関東バス五日市街道営業所 現行路線

関東バス五日市街道営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 16:45 UTC 版)

現行路線

成宗線

2011年9月15日まで中野駅に到着する際は、一度北口ロータリーで転回していた。(E1010)
  • 中35:中野駅(南口) - 東高円寺駅 - 大法寺前 - 松の木 - 成田東 - 五日市街道営業所  (日中は運休)
  • 中36:中野駅(南口) - 東高円寺駅 - 大法寺前 - 松の木 - 成田東 - 五日市街道営業所 - 柳窪 - 春日神社 - 松庵二丁目 - 松庵 - 吉祥寺駅(北口)
  • (出庫):五日市街道営業所 → 柳窪 → 春日神社 → 松庵二丁目 → 松庵 → 吉祥寺駅(北口)

中野駅から大久保通りを経て東高円寺駅、青梅街道経由で新高円寺駅へ向かい、五日市街道に入って五日市街道営業所・吉祥寺駅方面へ結ぶ路線。成宗は五日市街道沿線の旧地名。2007年10月16日(実際は20日、21日)から、土休日・日中の運転間隔が21分から14分に改正された。その後、2012年4月2日から平日・日中も14分間隔になった。2014年11月19日より、土休日・日中は中35の運行の運行を全て中止し、全便中36となった[1]

新高円寺駅に停車するのは吉祥寺方面のみで、中野方面は新高円寺付近で五日市街道の新道を経由するため、新高円寺駅には停まらない[2]。新高円寺駅へは大法寺前より徒歩数分でのアクセスとなる。

2012年1月15日、和田堀公園入口停留所が「成田東三丁目」に改称された。2012年2月15日、駅前通り停留所が「サンロード入口」に改称された。

川南線

荻窪駅とシャレール荻窪(旧・荻窪団地)を結ぶ短距離路線で、朝晩を除きパターンダイヤが採用されている。非常に狭い道を走るため、新設当初から専属の中型車が使用されている。 荻窪二丁目 - シャレール荻窪は補助員[3]が添乗している。 2012年1月15日、団地口停留所が「荻窪二丁目」に、荻窪団地停留所が「シャレール荻窪」に改称された。2013年12月9日よりシャレール荻窪停留所から従来折返しのために回送となっていた区間を延伸し、シャレール荻窪停留所の移設とその間に2ヶ所の停留所を新設、旧シャレール荻窪停留所(乗車側)を「荻窪一丁目北」に改称した(降車側は廃止)[4]

高井戸線

  • 荻53:荻窪駅南口 - 荻窪四丁目 - 川南 - 荻窪二丁目 - 柳窪 - 五日市街道営業所
  • 荻54:荻窪駅南口 - 荻窪四丁目 - 川南 - 荻窪二丁目 - 柳窪 - 高井戸駅 - 芦花公園駅
  • 荻56:荻窪駅南口 - 荻窪四丁目 - 川南 - 荻窪二丁目 - 柳窪 - 日本年金機構入口
  • 荻58:荻窪駅南口 - 荻窪四丁目 - 川南 - 荻窪二丁目 - 柳窪 - 高井戸駅 - 芦花公園駅 - 中宿 - 千歳烏山駅 - 給田 - 北野
  • (出入庫):五日市街道営業所 - 柳窪 - 日本年金機構入口
  • (出入庫):五日市街道営業所 - 柳窪 - 高井戸駅 - 芦花公園駅
  • (出入庫):五日市街道営業所 - 柳窪 - 高井戸駅 - 芦花公園駅 - 中宿 - 千歳烏山駅 - 給田 - 北野

荻窪駅から環八を南進し、京王線沿線へ向かう本営業所の主力路線。渋滞の激しい環八、旧甲州街道を走行するため定時性が保てているとは言い難いが、JR中央線京王井の頭線京王線を結ぶ杉並区では数少ない南北交通路線のため本数は多く、利用者も多い。

主力は荻54で、柳窪・京王井の頭線高井戸駅を経由し京王線芦花公園駅に至る。

荻58は荻54の終点である芦花公園駅から千歳烏山駅へと西進し、三鷹市北野に至る路線。高井戸線では一番長い距離を走る路線であるが、荻54と比べると毎時3本ほどと本数は少ない。

荻53は荻窪駅と営業所を結ぶ出入庫路線で、荻窪駅を発着する全系統の出入庫を受け持つ。以前は非常に偏ったダイヤだったが、2007年10月16日より上りの一部の時間帯を除き、一般的なダイヤに改定されたが、運転本数の少ない時間帯があるのは変わりない。深夜バスも運転されており、荻窪駅南口を発着する路線で最も遅くまで運行される(平日)。

荻56は平日朝夕のみの運行で荻窪駅と日本年金機構本部を結ぶ路線で、荻52を一区間延長した形で1998年1月16日に開業した。日本年金機構本部への通勤路線である一方で、朝夕の荻54・58系統の混雑緩和や環八の渋滞を回避し荻窪方の定時運行を支える側面を持つ。柳窪の交差点北東側には、現在も荻52が使用していた折返場の跡地がある(現在でも事業用車が度々行き来し停車し、活用はされている)。

荻窪から烏山方面への路線変革

かつて烏山・三鷹市方面に至る路線は荻55(荻窪駅 - 新川団地北口)が存在したが、2002年5月13日に烏山で分断、荻57(荻窪駅 - 給田)と烏20(千歳烏山駅 - 給田 - 新川団地北口 - 牟礼七丁目)が新設された。これによって新川地区では新規経路が設定されることとなったが、烏山・給田周辺での折返し用の待機所が確保出来ないことと、新川・牟礼地区における利用者の少なさから、2007年10月16日に烏20が廃止、荻57は早朝の上り1便のみとされ、荻58を新設した。烏20が廃止された同日に牟礼行きも廃止された(後述)ことにより、関東バスは新川・牟礼地区から完全に撤退した。2008年9月16日、荻57として残されていた給田始発の1便も荻58に統合され、荻57は正式には消滅したが、給田始発の廃止まで方向幕では荻57として設定されていた。2012年4月2日、給田始発の1便は北野始発に変更となり、荻57は完全に消滅した[5]

2010年2月1日、社会保険庁入口停留所が「日本年金機構入口」に改称された。2012年1月15日、団地口停留所が「荻窪二丁目」に、浴風園停留所が「浴風会前」に、芦花公園駅入口停留所が「芦花公園駅」に改称された。

春日線

  • 荻60:荻窪駅南口 → 荻窪四丁目 → 大宮前体育館 → 宮前公園 → 春日神社 → 宮前三丁目 → 南荻窪二丁目 → 大宮前体育館 → 荻窪四丁目 → 荻窪駅南口
  • (出庫):五日市街道営業所 → 柳窪 → 春日神社 → 宮前三丁目 → 南荻窪二丁目 → 大宮前体育館 →荻窪四丁目 → 荻窪駅南口
  • (入庫):荻窪駅南口 → 荻窪四丁目 → 大宮前体育館 → 宮前公園 → 春日神社 → 宮前三丁目 → 南荻窪二丁目 → 宮前公園 → 柳窪 → 五日市街道営業所

荻窪駅から南荻窪・宮前地区を循環する変則8の字路線である。一方通行の狭隘な道を多く通るが、荻窪駅への通勤通学客や宮前四丁目の近くにある東京都立西高等学校への通学客の利用により利用率が高いために終日に渡って本数は多く、深夜バスも運転される。循環系統のため途中の大宮前体育館発車後に行き先が荻窪駅に変わり、終点の宮前三丁目を越えて南荻窪二丁目まで乗車できる。

宮前三丁目から荻窪駅に戻らずに入庫する便は宮前公園を2度通過し、春日神社近くの交差点より五日市街道に入る。出庫便は春日神社より荻窪駅行きとなる。この為宮前公園から荻窪駅に向かう場合は運転本数が他の停留所より少なくなる為注意が必要である。

2009年1月15日、電々アパート停留所が「宮前三郵便局西」に改称された。

2014年4月1日、荻窪小学校停留所が「大宮前体育館」に改称された。

烏山線

  • 烏01:千歳烏山駅 → 烏山北小学校 → 寺院通り一番 → 寺院通り五番 → 久我山病院 → 烏山都営住宅前 → 烏山バイパス → 中宿 → 千歳烏山駅
  • (出庫):五日市街道営業所 → 柳窪 → 高井戸駅 → 芦花公園駅 → 千歳烏山駅 → 寺院通り → 久我山病院 → 烏山都営住宅前 → 烏山バイパス → 中宿 → 千歳烏山駅
  • (入庫):千歳烏山駅 → 烏山北小学校 → 寺院通り一番 → 寺院通り五番 → 久我山病院 → 烏山都営住宅前 → 烏山バイパス → 中宿 → 芦花公園駅 → 高井戸駅 → 柳窪 → 五日市街道営業所

千歳烏山駅を起終点とし、世田谷区北端の北烏山地区・久我山病院を時計回りに循環運転する。

昭和初期に個人事業者によって立ち上げられ、その後関東バスの前身企業の一つである進運乗合自動車が買収。戦時統合によって関東乗合自動車に渡った歴史を持つ。かつては寺院通りの往復運行を行っていた。それと同時に寺院通り - 烏山 - 牟礼線も運行され、この名残として以前烏02(久我山病院 → 烏山 → 給田 → 新川 → 牟礼)が存在した(後述)。通常は中型車での運行だが、彼岸時は大型車を投入する。

2012年1月15日、烏山停留所が「千歳烏山駅」に、浴風園停留所が「浴風会前」に、芦花公園駅入口停留所が「芦花公園駅」に改称された。

高円寺線

  • 高10:高円寺駅北口 - 大場通り - 野方二丁目 - 八幡前 - 野方駅北口 - 中野北郵便局 - 豊玉南住宅 - 豊玉こうしん通り - 練馬駅(平日朝1本のみ)
  • 高60:練馬駅 → 桜台駅 → 豊玉中二丁目 → 中野北郵便局 → 野方駅北口 → 八幡前 → 野方二丁目 → 大場通り → 高円寺駅南口(最終便のみ)
  • 高60:高円寺駅北口 - 大場通り - 野方二丁目 - 八幡前 - 野方駅北口 - 中野北郵便局 - 豊玉中二丁目 - 練馬駅
  • 高63:高円寺駅北口 - 大場通り - 野方二丁目 - 八幡前 - 野方駅北口 - 中野北郵便局 - 豊玉南住宅

高円寺駅から環七通りを北上し、練馬駅方面へ至る南北交通路線。野方駅付近は西武新宿線では珍しい立体交差となっているため、踏切通過待ちはないが、環七通りの交通量が多いため渋滞により遅延することも多い。1975年頃までは京王帝都(現・京王バス東)との共同運行だったが、京王が練馬営業所を閉鎖したことで撤退し、関東バスの単独運行となった。2008年3月16日に実施されたダイヤ改正により新たに高60を受け持つこととなり、従来から担当している丸山営業所、同日より参入した阿佐谷営業所との共管路線となった。その後、同年9月16日改正で五日市街道営業所の単独担当に変更され高61が新設された。

2009年10月1日のダイヤ改正で高61が廃止され、代替で高63が新設された。平日は朝夕のみの運行であり、高円寺駅発着路線として初めて深夜バスが設定された。

なお野方駅付近から高円寺駅への朝始車ダイヤにおいては、現在でも丸山営業所の高70系統が応援の形で1往復のみ残されている。

2009年5月1日、高円寺北二丁目停留所が「杉並芸術会館 座・高円寺前」に改称された。2011年11月15日、野方駅南口停留所が「野方駅入口」に改称された。2012年1月15日、桜台駅前停留所が「桜台駅」に、保健相談所前停留所が「リサイクルセンター入口」に改称された。

2013年9月20日のダイヤ改正で、豊玉南住宅から練馬駅までを最短経路で結ぶ高10が新設され、高10・60は日中時間帯において交互に運行される。同時に高63は早朝の高円寺駅行き1便と夜間の豊玉南住宅行き1便まで減便され、深夜バスも高10として練馬駅へ延伸された。なお、平日の高10高円寺駅行き最終便は南口行きとなる。 しかし豊玉こうしん通り付近の渋滞で定時運行が確保しにくい事から、2020年11月16日のダイヤ改正で高10は朝1往復のみに減便され、代わりに平日のみ阿佐谷営業所管轄の中03が新設された。また、最終便の高円寺駅南口行きも高60に変更された。[6] 2021年3月16日のダイヤ改正で中03の土休日運行開始を受け、平日早朝1本のみとなった。

馬橋線

  • 高43:高円寺駅南口 - 新高円寺駅 - 大法寺前 - 松の木 - 成田東 - 五日市街道営業所

営業所から高円寺駅への出入庫系統ながら1950年代初頭から運行されており、線名の「馬橋」は新高円寺駅周辺の旧町名である。高円寺線で使用する車両でも南口 - 北口は回送となる。

高円寺阿波おどり開催中は高円寺駅南口 - 五日市街道入口交差点間が交通規制により通行できなくなるため、高円寺駅北口始発となり環七通り・高円寺陸橋経由での迂回運行となる。この際、迂回区間内の途中停留所である「杉並芸術会館 座・高円寺前」・「杉並車庫前」は通過となり高円寺駅北口 - 新高円寺駅・大法寺前間は無停車で運行する。なお、規制時間帯は高円寺駅方面の「新高円寺駅」停留所も規制区間に含まれるため停車しない。

2012年1月15日、和田堀公園入口停留所が「成田東三丁目」に改称された。

松ノ木線

松ノ木線に充当される車両
  • 高45:高円寺駅南口 - 新高円寺駅 - 大法寺前 - 松の木 - 松ノ木住宅 - 大宮八幡前 - 永福町京王バス永福町営業所と共同運行)
  • 新02:新高円寺駅 - 大法寺前 - 松の木 - 松ノ木住宅 - 大宮八幡前 - 永福町(京王バス永福町営業所と共同運行)

京王バスの永01(永福町 - 松ノ木住宅)をベースに、2002年(平成14年)6月1日付でJR高円寺駅まで延伸したもので、同時に関東バスが新規参入して共同運行となった。運賃は京王バスに合わせて現金210円(小児現金110円)としている。

松ノ木地区周辺の道路が非常に狭いため、専用の小型車が使用されている。日中は高45として運転されるが、それ以外は新02として新高円寺駅で折り返し新高円寺駅 - 永福町間の本数を同じ運行台数で増加させている。なお関東便の出入庫(新高円寺駅 - 五日市街道営業所)は回送となる。高円寺阿波踊り開催中は上述の高43とは異なり、高45は運休となり新高円寺駅 - 永福町間を通常の高45と同じダイヤにおいて新02として運行する。

2015年4月10日、大宮町停留所の高円寺方面が「方南水道道路」に改称された。

2019年10月16日、ダイヤ改正(19時以降の便を永福町〜高円寺駅南口まで延伸、最終バス繰り上げを含む)が行われた[7][8]

杉並区コミュニティバス・すぎ丸

2008年11月29日に杉並区コミュニティバス「すぎ丸」の3番目の路線として開業。日野・ポンチョで運行され、運行間隔は約20分である。 2016年9月1日に青梅街道営業所から移管された。


  1. ^ 五日市街道営業所管轄・運行ダイヤの変更について - 関東バス 2014年12月15日閲覧
  2. ^ 2002年5月までは往復とも旧道を経由し、中野駅行きは新高円寺郵便局そばの停留所に停車していたが道幅が狭いため、6月に中野駅方面のみ新道経由に変更された。これに伴い、中野駅方面の新高円寺駅停留所は廃止され、路線図には「中野駅行きは通過」と表示している。吉祥寺方面はこれ以降も旧通を経由し、新高円寺駅に停車している。
  3. ^ 補助員は旧・環八通りへの右左折時の交通整理員も兼ねている。
  4. ^ 五日市街道営業所管轄・路線の延長とバス停変更および停留所通過時刻の一部変更について - 関東バス 2013年12月12日閲覧
  5. ^ a b 五日市街道営業所管轄・運行ダイヤの変更および系統の廃止について - 関東バス 2014年12月26日閲覧
  6. ^ https://www.kanto-bus.co.jp/upload/news3/28YRVY7-news3_content-003.pdf
  7. ^ 【10月16日(水)】五日市街道営業所管轄ダイヤ改正”. 関東バス (2019-1010). 2019年10月14日閲覧。
  8. ^ 【ダイヤ改正】高45永福町駅〜高円寺駅南口 10月16日(水)ダイヤ改正のお知らせ”. 京王バス (2019年10月7日). 2019年10月14日閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「関東バス五日市街道営業所」の関連用語

関東バス五日市街道営業所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



関東バス五日市街道営業所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの関東バス五日市街道営業所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS