繊維 天然繊維

繊維

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 01:56 UTC 版)

繊維[注 1](せんい、: fibre)は、細く、しなやかな素材。細くて長い物質[2][注釈 1]


注釈

  1. ^ 医学分野においては主に「線維」と表記される(例:神経線維など)[1]

出典

  1. ^ 工業規格を設定しているASTMインターナショナルの定義では繊維は物体の形状であり、材質を問わないとされている[3]
  2. ^ 「直径」という概念を基準に、天然繊維も含めて定義しようとすることにはかなり無理がある。ところが、あくまで鉄道産業の発展に伴ってレールを製造するための鋼の規格を制定する団体として始まったASTMインターナショナルは、「長さは直径あるいはの100倍以上あるもの」、と「直径」という概念を持ち出してしまっている。ASTMは、あくまでレールの鋼材の規格制定する団体を出発点としており鋼材の理解はかなり深いが、繊維業界の団体を母体としておらず繊維の理解はかなり浅い。
  3. ^ フランス語ではH,hを発音しない。Chardonnetの音のカタカナ表記はシャルドネが妥当。実際の音は こちらで聞くことができる。
  4. ^ 通常、有機質繊維を無機質繊維よりも前に挙げる。
  5. ^ 比較的長い羊毛でも数十センチメートル程度。つむいで、長い糸にして使う。
  1. ^ 澤田和也. “繊維と線維(生体線維の洗浄と再生医療への展開)” (PDF). 2024年2月2日閲覧。
  2. ^ 日本大百科全書
  3. ^ a b c d e f g h i j 下村 寿「繊維の分類」『繊維製品消費科学』第8巻第5号、1967年、271-278頁、2020年6月21日閲覧 
  4. ^ [https://kotobank.jp/word/%E7%B9%8A%E5%BA%A6-550773 コトバンク 繊度
  5. ^ 『改訂新版 世界大百科事典』【繊維】
  6. ^ a b c d e f Great stories and history of wool
  7. ^ Yuxuan Gong, Li Li, and Juzhong Zhang "Biomolecular Evidence of Silk from 8,500 Years Ago"
  8. ^ 垣内弘. "レーヨン". 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより2023年6月21日閲覧
  9. ^ History and Future of Plastics
  10. ^ NAIGAI, 所蔵品でたどるストッキングの変遷
  11. ^ a b c d e f g h i j k l Textile and fibre science Gate PREPRATION
  12. ^ 福原基忠. “衣料用ポリエステル繊維技術の系統化調査”. 国立科学博物館. 2023年4月11日閲覧。
  13. ^ [1]
  14. ^ コトバンク、タンパク繊維
  15. ^ a b TEXTILE NET、すごいぞポリエステル 国内生産量・消費量ナンバー1
  16. ^ [2]化学繊維の用語集


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