鳥瞰図 応用

鳥瞰図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 03:30 UTC 版)

応用

視覚的・直感的に解りやすい広範な表現が可能であるため、種々の応用が試みられる。

  • 高い山やなどの展望台からの景色を案内するため、その方向にあるものを示した風景画も鳥瞰図と言える。また、「絵地図」と呼ばれる絵を入れた地図を鳥瞰図で書く場合もある。
  • ダンスや舞台劇などにおいて、自分が舞台のどこにいるかを把握するために鳥瞰図を使うこともある。また、舞台装置のレイアウトを検討する際に、平面図と併用して舞台を俯瞰して表示する場合も多い。
  • カーナビゲーションシステムでは、リアルタイムに現在位置の立体的な地図を表示できるものも登場している。

鳥瞰図の著名な絵師

海外

  • ヘルマン・ボルマン(1911年-1971年)
  • ハインリヒ.C.ベラン(1915年-1999年)
  • ハインツ・フィールキント(1938年-)

日本の近代から現代

  • 吉田初三郎(1884年-1955年)
  • 井沢元晴(1915年 - 1990年)
  • 立川博章(1933年-2016年)
  • 五百澤智也(1933年-2013年)
  • 石原正(1937年-2005年)
  • 村松昭(1940年-)
  • 友利宇景(1947年-2013年)
  • 金子常光(1894年-不詳)
  • 西村宇一(不詳)
  • 松井天山(1869年-1947年)
  • 前田虹映(1897年-1945年)
  • 織田雅己(1939年-)
  • 岡本直樹(1949年-)
  • 黒澤達矢(1950年-)
  • 青山大介(1976年-)
  • 山口晃(1969年-)

脚注


  1. ^ a b c d 藤本一美「鳥瞰図とは何か?」『パノラマ地図の世界』96-101頁
  2. ^ a b c d e f 植村李弘「鳥目絵の世界」『パノラマ地図の世界』15-18頁
  3. ^ 石川英輔、田中優子監修『江戸名所図絵』上15-上40頁
  4. ^ 吉成勇編『江戸時代「古地図」総覧』359頁
  5. ^ a b c 小澤弘「江戸図屏風とは」『江戸図屏風をよむ』4-5頁
  6. ^ a b 森田晃一「水の都-江戸・藤京」『千代田から江戸が見える大江戸透絵図』32-33頁
  7. ^ a b 竹内誠、吉原健一郎監修『江戸の町並み景観復元図―御府内中心部』3頁。
  8. ^ 金丸弘美「宮武外骨・パノラマ地図絵葉書コレクション」『パノラマ地図の世界』19-22頁
  9. ^ Hermann Bollmann『STAEDTEI,II』
  10. ^ a b 鯛ま庫ぶ霖かかぽ『パノラマ地図の世界」125-131頁
  11. ^ 森田芳夫「H.C.ベラン」『パノラマ地図の世界』102-104頁
  12. ^ 立川博章「江戸の町を復元する」『パノラマ地図の世界』24-29頁
  13. ^ 立川博章「パノラマ地図はどのようにしてつくられたか」『パノラマ地図の世界』108-109頁
  14. ^ 石原正『鵜の目、俺の目』1頁、276-290頁
  15. ^ 今尾恵介「何をやってもいいのが鳥瞰図」137頁『パノラマ地図の世界』
  16. ^ 蕪木隆『パノラマ地図の世界』118頁
  17. ^ 堤啓『パノラマ地図の世界』113頁






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