第34回有馬記念 レース施行時の状況

第34回有馬記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 14:12 UTC 版)

レース施行時の状況

オグリキャップ第100回天皇賞(秋)でスーパークリークの2着に敗れた後、第6回マイルチャンピオンシップ第9回ジャパンカップ連闘した(マイルチャンピオンシップは優勝、ジャパンカップは2着)。GIを連闘したことと9月から5回レースに出走していたことから疲労の蓄積が懸念されたものの、ファンは同馬を高く支持し、レース前のファン投票で有馬記念史上最多となる19万7682票を獲得し、当日も1番人気に支持された。オグリキャップと2番人気のスーパークリークと2頭が単枠指定を受け、単勝式オッズでも3番人気以下を大きく引き離すなど「二強対決」のムードが強く漂っていた。

出走馬と枠順

天候:雨、芝:。馬齢は旧表記。
枠番 馬番 競走馬名 騎手 単勝オッズ 調教師
1 1 オグリキャップ 牡5 南井克巳 1.8(1人) 瀬戸口勉
2 2 ミスターブランディ 牡8 津留千彰 79.7(14人) 大和田稔
3 ダイナカーペンター 牡6 増沢末夫 18.0(5人) 増本豊
3 4 スーパークリーク 牡5 武豊 3.1(2人) 伊藤修司
4 5 キリパワー 牡5 大塚栄三郎 49.0(12人) 清水利章
6 ドクタースパート 牡4 的場均 59.4(13人) 柄崎孝
5 7 リアルバースデー 牡4 河内洋 26.0(7人) 佐藤林次郎
8 カシマウイング 牡7 東信二 103.8(16人) 飯塚好次
6 9 ランニングフリー 牡7 菅原泰夫 34.8(9人) 本郷一彦
10 ハワイアンコーラル 牡5 大崎昭一 90.2(15人) 中村広
7 11 フレッシュボイス 牡7 郷原洋行 48.1(11人) 境直行
12 サクラホクトオー 牡4 小島太 12.6(3人) 境勝太郎
13 ミスターシクレノン 牡5 松永幹夫 21.8(6人) 小林稔
8 14 ヤエノムテキ 牡5 西浦勝一 34.0(8人) 荻野光男
15 イナリワン 牡6 柴田政人 16.7(4人) 鈴木清
16 スルーオダイナ 牡6 岡部幸雄 35.0(10人) 矢野進

レース展開

レース序盤はダイナカーペンターが逃げ、レース前に陣営が先行策をとることを打ち合わせていたオグリキャップが2番手、スーパークリークが4番手を追走した。第4コーナーでオグリキャップがダイナカーペンターを交わして先頭に立ったがスーパークリークに交わされ失速した。そのままスーパークリークが先頭でゴールするかと思われたが、残り100mの地点でイナリワンが強烈な追い込みを見せ、ゴール前でわずかにスーパークリークを差して優勝した。




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