EFエデュケーション・イージーポスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 02:38 UTC 版)
EFエデュケーション・イージーポスト EF Education-EasyPost | |
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チーム情報 | |
UCIコード | EFE[1] |
本拠地 | アメリカ合衆国 |
創設年 | 2003年 |
種目 | ロードレース |
格付け | UCIワールドチーム |
自転車 | キャノンデール |
首脳陣 | |
GM | ジョナサン・ヴォーターズ(ゼネラル・マネジャー) |
監督 | チャールズ・ウェゲリス |
過去のチーム名 | |
2003 2004–2006 2007–2008 2008 2009 2010 2011 2012 2012.6.25–2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022- |
5280/スバル TIAA–クレフ チーム・スリップストリーム・パワード・バイ・チポートレ ガーミン - チポートレ・プレゼンティド・バイ・H30 ガーミン・スリップストリーム ガーミン・トランジションズ ガーミン・サーヴェロ ガーミン・バラクーダ ガーミン・シャープ チーム・キャノンデール・ガーミン キャノンデール・プロサイクリング・チーム キャノンデール・ドラパック・プロサイクリング・チーム チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・p/bキャノンデール EFエデュケーションファースト・プロサイクリング EFプロサイクリング EFエデュケーション・NIPPO[2] EFエデュケーション・イージーポスト |
概要
かつてはデイヴィッド・ミラーなどを擁し、タイムトライアルに強さを発揮するチームだったが、2016年度以降はさまざまなタイプの選手をそろえ、総合系のアンドリュー・タランスキー、リゴベルト・ウラン、山岳系のピエール・ロラン、トラック競技/ロンドン五輪金メダリストのラーセ・ノーマン・ハンセンなど、どのようなシチュエーションにも対応できる総合系のチームに変貌を遂げている。
過去に在籍した著名な選手にはクリスティアン・ヴァンデヴェルデ、ダニエル・マーティン、ライダー・ヘシェダルなどがいる。また、過去にはブラッドリー・ウィギンスも在籍している。
ドーピングに対して非常に厳しいチームとして有名。一方で、デイヴィッド・ミラーやトーマス・デッケルのように、過去にドーピングなどで当時の所属チームを解雇された選手と積極的に契約し、復帰を手助けしている[3]。
歴史
- 2003年 - 5280/スバル(5280/Subaru)という名称で創立。
- 2004年から2006年 - TIAA・クレフ(TIAA-CREF)の名称で活動。
- 2007年 - チーム・スリップストリーム・パワード・バイ・チポートレ(Team Slipstream powered by Chipotle)に改称[4]。その後、2008年7月より、GPS機器メーカーのガーミンがメインスポンサーとなり、ガーミン - チポートレ・プレゼンティド・バイ・H30(Garmin-Chipotle Presented by H3O)に改称する。
- 2009年 - ガーミン・スリップストリーム(Garmin-Slipstream)に改称。同年、UCIプロチーム入りを果たす。
- 2010年 - ガーミン・トランジションズ(Garmin-Transitions)に改称[5]。
- 2011年 - 自転車メーカー・サーヴェロのスポンサードを受け、ガーミン・サーヴェロに改称。これを受けて、チームの使用する自転車もフェルトからサーヴェロに変更となる。
- 2012年 - セカンドスポンサーが、アメリカの通信会社・バラクーダ・ネットワークに変わったため、ガーミン・バラクーダに名称変更。サーヴェロはチームサプライヤーとしてスポンサーを継続[6]。6月25日、チームの共同スポンサーにシャープ米法人が加わることを発表[7]、これに伴いチーム名はガーミン・シャープとなる。
- 2014年 - 8月21日、イタリアに拠点を置くUCIプロチームのキャノンデール・プロサイクリングと2015年シーズンより合併することを発表。メインスポンサーはキャノンデール・プロサイクリングのメインスポンサーである米国の自転車メーカー・キャノンデール。これに伴い、使用する自転車もサーヴェロからキャノンデールとなる。メンバーはほとんどが旧ガーミン・シャープのメンバーで構成され、旧キャノンデール・プロサイクリングからのメンバーはほとんどいない。
- 2015年 - メインスポンサーであったガーミンが2015年シーズンのメインスポンサーからの撤退を発表し、サブスポンサーとなる。また、シャープは業績不振のためにスポンサーからの撤退を発表。これにより、チーム名はチーム・キャノンデール・ガーミン(TCG)となる。8月、ガーミン時代から長年在籍していた主要選手2名の移籍を発表され、ダニエル・マーティンはエティックス・クイックステップへ、ライダー・ヘシェダルは、トレック・セガフレードへ移籍。また、2016年シーズンよりチーム・ヨーロッパカーからピエール・ロランが加入することが発表される。
- 2016年 - ガーミンのスポンサー撤退によりチーム名がキャノンデール・プロサイクリング・チームとなるが、同年6月にオーストラリアの不動産投資会社ドラパック・キャピタル・パートナーズがキャノンデールとともに共同タイトルスポンサーとなることを発表。チーム名がキャノンデール・ドラパック・プロサイクリング・チーム(CDT)に変更される。
- 2017年 - アジア・オセアニアを中心に活動するUCIプロコンチネンタルチーム「ドラパック・プロフェッショナル・サイクリング」と合併し、UCIワールドチームの「キャノンデール・ドラパック・プロサイクリング・チーム」とUCIコンチネンタルチームの「ドラパック・パッツベグ」に再編された。しかし8月末になりキャノンデールの出資縮小と2018年以降契約予定だったスポンサーが突如契約を破棄したことからチーム存続の危機に直面したが[8]、9月になり新スポンサーがEFエデュケーションファーストに決定。2018年からのチーム名は『チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・p/bキャノンデール』(Team EF Education First–Drapac p/b Cannondale)となる[9][10][11]。
- 2019年 - ドラパック及びキャノンデールがチームスポンサーから撤退(キャノンデールのチームへの機材提供は従来通り継続)したことにより、チーム名が「EFエデュケーションファースト・プロサイクリング」となった。
- 2021年 - 日本の道路会社NIPPOがスポンサーに加わり、チーム名は「EFエデュケーション・NIPPO」となった。
- 2022年 - アメリカの配送用APIディベロッパーEasyPostがタイトルスポンサーとなり、チーム名は「EFエデュケーション・イージーポスト」となった。
- ^ Road Cycling Teams - UCI
- ^ teamnippo.jpにおける表記を採用。
- ^ [1](2014/08/25閲覧)
- ^ スリップストリームとは、チームの母体であるスリップストリーム・スポーツ LLC(Slipstream Sports, LLC)のこと。
- ^ トランジションズとは、アメリカのプラスティックフォトミックレンズ製造会社、トランジションズ・オプティカル(Transitions Optical)のこと。
- ^ ガーミン・サーヴェロが新スポンサー獲得で「ガーミン・バラクーダ」に名称変更 - シクロワイアード2012年1月12日付
- ^ Slipstream Sports and Garmin Welcome Sharp As New Co-Title Sponsor(英語)
- ^ チーム存続の危機に瀕したキャノンデール・ドラパックが、クラウドファンディングを開始 - cyclist.sanspo.com 2017/08/30 20:30
- ^ キャノンデール・ドラパックが来季の新タイトルスポンサーを発表 - cyclesports.jp 2017.09.10
- ^ 2018年のUCIワールドチームとUCIプロコンチームが出揃う - cyclowired.jp 2017/12/13 - 14:12
- ^ p/bは「powerd by」の略。
- ^ EF Education - EasyPost 2022
- ^ ネタ?思わぬ形でスポンサーゲット!ガーミン・シャープの新スポンサーにWWF! - CYCLINGTIME.com 2014年1月4日付
- ^ “Rapha EFエデュケーションのジロ特別モデル”スイッチアウトキット”をリリース”. cyclowired.jp. 2023年5月13日閲覧。
- 1 EFエデュケーション・イージーポストとは
- 2 EFエデュケーション・イージーポストの概要
- 3 主な実績
- 4 2022年陣容
- 5 歴代陣容
- 6 エピソード
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