鬼滅の刃 (アニメ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 13:21 UTC 版)
鬼滅の刃 | |
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ジャンル | ダーク・ファンタジー |
アニメ | |
原作 | 吾峠呼世晴 |
監督 | 外崎春雄 |
シリーズ構成 | ufotable |
脚本 | ufotable |
キャラクターデザイン | 松島晃 |
音楽 | 梶浦由記、椎名豪 |
アニメーション制作 | ufotable |
製作 | アニプレックス 集英社、ufotable |
放送局 | 竈門炭治郎 立志編:TOKYO MXほか 無限列車編以降:フジテレビ系列ほか |
放送期間 | 竈門炭治郎 立志編: 2019年4月6日 - 9月28日 無限列車編: 2021年10月10日 - 11月28日 遊郭編: 2021年12月5日 - 2022年2月13日 刀鍛冶の里編: 2023年4月9日 - 6月18日 柱稽古編: 2024年5月12日 - |
話数 | 竈門炭治郎 立志編:全26話[1] 無限列車編:全7話 遊郭編:全11話 刀鍛冶の里編:全11話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
概要
原作コミックスの第1巻から第7巻冒頭までの物語を映像化したテレビアニメ『「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』が、2019年4月から9月までTOKYO MXほかにて放送された[1][4]。全26話。また、放送に先駆けて、2019年3月29日より第一話から第五話までで構成された、特別上映版『「鬼滅の刃」兄妹の絆』が全国11の劇場で2週間限定公開された[5]。
『竈門炭治郎 立志編』の続編となる劇場アニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月16日に公開され[6]、興行収入で日本1位の404.3億円を記録した[7]。
劇場アニメをテレビシリーズとして再構成した『「鬼滅の刃」無限列車編』が2021年10月から11月までフジテレビ系列ほかにて放送された[8]。全7話。
『無限列車編』の続編となる『「鬼滅の刃」遊郭編』が2021年12月から2022年2月まで同系列ほかにて放送された[8][9]。全11話。
『遊郭編』の放送終了後、続編となる『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の制作が発表された[10]。2023年4月より6月まで同系列ほかにて放送された[11][12]。それに先駆け、『遊郭編』第十話および第十一話、ならびに『刀鍛冶の里編』第一話を世界80ヶ国以上の国・地域の映画館で上映するワールドツアー『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が2023年2月3日より開催された[11]。
『刀鍛冶の里編』の放送終了後、続編となる『「鬼滅の刃」柱稽古編』の制作が発表され[13][14]、2024年5月12日より放送中。さらに2024年2月2日からは『刀鍛冶の里編』の第十一話、および『柱稽古編』の第一話がワールドツアー『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』として劇場公開された[15]。
製作
竈門炭治郎 立志編[16] |
無限列車編[17] | 遊郭編[18] | 刀鍛冶の里編[19] | 柱稽古編[20] | |
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原作 | 吾峠呼世晴 | ||||
監督 | 外崎春雄 | ||||
キャラクターデザイン 総作画監督 |
松島晃 | ||||
サブキャラクター デザイン |
佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花 | ||||
プロップデザイン | 小山将治 | ||||
美術設定 | 木村雅広[注 1] | N/A | |||
コンセプトアート | |||||
衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里 | |||||
竹内香純 | N/A | ||||
美術監修 | N/A | 衛藤功二 | |||
撮影監督 | 寺尾優一 | ||||
3D監督 | 西脇一樹 | ||||
色彩設計 | 大前祐子 | ||||
編集 | 神野学 | ||||
音楽 | 梶浦由記、椎名豪 | ||||
音楽製作 | アニプレックス | ||||
プロデューサー | 三宅将典、高橋祐馬、藤尾明史 | ||||
近藤光 | N/A | 高野貴志 | 村上真麻 | ||
制作プロデューサー | 近藤光 | ||||
シリーズ構成 脚本制作 アニメーション制作 |
ufotable | ||||
製作 | アニプレックス、集英社、ufotable |
竈門炭治郎 立志編
企画・プロモーション(立志編)
アニメ化の企画は原作漫画の連載開始から間もなく提案された。提案したのはアニプレックス所属で本作のプロデューサーでもあるアニプレックス企画制作部プロデューサーの高橋祐馬。当時はまだ宣伝プロデューサーであった高橋は、本作のジャンプ作品らしい友情・努力・勝利という不変のテーマと、単なる勧善懲悪ではない人間ドラマに魅力を感じ、集英社に企画書を提出。2017年4月、高橋はufotable制作作品『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]』をきっかけにプロデューサーに転身。同時期に『鬼滅の刃』のプロデューサーにも就任し、本格的に企画を動かしていく[21][22][3]。
アニメーション制作スタジオにはufotableが選ばれた。高橋とufotableは十数年来の関係であり、高橋がまだ20代の新人宣伝担当であった2007年、ufotableとアニプレックスが初めてタッグを組み制作した劇場アニメ『空の境界』シリーズにて高橋は初めて劇場アニメの宣伝を担当。以降、ufotableが制作するアニプレックス作品の全てに高橋は宣伝プロデューサーとして十数年間関わってきた。高橋個人としてもufotableの社員たちと共同でアニメイベントをいくつも開催したり、高橋執筆、ufotableイラストによる同人小説を共同制作するなど、高橋とufotableは企業を超えて深い関係にあった。業界歴の多くをufotableと共にしてきた高橋は、ufotableが現在のアニメ制作で主流である「省略する絵作り」を行わない姿勢や映像面の全工程を社内で制作する特殊な制作体制、作品ごとに新しいチームを作るのが主流なアニメ業界で徹底して同じ制作陣で作品を作る彼らのスタイルや所属するスタッフたちを熟知しており、過去の十数年間を共にしてきて、夜のシーンや戦闘描写を得意とするufotableが制作する「鬼滅の刃」を『一人のファン』として見てみたかった高橋は、ufotableに鬼滅の刃の制作を依頼した。高橋はプロデューサーとして制作に口を挟まず、ufotableに制作のすべてを任せた。かわりに、自身は企画・宣伝面で現場をサポートした[23][3]。
高橋はプロデューサーとして作品の方向性を決める仕事など映像作品の製作作業に関してはufotableにすべて任せていた一方で、宣伝プロデューサー時代にアニプレックスの話題作を多く担当してきた経験をもとに、宣伝面に特に力を入れた。高橋は放送時間帯に深夜枠の23時30分を選んだ。これは、流血描写の多い本作の大事な要素に向き合った結果、ufotableが得意とするハードな描写もしっかりと描き切るために正しい場所として選択された。高橋は視聴率にこだわりはなかったが、できうる限り多くの視聴者に作品を見てもらえる環境を作るため数か月間、放送局・配信各社と調整を繰り返し、通常の深夜アニメでは5局ほどが選択されるところを本作では20局と提携を結んだ。加えて、動画配信サービスに関しても契約できる限り声をかけ、約20社と契約した。放送前に第1期「竈門炭治郎 立志編」の第1話から第5話で構成される特別版を劇場公開し、アニメへの評価に厳しい原作ファンに対し、制作陣が作品に真摯に向き合い、面白いものをつくろうとしていることを伝える環境を設定した。放送前に劇場で放映し、SNSなどで情報が拡散することで話題性を高めた状態で、テレビアニメが並行してスタートを切れるようにプロモーション戦略を行った。さらに、ufotableからの提案で第1話ではコマーシャルを途中で挟まない方針となり、数か月をかけて放送局各社と調整を繰り返したり、放送中も視聴者が途中で視聴をやめる状況を作らないようにキャストやスタッフが出演してトークを繰り広げる「鬼滅ラヂヲ」や、AbemaTVと連動した「鬼滅テレビ」などを企画するなど、常に新しい話題を提供し、視聴者が作品に接する場を積極的に設けるプロモーション戦略を行った[3]。
出資は企画・販売のアニプレックス、原作を出版する集英社、アニメーション制作のufotableの3社のみであり、テレビ局などの出資に頼らない形式となっている。通常10社近い企業からの出資が当たり前であり、尚且つアニメスタジオが出資することが少ない日本のアニメーション作品でも珍しい形態であるが、アニプレックスとufotableは共に組んできた十数年間の作品すべてで同様の出資形式を採用している。これは、出資企業が多くなることによりアニメーション制作に制約が出てしまうことを避けるため。そのため、アニプレックスとufotableが初めてタッグを組んだ『劇場版 空の境界』より、両社以外の製作委員会への参加企業に関しては原作を出版・発売している企業のみにするという最小の出資企業数に留めている[24][25]。
スタッフ・コンセプト(立志編)
監督をufotable所属の演出家である外崎春雄、キャラクターデザイン・総作画監督を同じくufotable所属のアニメーターである松島晃が担当。ufotableで『テイルズ オブ』シリーズのアニメーションパートを担当するコンビが務める。そのほか、音楽を梶浦由記、椎名豪が務めるなどufotable作品に参加してきたスタッフが集結している[2]。
本作は監督などのメインスタッフのほか、脚本・演出・作画・色彩・背景美術・撮影・CGのすべてをufotable社内スタッフが中心となり制作。これまでのufotable作品と同様に、一般的なTVアニメにみられるグロス請け(他社に1話分の制作をすべて委託する工程)を行わず、社内中心の制作体制となっている[26]。制作では、アクションシーンの日本刀の所作などにufotableが制作した『活撃 刀剣乱舞』の経験が生かされているほか、日常シーンは『衛宮さんちの今日のごはん』、背景美術やCGは『Fate』シリーズなど、過去作品のノウハウを最大限に活用している[27]。また、過去のufotable作品と同様に作中の挿入歌の作詞もufotableにて担当している。
今作では背景美術の元になるコンセプトアートをufotable美術部に所属する4名の美術スタッフが担当。複数人体制とした理由は、スタッフそれぞれの持ち味を生かすことで多彩な方向性の背景美術をデザインすることが狙いでおり、コンセプトアートを担当した3名が作中にて各話単位で美術監督を担当している。話数ごとに美術監督を変更している意図は、舞台が変化していく本作において作品全体でひとりの美術監督を立てずにコンセプトアートのように複数人の美術監督を立てるほうが、それぞれの得意分野を生かせるということからである[28]。
外崎はシリアスだけではなく、コメディな部分も含めて原作の雰囲気を再現することをコンセプトにして制作を開始した。集英社からは企画時に「漫画の画を意識せず、アニメとして作りやすいように勧めてほしい」という話があったが、外崎は印象的なコマはなるべくアニメーションで再現したいと考えていた。また、「炭治郎の成長を描く」ことを作品のコンセプトとして制作された[29]。
キャラクターデザイン(立志編)
キャラクターデザインは、原作の強弱のある線を色濃く出すために原作のビジュアルをすべて比較しながら、読者のイメージするデザインを外崎とキャラクターデザイン・総作画監督の松島で組み立てていった。外崎から「全体的に締まって見えるような画にするために黒を強調したい」と要望された松島は、キャラクターの顎に黒色の影を入れ輪郭線も太くし、線の中に黒を濃く塗る部分を作り、線の強弱を出すことで原作の雰囲気をアニメーション向けに再現している。炭治郎に関しては「幼さを残しつつも成長の可能性を感じるデザイン」を目指して、アニメ用に頭身や髪形のバランスが調整された。炭治郎の手には汚れや痣のような跡を細かくつけている設定は「炭治郎の苦労の跡」を再現するため[29][30]。
サブキャラクターデザインの佐藤、梶山、菊池の3名は、外崎と松島がかつて活動していたスタジオエル出身であり、現在はufotableに所属しながら外崎、松島とともに「テイルズ オブ シリーズ」を手掛けてきたアニメーターのたちである。本作でもその流れで起用された。担当は、佐藤が鬼のデザイン、梶山が小物や食べ物などのデザインのほか、動物、三郎爺さん、隠の後藤などの一部サブキャラクターのデザイン、菊池が炭治郎の家族や村田、浅草の人々などのサブキャラクターを中心に担当した[31]。
原作者の吾峠もアニメオリジナルキャラクター原案を手掛けており、第1話に登場する炭治郎の祖母などアニメオリジナルキャラクターのデザイン原案を担当している[29]。吾峠はキャラクターデザインの監修も行っており、「手首や足首を細く描いてほしい」「炭治郎の痣は炎のイメージで描いてほしい」とリクエストしている[30]。
作画・色彩(立志編)
作画では、均等な太さではない漫画のような「トメ・ハライ」のある線をアニメーションで表現するために当初は松島が総作画監督として全体に手を入れて管理・統制していた。その後、制作が進むにつれてufotableの作画監督陣もコツをつかんだことでスタッフ全体で線の強弱を調節するようになった[30]。
コメディ描写に関しては、原作ではギャグのたびに顔の表情が変わるため、設定は敢えて作らずに原作の画を参考にしている。コミカルな描写では「漫符」などの原作で使われた表現を積極的に使用する方針がとられている[29][30]。
着物の文様は当初、アニメ作品では主流となっているテクスチャを貼る手法で制作する予定であったが、最終的には全てを作画スタッフによる手描きの作画で表現している[32][31]。文様はひとつひとつに番号を振ったり効率的な線の引き方を研究し、ufotable作画監督陣により一番効率的に描ける方法を記した研究マニュアルが作成されている[33]。
剣戟アクションに関しては、ufotableのアクションアニメーターが剣戟アクションに長けていることもあり、アクションシーンについて松島は表情やプロポーション、ポージングに修正を加える程度で、基本的には担当原画マンにすべて任せている。剣戟アクションについてはリアル調ではなく、少年漫画的なハッタリの効いたアクションを目指している。アクションシーンの多くは、ufotableのアクションアニメーターが担当しており、國弘昌之、阿部望、小船井充、木村豪など、同社所属アニメーターを中心にアクションが作られている[30][34][35]。水の呼吸は原作の葛飾北斎の浮世絵のような描写をアニメーションで再現するために外崎や3D監督の西脇が試行錯誤を重ねた結果、水のうねりを作画で、白波をCGで動かすことになった[29]。作中では、これまでのufotable作品と同様に作画とCGを組み合わせたハイブリッドな映像表現を行っており、顔は作画、身体はCGで制作された兄蜘蛛や鋼鐵塚の風鈴、作中に登場する烏の一部など、多くのカットで作画とCGが組み合わさるカットが採用された[33]。
AパートとBパートの隙間に流れるアイキャッチはキャラクターデザイン・総作画監督の松島がすべて描き下ろしている[36]。アイキャッチは外崎の「この原作の画をアイキャッチにしたい」というセレクトを受けて松島が筆ペンで描いている[30]。
色彩設計では、原作通りのカラーにしたいという外崎の要望により、原作のカラーページをベースにアニメーション向けに色彩の調整が行われた。色設定のない原作の登場人物については、まず色彩設計の大前がイメージで色を制作した後に主要スタッフ陣や原作の吾峠、集英社と一緒に調整しながら色彩が決められている。炭治郎の能力である匂いの色は視聴者にも状況がわかりやすいように危険がないときは青色、鬼を感知した時など危険があるときには赤色に設定されている[35]。
第1話は作品の方向性を決めていくための話数となっており、完成後に何度も細かい調整を重ねた結果、他の話数の制作が進んだ後も作業が続き、最終的な完成までに約1年間を要している[37]。
撮影・美術・文字・3DCG(立志編)
水の呼吸や雷の呼吸、ヒノカミ神楽などの呼吸の表現では撮影処理にて効果線に修整・加工を入れて墨で描いた表現に見えるよう処理している。一部の血鬼術に使用される演出効果もCGで制作した素材を撮影処理で修整して作画になじませる手法がとられた。水の呼吸の撮影処理は登場する度にその話数の演出に合わせた表現方法となっており、過去に制作した演出効果を流用せずにカット毎に合わせて独自に作成したものとなっている[34][38]。
美術では、ufotable作品の背景美術はこれまで写真のような写実的・現実的な美術を描いていたが、本作の背景美術では外崎より「キャラクターと同様に主線を出していきたい」という希望をもとに、原作の持ち味が活きるように登場人物の輪郭線の太さに合わせて美術にも筆のような太い輪郭を入れることで、写実的な背景を採用しつつも手描きの雰囲気を強調した骨太な背景美術を描いている。ufotable作品では空や雲をCGで描くことが多いが、今回は日本らしい和の風景を描くために基本的に手描きで描かれており、夜空の色彩はこれまでのufotable作品で主流だったブルーやシアン系の色彩から、大正時代をイメージして霞んだグレーを基調にしている。コメディシーンでは近年のufotable作品ではあまり使用されてこなかった流線背景(イメージ背景)を使用している[29][28]。
美術に関しては、今作でもこれまでのufotable作品と同様に、ufotable美術部とufotableデジタル映像部(撮影・CG)が連携して手描き背景とCGが組み合わされた背景美術を制作している[28]。鼓屋敷や無限城などの動きのある背景美術は美術部とデジタル映像部が共同作業で制作しており、どのような角度から演算処理をしても違和感のないように注意して制作されている[38]。また、第1話では視聴者に大きな印象を残すためにufotableらしい写実的な背景にしたいと外崎が希望し、実際に雪山でロケハンを実施。そこで得た資料写真や芝居映像をもとに美術とCGで雪山を描いている[29]。
登場人物などの紹介に使用されている書体は昭和書体の書家の綱紀栄泉(本名:坂口綱紀)によるもの[39]。
3DCGでは外崎の原作の筆遣いや表現を生かしたCGにしたいという要望から、写実的なCGを多用していたこれまでのufotableらしい画面は残しながらも、作画のアニメーションに寄せたアニメ調なCG作りが行われ、水の呼吸の白波をアニメ調のCGで制作したことで本作の3DCGにおける方向性が決められた。本作ではufotable作品としては珍しく、主要な登場人物のCGモデルも制作されており作中で使用された。これにより、作品全体の質と作業コストの均衡をとりつつ、これまでのデジタル映像部の技術を生かしたアニメーションづくりが実現した[38]。
水の呼吸は作品の準備段階に当たるプリプロダクションの序盤に3D監督の西脇が3ds Maxを使用してビジュアライズの試作を作成。そこからモックオブジェクトとなるプレビュー映像を更新しながら、どこまでを作画で表現するかなどが話し合われた。また、テレビアニメ第1期で使用されるCGカットはその多くが3ds Maxと多数のプラグインにより作成された[33]。最終話に登場する無限城は、「方向感覚を失うような特殊な舞台」を活かした映像表現を実現させるため、背景美術を3ds Maxで制作。このパートの一連のコンテ・演出等の映像演出を寺尾優一が率いるufotableデジタル映像部が制作した。無限城のCGモデルはデジタル映像部所属で無限列車のCGモデルも担当したデジタル映像部の岩田宗一郎が担当。このCGモデルが使用された下弦の鬼の粛清パートは、シーンの一連のカメラワーク設計をデジタル映像部の佐藤号宙が担当。原画はufotableアクションアニメーターの木村豪が担当した[33]。
構成・演出(立志編)
シリーズ構成・脚本制作はこれまでのufotable作品と同様にスタジオ名義での制作となり、社内の所属スタッフ陣が共同で制作している。なお、各話数の脚本担当者名義が全てスタジオ名義のみでクレジットされたのはufotable作品でも本作が初めてである。
本作は連続2クール全26話による作品となる。2クール作品となった理由は登場人物の心情や成長を丁寧に描くために必要だと判断されたため。ufotableにとっては初の連続2クール作品となる[40][32]。ufotableは過去に分割2クール作品を手掛けた経験はあるが連続2クール作品は初となるため、2019年放送に向けて、2018年に関してはテレビシリーズ作品を発表することなく本作に注力していた。そのため、放送開始より半年前の2018年10月時点で数話分の映像が既に完成していた。アフレコでは3話までを完成映像で行い、4話以降は声優の演技を重視して、演技に合わせて絵を調整するために絵コンテによるアフレコを行っている[41]。アフレコが行われた後、演技が良かった場合には、その演技に合わせて作画を完全に描き変えることもあった[42]。
演出では原作よりも大正時代の描写が強化されている。監督の外崎は、スタッフ陣と大正時代のイメージをどこまでアニメーションとして描くかを話し合い、鬼の登場するファンタジー作品でありながらもフィクション作品としての嘘をつきすぎない映像設計を心掛けているという[27]。
次回予告には単行本にのみ掲載される本作の裏設定が描かれた「大正コソコソ噂話」を映像化している。次回予告で公開される裏設定は本予告のために原作者の吾峠が開示した裏設定である[43]。14話、17話の予告では、こちらも単行本にのみ掲載されている「キメツ学園物語」が映像化された[44]。これらの次回予告はufotable漫画班チーフで『劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel』シリーズの脚本を担当した桧山彬が作成しており、アニメのデザインでありながら原作漫画の仕上げに近いタッチの絵になるように絵柄がアニメから若干修正されている[45]。
オープニング映像は外崎がキャラクターデザインの松島をはじめとしたufotableのスタッフ陣と協議をしたうえで「炭治郎の成長」を描くことになり、炭治郎の最初期から修行、最終選別、鬼殺隊入隊以降の展開を追いつつキャラクター紹介をする形となる。また、水の呼吸のエフェクトを出し惜しみなく見せていくような演出となっている[29]。
第19話「ヒノカミ」はテレビシリーズで炭治郎の最後のバトルシーンとなるため、今まで応援してくれた視聴者が最大のカタルシスを得られる展開になるようにシナリオ構成の初期段階から注力された[3]。また、第19話の絵コンテ・演出を務めたufotableの演出家の白井俊行よりヒノカミ神楽、爆血、累の血の糸で、それぞれの色に差異をつけたいと要望され、撮影監督の寺尾や色彩設計の大前により、ヒノカミ神楽は「太陽」、爆血は「紫」など同じ赤の中にも個性をつけるように制作された。竈門炭治郎の父、炭十郎が舞う「ヒノカミ神楽」の振付・舞踊協力は振付師のNAOKIが担当[46]。炭十郎の神楽舞はロトスコープが用いられており、実際に衣装を制作したうえで振付師のNAOKIが躍った映像をベースに、複雑な衣装の動きも含めて映像をトレースして全て作画で制作されている[34][47]。
キャスティング(立志編)
キャスティングに関しては主要キャストである炭治郎・善逸・禰󠄀豆子・伊之助の4人に関してはオーディションを実施。それ以外のキャストは一部オーディションを実施しつつも、そのほとんどを制作側の指名制で決定した。鬼を中心に作中の声優には、業界内でも人気や実力のある声優陣がキャスティングされた。これは炭治郎が命がけで大きな鬼に立ち向かって行く姿を、声でも表現するためである[42]。アニプレックスプロデューサーの高橋は「主人公が死ぬかもしれない」と本当に思わせる世界観であると説得力が出るように、スタッフ内で議論を交わしたうえで、ベテラン声優をキャスティングしたとのこと[23]。
音楽・主題歌(立志編)
音楽は梶浦由記と椎名豪が担当しており、これまでのufotable作品と同様に、毎話数ごとに映像に合わせて音楽を作るフィルムスコアリングの手法を取り入れている[32]。
梶浦はメインテーマとなる「the Main theme of “Kimetsu no Yaiba”」とフィルムスコアリングで制作された「brace up and run!」「survive and get the blade,boy」、汎用的な戦闘曲の「to destroy the evil」、歌のみの音楽である「voices from the past」の5曲の劇伴、エンディング主題歌「from the edge」の作詞・作曲・編曲・プロデュースを担当。梶浦が担当するシーンのイメージは「土の匂い」。梶浦の担当シーンは物語序盤の悲劇的な展開がほとんどであり、そのシーンに合わせて少し低く、悲しげに聞こえる民謡的なフレーズを取り入れている[47]。また、梶浦パートではソロヴォーカルのいくつかを音楽ユニットSee-Sawで一緒に活動していた石川智晶が務めている[48]。
椎名の担当パートは梶浦が担当した5曲以外のすべてであり、全曲でフィルムスコアリングを採用している。収録は2週間に1回のペースで行われ、2、3話分を2日間かけてレコーディングしている。レコーディングは全体で約13回、別途で行われた各楽器のレコーディングも合わせると50回近いレコーディングが行われている[47][49]。制作された楽曲数は全部で670曲以上、その中で完全新規で制作された楽曲は約300曲となる。フィルムスコアリングではアニメスタッフ側が提示したラフ映像と指示をもとに映像のテンポと声優の演技に合わせて音楽を制作している。制作の際には、シンセサイザーにて楽曲のデモ音源を作り、スタッフ陣でチェックをした後に生楽器でレコーディングが行われる。椎名は編集にも参加し、編集スタジオで楽曲を調整することもある[49]。
主題歌はオープニング(OP)・エンディング(ED)共にLiSAが担当しており、全2クールを通して同一の楽曲が採用されている。これは、アニメスタッフ側から「一人のアーティストがOPとEDの両方を歌うことで映像作品としての完成度や統一感を高めたい」と希望があったため[50]。
OP「紅蓮華」は、作詞をLiSA、作曲を草野華余子、編曲を江口亮が務めている[51]。紅蓮華とは水面に咲く赤い蓮の華で、寒さでめくれた皮膚に咲く紅蓮地獄のこと。歌詞には大切な守るべきもののために立ち向かう炭治郎への想いが込められており、TVサイズとフルサイズで歌詞の一部が異なる。これはLiSAが、初期の炭治郎の物語にフルサイズの歌詞を取り入れるのは残酷だと感じたため。フルサイズは、物語が進んだ後の炭治郎の歌となっている[52]。一方、ED「from the edge」は、作中劇伴を務める梶浦由記が楽曲提供をしており、アーティスト名義も梶浦がプロデュースする音楽プロジェクト「FictionJunction」となっている。EDは、主人公たちが見えない道の先を進み続ける楽曲となっている[50]。
第19話「ヒノカミ」には挿入歌として椎名豪 featuring 中川奈美による「竈門炭治郎のうた」が採用されている[53]。作詞はufotable、作曲・編曲は椎名豪が手掛けている。楽曲制作は制作の序盤から19話で盛り上がる場面を作ることが決まっていたため、早い段階で絵コンテが制作され椎名に渡され、歌詞もすでにufotableから提示されていたため、詞先の楽曲制作となった[49]。
無限列車編
テレビアニメ『「鬼滅の刃」 無限列車編』は、劇場アニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』をテレビシリーズ用に全7話で再編集した作品。第1話では煉獄杏寿郎が無限列車へと向かう道中の任務を描いたアニメオリジナルエピソードを描く。第2話から第7話では劇場アニメ本編を分割し、約70カットの新規映像および予告編、新規オープニング・エンディング映像・主題歌、BGMなどを追加している[8][54]。
オリジナルエピソードの第1話「炎柱・煉󠄁獄杏寿郎」には、ufotableがアニメーション制作を担当した『衛宮さんちの今日のごはん』より、只野まことが食文化監修として参加している。また、調理シーンの原画をufotable所属の演出家・宇田明彦、戦闘シーンの原画を同作のプロップデザインを担当するufotable所属の小山将治が担当した[55]。
新たに制作されたオープニングアニメーションは、映画の猗窩座と煉獄が向かい合ったキービジュアルの再現をコンセプトに盛り込んでおり、終盤の該当カットはufotable所属の阿部望が原画を担当。4秒10コマに人物の動きと細かなエフェクトの粒子を別々の用紙で描いたうえで何枚も重ね合わせており、動画にすると323枚が使用されている。また、カット制作の際には阿部がスタジオ内のデジタル映像部に頻繁に顔を出し、連携して細かく映像を調整している。エンディングアニメーションは絵コンテ・演出・作画監督をufotable所属で『Fate/stay night [Heaven's Feel]』シリーズ監督・キャラクターデザイン・総作画監督を担当した須藤友徳が担当している[56]。
遊郭編
制作・作画(遊郭編)
制作では過去作と同様に脚本から撮影までufotable社内で一貫して行う体制で制作が進められた。画面構成においては、ダイナミックな動きの構成は作画部、エフェクトなどの画面作りはデジタル映像部が担っており、各セクションで連携して画面作りを行った[57]。
作画ではレイアウトやラフ原画を担当する第一原画の多くを社内で回し、清書を担当する第二原画も重要なカットは所属スタッフで担当することで品質を維持できる体制を構築した[57]。総作画監督は本作でもキャラクターデザインであるufotable所属の松島晃が単独で担当。作画監督に関しては全11話でufotableの34名のアニメーターが担当した。これまでのシリーズを経験してきた作画監督陣が続投している関係もあり、全カットをチェックする松島は「修正を入れ無くても大丈夫なカットが今までで一番多かった」とインタビューで話している。また、松島と作画監督陣の負担軽減を目的に監督であるufotable所属の外崎春雄も、演出チェックの際に自身で作画監督視点の修正を入れることで作画監督陣のサポートに入った[58]。
ufotableでは社内中心で制作を行う関係上、脚本や絵コンテの段階で担当アニメーターを想定したアテ描きが行われており、各スタッフにあったカットを振り分けることで映像をコントロールして品質を高めている。第6話ではufotable所属のアクションアニメーターである國弘昌之やufotable徳島スタジオの茂木貴之、ufotable所属のエフェクトアニメーターである阿部望の3名が炭治郎と堕姫のアクションを担当。第8話ではufotableデジタル映像部所属で本作の3D監督である西脇一樹が絵コンテと収録済み音声を元に3Dで事前にアクションを全て設計。それを元に、Bパートの宇随と妓夫太郎の屋内での戦闘をufotable所属のアクションアニメーターである小船井充が担当。その他、「音の呼吸伍ノ型」を同話数の絵コンテ・演出を担当したフリーランスの高橋賢、善逸と伊之助の戦闘シーンをフリーランスの武智敏光とufotable所属の大曲健克、屋外での炭治郎や宇随の戦闘を國弘が担当し、各カットの第二原画をufotable社内の若手アニメーターが担当してサポートすることで品質を維持した。第10話は第1期19話「ヒノカミ」の絵コンテ・演出も担当したufotable所属演出家の白井俊行が絵コンテ・演出を担当。國弘や阿部などのアニメーターがアクションを担当している[59][60]。
第2話で善逸が披露した三味線のシーンは小山流三代目の小山豊が担当。演奏内容は小山と椎名豪、ufotableスタッフの協議により、リアルな演奏よりも「吉原遊郭も津軽も経験していない、善逸が独自のスタイルによる演奏」を重視して演奏されている。該当シーンの作画に関してはufotable所属で本作の日輪刀デザインも担当する小山将治が原画を担当。小山は演奏の現場にも立ち会い、そのうえで善逸のダイナミックな演奏を再現するために映像を元に上からなぞることでアニメーションを作るロトスコープはあえて採用しない方向で原画が作られた[61]。
美術・撮影・3DCG(遊郭編)
美術に関しては第1期までのような複数の舞台がある物語ではないため、美術監督をufotable美術部の衛藤功二が単独で担当することになる。美術では遊郭に関して「店舗ごとに色や柄の差別化を図る」方向で美術設定や色の方向性が作られた。京極屋は桜、ときと屋は赤の映えるバラ、荻本屋は椿など、基本的には原作に沿った方向で調整されている。これらの設定は外崎監督のほか、第1話から第3話までの絵コンテや美術設定を担当したufotable所属演出家の栖原隆史が中心となり提案しており、その数から一部使用されなかったデザインもある。それらのデザインはufotableデジタル映像部チーフで本作の撮影監督である寺尾優一が作成した第1話エンディングで見ることができる[62]。
ufotableデジタル映像部では撮影処理と3Dを駆使してアクション設計やエフェクトを中心に全体の画面作りを担当した。本作の舞台である遊郭はアクション設計の観点からufotableデジタル映像部の手で街全体の3Dモデルが作成されているが、第3話で伊之助が駆けまわる荻本屋に関しては内部構造も含めて全て3Dモデルで再現したうえで演出が構築された[62][60]。
注釈
- ^ 遊郭編、刀鍛冶の里編では第1話の美術設定協力。遊郭編第2話以降は栖原隆史が担当
- ^ ここでは最速放送局の放送日(竈門炭治郎 立志編はTOKYO MX、それ以外はフジテレビ系列)を記載。
- ^ a b c d フジテレビ系列フルネット局の存在しない青森県・山梨県・徳島県・山口県・大分県・宮崎県を除く。
- ^ 第7話は2021年12月11日(土)6:55 - 7:30に放送。
- ^ 第2話は2021年10月30日(土)16:30 - 17:00に放送。第3話は2021年11月6日(土)15:55 - 16:25に放送。第5話は2021年11月27日(土)15:55 - 16:25に放送。第6話は2021年12月4日(土)15:55 - 16:25に放送。第7話は2021年12月11日(土)15:55 - 16:30に放送。
- ^ 第7話は2021年12月11日(土)16:25 - 17:00に放送。
- ^ 第1話は2021年12月18日(土)16:00 - 17:00に放送。第2話は2021年12月25日(土)14:00 - 14:30に放送。第3話は2021年12月31日(金)18:00 - 18:30に放送。第4話は2022年1月8日(土)15:30 - 16:00に放送。第6話は2022年1月22日(土)15:30 - 16:00に放送。第11話は2022年2月26日(土)16:15 - 17:00に放送。
- ^ 第1話は2021年12月18日(土)6:30 - 7:30に放送。第11話は2022年3月5日(土)6:45 - 7:30に放送。
- ^ 第2話は2021年12月25日(土)14:00 - 14:30に放送。第4話は2022年1月22日(土)15:30 - 16:00に放送。第8話は2022年2月19日(土)13:55 - 14:25に放送。第11話は2022年3月12日(土)15:45 - 16:30に放送。
- ^ TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11では5分拡大。
- ^ 初回・第四話のみ1:00から配信。
- ^ 第1話は2023年4月15日(土)15:30 - 16:30に放送。第2話は2023年4月22日(土)15:00 - 15:30に放送。第6話は2023年5月20日(土)14:00 - 14:30に放送。第10話は2023年6月17日(土)14:00 - 14:30に放送。第11話は2023年6月24日(土)15:20 - 16:30に放送。
- ^ 第1話は2023年4月15日(土)15:00 - 16:00に放送。第11話は2023年6月24日(土)15:50 - 17:00に放送。
- ^ 第1話は2023年4月23日(日)12:45 - 13:45に放送。
- ^ 第1話は2023年5月6日(土)10:45 - 11:45に放送。第11話は2023年7月15日(土)10:35 - 11:45に放送。
- ^ TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11・AT-X・アニマックスでは30分拡大。
- ^ 初回のみ1:00から配信。
- ^ 初回のみ1:00 - 2:00に配信。
- ^ 初回のみ1:00から配信。
- ^ BGMとして「紅蓮華」「明け星」がメドレー形式で流された。
- ^ ナイター中継の予定されていない日のみ。
- ^ 土曜日にナイター中継がない場合はその土曜日に放送。ある場合は同じ週の日曜日に放送。
- ^ 前述の通り、「鬼滅の刃」の放映権を獲得している。
- ^ 2022年度から日曜日のナイターが前もって組まれていても、スペシャルウィークや優勝、クライマックスシリーズの争いに関わる重要な試合、ポストシーズンなどに放送カードを制限しており、ナイターの放送のない週はスタジオからの定時番組を生放送している。
- ^ 配信開始当時のサービス名称はAbemaTV。2020年4月11日より現在の名称に変更。
出典
- ^ “劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ/吾峠 呼世晴/矢島 綾/ufotable”. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版/吾峠 呼世晴/松田 朱夏/ufotable”. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “TVアニメ『鬼滅の刃』公式キャラクターズブック 壱ノ巻”. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “TVアニメ『鬼滅の刃』公式キャラクターズブック 弐ノ巻”. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “TVアニメ『鬼滅の刃』公式キャラクターズブック 参ノ巻”. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “TVアニメ『鬼滅の刃』公式キャラクターズブック 肆ノ巻”. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “TVアニメ『鬼滅の刃』公式キャラクターズブック 伍ノ巻”. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 壱/吾峠 呼世晴/ufotable”. 2023年6月16日閲覧。
- ^ “アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 弐/吾峠 呼世晴/ufotable”. 2023年6月16日閲覧。
書誌出典
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- ^ “第二話 育手・鱗滝左近次”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第三話 錆兎と真菰”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第四話 最終選別”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第五話 己の鋼”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第六話 鬼を連れた剣士”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第七話 鬼舞辻無慘”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第八話 幻惑の血の香り”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第九話 手毬鬼と矢印鬼”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第十話 ずっと一緒にいる”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月11日閲覧。
- ^ “第十一話 鼓の屋敷”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “第十二話 猪は牙を剥き 善逸は眠る”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月22日閲覧。
- ^ “第十三話 命より大事なもの”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年6月29日閲覧。
- ^ “第十四話 藤の花の家紋の家”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年7月6日閲覧。
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- ^ “第十六話 自分ではない誰かを前へ”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “第十七話 ひとつのことを極め抜け”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年7月27日閲覧。
- ^ “第十八話 偽物の絆”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “第十九話 ヒノカミ”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年8月10日閲覧。
- ^ “第二十話 寄せ集めの家族”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年8月17日閲覧。
- ^ “第二十一話 隊律違反”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年8月24日閲覧。
- ^ “第二十二話 お館様”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年8月31日閲覧。
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- ^ “第二十四話 機能回復訓練”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “第二十五話 継子・栗花落カナヲ”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年9月21日閲覧。
- ^ “第二十六話 新たなる任務”. TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト. 2019年9月28日閲覧。
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- ^ “第二話 深い眠り”. TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編公式サイト. 2021年10月17日閲覧。
- ^ “第三話 本当なら”. TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編公式サイト. 2021年10月24日閲覧。
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- ^ “第九話 霞柱・時透無一郎”. TVアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編公式サイト. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “第十話 恋柱・甘露寺蜜璃”. TVアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編公式サイト. 2023年6月11日閲覧。
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- ^ “第一話 鬼舞辻󠄀無惨を倒すために”. TVアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編公式サイト. 2024年5月13日閲覧。
- ^ “第二話 水柱・冨岡義勇の痛み”. TVアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編公式サイト. 2024年5月19日閲覧。
- ^ “第三話 炭治郎全快‼ 柱稽古大参加”. TVアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編公式サイト. 2024年5月26日閲覧。
- ^ “第四話 笑顔になれる”. TVアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編公式サイト. 2024年6月2日閲覧。
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