「その他の外国文学」の翻訳者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/06 17:47 UTC 版)
| 「その他の外国文学」の翻訳者 | ||
|---|---|---|
| 編集者 | 白水社編集部 | |
| 発行日 | 2022年2月18日 | |
| 発行元 | 白水社 | |
| ジャンル | 文学論、語学エッセイ | |
| 国 | 日本 | |
| 言語 | 日本語 | |
| ページ数 | 227 | |
| 公式サイト | https://www.hakusuisha.co.jp/book/b598678.html | |
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『「その他の外国文学」の翻訳者』(そのたのがいこくぶんがくのほんやくしゃ)は、2022年に白水社から刊行されたインタビュー集である[1]。同社のwebマガジン「webふらんす」での同名の連載に加筆・修正を行い、新たな原稿を加えたものである[2]。
内容
本書では、日本で活動する9人の翻訳家へのインタビューがまとめられている。9人はいずれも、「その他の外国文学」に分類されるような馴染みの薄い言語を専門としている。取材された翻訳家は以下の通り[1]。
| 翻訳家 | 言語 | 
|---|---|
| 鴨志田聡子 | ヘブライ語 | 
| 星泉 | チベット語 | 
| 丹羽京子 | ベンガル語 | 
| 吉田栄人 | マヤ語 | 
| 青木順子 | ノルウェー語 | 
| 金子奈美 | バスク語 | 
| 福冨渉 | タイ語 | 
| 木下眞穂 | ポルトガル語 | 
| 阿部賢一 | チェコ語 | 
韓国文学翻訳者の斎藤真理子が序文の「『その他』の側から世界を見る」を執筆した[2]。
評価
書評家の江南亜美子は「翻訳者たち9人の、並々ならぬ情熱と苦労、使命感、そして愛が語られるインタビュー集である」と評価した[3]。
脚注
- ^ a b “「その他の外国文学」の翻訳者 (単行本)”. webfrance.hakusuisha.co.jp. 白水社. 2025年9月7日閲覧。
- ^ a b “インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」 | web ふらんす”. webfrance.hakusuisha.co.jp. 白水社. 2025年9月7日閲覧。
- ^ “『「その他の外国文学」の翻訳者』書評 多様な言語がひらく豊かな世界”. 好書好日. 朝日新聞. 2025年9月7日閲覧。
- 「その他の外国文学」の翻訳者のページへのリンク

 
                             
                    



