隠の王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 09:17 UTC 版)
禁術について
- 気羅(きら)
- 灰狼衆の宵風が体得。万物に流れる「気」を利用する中国の気功術に近い。己の気(生命力の欠片)を相手に撃ち込み、相手の気の流れを止めることで内部から血肉を破壊する術。術者は次第に五感が機能しなくなり、最終的には死亡する。
- 転変化(てんぺんか)
- 風魔の里の首領・風魔小太郎、虹一、しじまが体得。細胞単位で身体を作り変え、様々な人や動物へと姿を変化させることが可能。細胞に多大な負担がかかり、使用には激痛が伴う。
- 飯綱心眼(いづなしんがん)
- 戸隠の里の首領・織田八重が体得。相手の心の中を読み取る事が出来る術。その代償として、心身共に苦痛を伴わせ、また五行術も使用できなくなる。風魔小太郎が「対・読心術」を体得させた忍には通じなかった。壬晴の心を読む際に、「森羅万象」を目撃している事から記憶や心の中を映像の様に読み取る事が出来ると思われる。
- 蛇薬(だや)
- 万能薬。不治の病をも治すが、わずかな調合法の違いで毒薬にも化学兵器にもなる。体得するのではなく、禁術書に調合方法が書かれている。材料は子供の忍の脳髄。
- 円月輪(えんげつりん)
- 萬天の里のまとめ役である雲平が所持している禁術書。雲平が体得。記憶を記録し、再生できる術。円月輪は雲平の左耳につけているアクセサリーのこと。
秘術・森羅万象(しんらばんしょう)について
- 森羅万象
- 声 - 田村ゆかり
- 現在は主人公・六条壬晴がその身に秘めている。忍が「五行」の森羅万象の理を研究した末に生まれた。森羅万象が宿る人物はランダムであり、幾年もの期間現れない場合もある。森羅万象はそれ自体が自我を持つとも言われており、壬晴は度々自身の中で、彼が「妖精さん」と呼ぶそれと邂逅している。姿は着物姿の女性で、黒岡野しじまによく似ているらしい。
書誌情報
単行本
- 鎌谷悠希 『隠の王』 スクウェア・エニックス〈Gファンタジーコミックス〉、全14巻
- 2004年11月27日発売[10]、ISBN 4-7575-1327-5
- 2005年4月18日発売[11]、ISBN 4-7575-1422-0
- 2005年10月18日発売[12]、ISBN 4-7575-1561-8
- 2006年4月27日発売[13]、ISBN 4-7575-1677-0
- 2006年10月27日発売[14]、ISBN 4-7575-1768-8
- 2007年4月18日発売[15]、ISBN 978-4-7575-2007-3
- 2007年10月27日発売[16]、ISBN 978-4-7575-2128-5
- 2008年3月27日発売[17]、ISBN 978-4-7575-2248-0
- 2008年8月18日発売[18]、ISBN 978-4-7575-2366-1
- 2008年12月27日発売[19]、ISBN 978-4-7575-2453-8
- 2009年6月27日発売[20]、ISBN 978-4-7575-2600-6
- 2009年12月26日発売[21]、ISBN 978-4-7575-2767-6
- 2010年6月26日発売[22]、ISBN 978-4-7575-2919-9
- 2011年1月27日発売[23]、ISBN 978-4-7575-3134-5
関連書籍
- 『隠の王 公式ガイド Unitamente』2008年8月18日発売[24]、ISBN 978-4-7575-2344-9
- 『鎌谷悠希画集 隠の王 リーリカメンテ』2008年8月18日発売[25]、ISBN 978-4-7575-2345-6
- 『隠の王 公式ガイド+ドラマCD -al fine-』2011年1月27日発売[26]、ISBN 978-4-7575-3135-2
- ^ “事業概要”. スクウェア・エニックス・ホールディングス. 2019年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
- ^ “ストーリー”. あにてれ『隠の王』. 鎌谷悠希/スクウェア・エニックス 隠の王プロジェクト. 2022年12月31日閲覧。
- ^ 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 150.
- ^ 原作1巻1話
- ^ a b c 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 153.
- ^ 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 151.
- ^ a b 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 152.
- ^ a b c d e f 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 154.
- ^ a b 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 155.
- ^ “隠の王 1”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 2”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 3”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 4”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 5”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 6”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 7”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 8”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 9”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 10”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 11”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 12”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 13”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 14”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 公式ガイド Unitamente”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “鎌谷悠希画集 隠の王 リーリカメンテ”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “隠の王 公式ガイド+ドラマCD -al fine-”. スクウェア・エニックス. 2022年11月26日閲覧。
- ^ a b c d e f 月刊ニュータイプ2008/07 (2008), p. 149.
固有名詞の分類
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