飯田市美術博物館 施設

飯田市美術博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 20:24 UTC 版)

施設

安富桜

安富桜(長姫のエドヒガン)
ウィキメディア・コモンズには、安富桜に関するカテゴリがあります。
所在地 長野県飯田市追手町2-655-7
樹種 エドヒガン (C.spachiana)
ウェブサイト 長姫のエドヒガン
テンプレートを表示

敷地内の前庭には、「安富桜」(やすとみざくら)と呼ばれるエドヒガン一本桜がある[10][11]。「安富桜」は飯田市を代表する名木であるとされ、「長姫(おさひめ)のエドヒガン」という名称で長野県指定文化財天然記念物)に指定されている[10][11]。胸高周囲は6m、樹高は20m[10][11]。飯田藩初代藩主堀親昌の時代に植えられたとされ、推定樹齢は「2009年時点で450年」とも[10]、「2010年時点で400年」とも[11]。この敷地はかつての飯田城二の丸であり、飯田藩家老の安富氏の屋敷の庭に相当するため、近年になって「安富桜」と呼ばれるようになった[11]。1921年から1982年まではこの地に長野県飯田長姫高校(現在は移転・統合して長野県飯田OIDE長姫高校に)があり、校庭にある大木として生徒に愛された[11]。例年飯田市ホームページ「さくらさく」にて、開花情報が発表される。

利用案内

飯田市街地における位置
  • 開館時間
    • 午前9時30分から午後5時まで
  • 休館日
    • 月曜日(祝日の場合は火曜日に振替)
    • 祝日の翌日
    • 年末年始(12月29日 - 1月3日)
    • その他、展示入替や燻蒸作業などにより臨時休館あり

  1. ^ a b c d e 施設概要”. 飯田市美術博物館. 2015年3月23日閲覧。
  2. ^ 飯田市美術博物館開館”. 東文研アーカイブデータベース. 2015年3月23日閲覧。
  3. ^ a b 長野県飯田中学校 長野県飯田高等学校 校史編纂委員会『長野県飯田中学校 長野県飯田高等学校 校史Ⅰ』長野県飯田高等学校同窓会、1980年、34頁。 
  4. ^ a b c 伊那史学会『保存版 飯田市の70年』一草舎、2007年、p.160
  5. ^ 飯田市役所総務部庶務課『市政の概要 平成元年版』飯田市役所、1990年
  6. ^ 信濃毎日新聞(2017年8月30日朝刊22面)
  7. ^ 飯田市美術博物館年報, 創刊号〜第27号より
  8. ^ a b 「飯田市美術博物館」『新建築』新建築社、1989年4月号
  9. ^ 飯田市教育委員会『わたしたちの飯田市』2015年
  10. ^ a b c d 『一本桜の里 南信州・伊那谷』6頁
  11. ^ a b c d e f 『信仰と史跡の桜 南信州・伊那谷』100頁
  12. ^ 「伊那谷の岩石園」開設 飯田市美術博物館、標本25点”. 信濃毎日新聞 (2016年8月27日). 2016年8月28日閲覧。


「飯田市美術博物館」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「飯田市美術博物館」の関連用語

飯田市美術博物館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



飯田市美術博物館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの飯田市美術博物館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS