「釋」氏制度の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:25 UTC 版)
現在、中国文化圏の僧の名乗りは「釋+○○」である。これは、仏教伝来当初は師僧の出身地域を姓とし(例:安世高、竺法護)、その下に戒名が付けられていたが、これをよしとしない釈道安が、師の弟子よりも釈尊の弟子としての在り方を重視して釈氏を名乗り、それが当時の中国仏教界に浸透したことに由来する。 なお、一部の僧は、自称の際に、一時的に生前の姓を名乗る場合もある。(例:陳玄奘、馬祖道一、魯智深)
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