福岡第一師範学校 校地の変遷と継承

福岡第一師範学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 14:18 UTC 版)

校地の変遷と継承

福岡第一師範学校男子部

荒戸校地
前身の福岡県福岡師範学校から引き継いだ福岡市荒戸町 (現・中央区西公園) の校地を使用した。同校地は後身の新制福岡学芸大学に継承され、福岡分校となった (1949年(昭和24年)5月 - 1952年(昭和27年)4月の間は大学本部も置かれた)。同校地は1966年(昭和41年)11月に大学 (同年4月、福岡教育大学と改称) が現在の宗像市赤間に統合移転するまで使用された。旧荒戸校地は現在も、福岡教育大学附属福岡小学校中学校が使用している。

福岡第一師範学校女子部

鳥飼校地
前身の福岡県女子師範学校から引き継いだ福岡市鳥飼町 (現・城南区鳥飼2丁目) の校地を使用した。旧鳥飼校地は現在、鳥飼県営住宅や福岡市立南当仁小学校 (1949年(昭和24年) - 1956年(昭和31年)の間は当仁中学校) が使用している。
久留米校地
第二次世界大戦末期、1945年(昭和20年)6月の空襲で女子部校舎・附属国民学校校舎を焼失し、1946年(昭和21年)に久留米市津福 (のちの西町、現・南町1丁目) の旧陸軍兵舎跡に移転した。久留米校地は後身の新制福岡学芸大学に継承され、久留米分校となった。同校地は1966年11月に宗像市赤間に統合移転するまで使用され、現在は福岡教育大学附属久留米小学校中学校が使用している。

著名な出身者


  1. ^ 『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年) 61頁・201頁、および、『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 353頁による。
  2. ^ 入所資格は 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 354頁による。『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1263頁では20歳以上。
  3. ^ 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 356頁。
  4. ^ 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 357頁による。『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1263頁では 1875年7月。
  5. ^ 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 359頁。
  6. ^ 『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年) 200-201頁。
  7. ^ 大学概要2007 (pdf, 約6.3MB) 41頁沿革略図。
  8. ^ 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 365頁。
  9. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1264頁。
  10. ^ 大学概要2007 (pdf, 約6.3MB) 41頁沿革略図では、1887年4月。
  11. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1266頁。
  12. ^ 『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年) 94頁。ただし、『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年(昭和55年)) 824頁によれば、1903年(明治36年)4月の女子師範開校時は鳥飼村の新校舎が使われ、火災で焼失したため再び荒戸町の旧女子部校舎に戻った。
  13. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1264-1265頁。
  14. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1265頁、『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 813頁。
  15. ^ 詳細は福岡第二師範学校を参照)。
  16. ^ 『福岡県教育百年史 : 第6巻 通史編 (2)』(1981年) 180頁。
  17. ^ 『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 824頁によれば、1903年4月の女子師範開校時は鳥飼村の新校舎が使われたが、5月に火災で焼失したため、再び荒戸町の旧女子部校舎に戻った。
  18. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年) 1265頁、『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年) 813頁による。『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年) 94頁では 1907年(明治40年)3月。
  19. ^ 『福岡市史 : 第1巻 明治編』(1959年(昭和34年)) 1265頁、『福岡県教育百年史 : 第5巻 通史編 (1)』(1980年(昭和55年)) 825頁による。『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年(平成18年)) 96-97頁では 1907年()4月。
  20. ^ 『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年) 96頁。
  21. ^ 『「師魂」の継承 : 福岡教育大学の過去・現在・将来』(2006年(平成18年)) 137頁。
  22. ^ 九州芸術工科大学
  23. ^ 国立公文書館「種子島時中外三名尋常師範学校長並ニ教頭ニ被任ノ件」履歴書付、明治20年4月7日。八重野範三郎は熊本県士族、嘉永2年4月生。
  24. ^ 『官報』第3199号、大正12年4月2日。
  25. ^ 『官報』第2602号、大正10年4月7日。
  26. ^ 『官報』第4865号、昭和18年4月2日。
  27. ^ a b 『官報』第5565号、昭和20年8月1日。


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