスカルゴである。

概要

高齢者障害者や子供連れなど誰もが飛鳥山公園を利用しやすくするために、北区が飛鳥山公園の北部に2億6千万[1]かけて設置した昇降設備で、2009年7月17日から運行を開始している。

他のスロープカーと同様に法律上はエレベーター扱い(斜行エレベーター)であり、鉄道・軌道路線ではない。

車両名はゆっくり上がる様子がエスカルゴ(カタツムリ)に似ている事から、飛鳥山公園と組み合わせて付けられた。

沿革

路線データ

  • 延長:レール延長48m(傾斜角度24度)
  • 車両:アスカルゴ
  • 走行区間:飛鳥山公園入口駅 - 飛鳥山山頂駅
  • 標高差:17.4m
  • 運行方法:無人運転(押しボタン運転方式)
  • バリアフリー:車イスベビーカーでも利用可
  • 運行中は係員が乗降場に常駐、防犯カメラ(車内1基、乗降場2基)インターフォン(車内)設置。
  • 倍賞千恵子が案内アナウンスをしている。

運賃

無料。

運転時間・運転日

運転時間は午前10時から午後4時まで(強風等悪天候の場合は、安全確保のため運転を中止することがある)、運転日は、12月29日から1月3日までを除く毎日(保守管理などによる運休があり)。

乗降場

  • 飛鳥山公園入口駅 - 飛鳥山山頂駅
  • 飛鳥山公園入口駅は王子駅と至近距離にあり、乗換可能である。

脚注

  1. ^ 出力7.5kW、極数4極

出典

  1. ^ 東京・王子の桜の名所に登山鉄道 48mモノレール共同通信 2009年9月16日)

外部リンク

座標: 北緯35度45分9.3秒 東経139度44分12.9秒 / 北緯35.752583度 東経139.736917度 / 35.752583; 139.736917




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