石炭の歴史村 主な施設

石炭の歴史村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 15:28 UTC 版)

主な施設

過去にあった施設

旧駐車場歩行者出入口(2006年)
  • 郷愁の丘ミュージアム[25]
    • 昭和レトロ館
    • 夕張キネマ館
    • 夕張プラザ
  • グリーン大劇場[12]
  • 物産館
  • SL館(休館中)[12]
  • 知られざる世界の動物館[12](2013年(平成25年)6月に解体)
    世界各国の動物剥製約1,000体を展示[26]。所蔵品の動物剥製は国立科学博物館に無償譲渡[27][28]
  • ロボット大科学館(2008年(平成20年)8月末に解体)
    身長12mの巨大ロボットオブジェ「新世紀ロボ ユーバロット」を中心に据え、ロボット100体以上を展示[29]。展示物のうち相澤次郎の制作した「相澤ロボット」は国際医療福祉教育財団に返還し[30]、うち「ミスター・スパーク」「りょうくん」の2体が多摩六都科学館に移設された[31]
  • アドベンチャーファミリー(遊園地)[12]
    1983年6月1日開業[12]、夏期間のみ営業。2006年(平成18年)10月15日から閉鎖されて冬季休業に入り[19]、再開されないまま野ざらしの状態となっていたが[20]、2008年(平成20年)5月から解体を開始し、撤去された[21]
    • アトミックコースター(コース長218m・6両編成・定員24名)[12]
    • ジェットコースター(コース長800m・6両編成・定員36名)[12][13]
    • 大観覧車[13]'84小樽博覧会より移設)[32]
    • エアーファイター(直径16m・2名定員ゴンドラ×12台)[12]
    • ファンハウス「日本怪談物語」(ゲームセンター併設)[12]
    • チェーンタワー(定員32名)[12]
    • サイクルモノレール(コース長200m・2名定員ゴンドラ×10台)[12]
    • メリーゴーランド(直径17m・定員30名)[12]
    • 「軽便鉄道」[12]
      車輛は「おとぎ列車」スタイル。路線長800m・6両編成定員144名で展示部分と遊園地部分を結び[12]、駅が2ヶ所あり村内の交通機関としても機能。
    • ゴーカート
    • グレートポセイドン('84小樽博覧会より移設)[32]
    • スーパースイング('84小樽博覧会より移設)[32]
    • ローラーリュージュ(2006年(平成18年)8月31日営業終了[25]
      ハンドルと車輪のついたそりの一種でカーブが連続するコースを滑り下りる遊具[25]。プロスキーヤー三浦雄一郎氏の提案をきっかけに設置され、建設費約6億円[25]、全長1,132m[26]
      指定金融機関の北海道拓殖銀行が「採算が取れるとは思えない」と融資を断ったことで金融界で話題になった施設である[25]
    • ライブロボ[注釈 1]
    • 屋外プール「アドベンチャーフォール」[33]
  • 水上レストラン「望郷」
    130名収容のセルフサービス方式レストラン[26]
  • イベント館(アラモ砦)[26]
  • グリーン大劇場[26]
  • ファミリーキャンプ場[26]
  • ローズガーデン[26]
  • 炭鉱(やまの)生活館
    等身大の人形を用いて炭鉱住宅街の様子を再現[10][12]。また全盛期の夕張市のジオラマ模型、生活や動植物などのパネル展示も展開[26]。2015年解体。
  • 花とシネマのドリームランド
    約30haのフラワーガーデン[26]
  • 歓迎ハウス「エルドラド」[33]
  • 映画のある街夕張展示館[33]
  • 銘石園[33]
  • 北方果樹園[33]
  • 管理ステーション[33](旧夕張駅駅舎)

注釈

  1. ^ 特撮番組超獣戦隊ライブマン』の撮影で使われたもの。三機の工作用重機を改造して作られ、実際に合体することができた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j “夕張「歴史村」が自己破産 負債74億円、全社員解雇”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年11月29日)
  2. ^ a b 酒井麻里子、杉原洋嗣 (2007年4月28日). “再建始動 夕張の春(5)歓迎と不安 観光施設再開”. 読売新聞 (読売新聞社)
  3. ^ a b c “石炭の歴史村 7月オープン タワーが歓迎”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1980年6月26日)
  4. ^ a b c 鈴木徹(2006年8月30日). “夕張よ 盛衰の軌跡 3 “2億円”寄贈話 たが外れ錬金術の沼へ”. 北海道新聞 (北海道新聞社)
  5. ^ a b 夕張市長まちおこし奮戦記 超過疎化からの脱出作戦 - 青野豊作(PHP研究所 1987年)
  6. ^ a b 横井正浩 (2006年8月29日). “夕張よ 盛衰の軌跡 1 炭鉱から観光へ 「積極路線」が病巣に”. 北海道新聞 (北海道新聞社) 
  7. ^ ““波瀾万丈の日々”に別れ 6期24年 中田鉄治夕張市長が退任”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年4月26日) 
  8. ^ “北炭夕張砿模擬坑”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1973年1月14日) 
  9. ^ 斉川誠太郎 (2006年8月30日). “夕張よ 盛衰の軌跡 2 前市長の夢 まち再生へ らつ腕発揮”. 北海道新聞 (北海道新聞社) 
  10. ^ a b “週遊スクエア 夕張・石炭の歴史村「炭鉱生活館」 炭住街の活気再現 実物大模型やパノラマ”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1997年12月4日) 
  11. ^ “石炭の歴史村 史跡夕張鉱”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1980年6月26日) 
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “石炭の歴史村(夕張)にアドベンチャーファミリー”. ゲームマシン. アミューズメント通信社 (217): pp. 6-7. (1983年8月1日). 1983-08-01. https://onitama.tv/gamemachine/pdf/19830801p.pdf 
  13. ^ a b c “ゴールデンウイークガイド 楽しさいっぱい さあ出かけよう”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年4月27日) 
  14. ^ “多彩にバラ満開 赤やピンク2万2千本 夕張”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1997年7月26日) 
  15. ^ “夕張 連帯のコンサート”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1983年8月13日) 
  16. ^ “ユーパロフェス レゲエのビート 3600人酔う”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年8月6日) 
  17. ^ “夕張市の“三セク決算”明暗 観光開発 宿泊好調で黒字に 歴史村観光 利益幅が拡がる 木炭製造 累積赤字膨らむ”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1996年6月21日) 
  18. ^ “再建団体申請 夕張市長、きょう議会で表明 動き急、戸惑いに拍車 市民 「暮らし想像できぬ」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年6月20日) 
  19. ^ a b “夕張よ 経費節減、休業前倒し 三セクの10施設 再開は不透明”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年10月16日) 
  20. ^ a b “閉鎖続く夕張「アドベンチャーファミリー」 解体、鉄くず売却も 市など検討 譲渡、再開は絶望的”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年10月4日) 
  21. ^ a b “夕張「アドベンチャーファミリー」 解体 月内にも開始 中国で再利用も検討”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年5月10日) 
  22. ^ “北海道 夕張 石炭博物館で火災 坑道にある本物の石炭が燃焼か”. 日本放送協会. (2019年4月19日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190419/k10011888961000.html 
  23. ^ “夕張市石炭博物館の火災続く 炭層引火か、坑道に注水”. 北海道新聞. (2019年4月19日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/297792 
  24. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 石炭博物館の再開に向けて-これまでの経緯と運営計画- - 吉岡宏高(炭鉱の記憶推進事業団)
  25. ^ a b c d e 沢田信孝、高橋俊樹(2006年9月2日). “夕張よ 盛衰の軌跡 5 冷ややかな視線 ずさん計画 銀行見抜く”. 北海道新聞 (北海道新聞社)
  26. ^ a b c d e f g h i j 石炭の歴史村〔北海道・夕張〕:考察 - 空間通信
  27. ^ “夕張の剥製が「引っ越し」 国立科学博物館で公開始まる”. MSN産経フォト. (2013年1月16日). オリジナルの2013年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130118032807/http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/01/17hakusei/ 2018年6月4日閲覧。 
  28. ^ “夕張が剥製6百体譲渡/国立科学博物館で公開”. 四国新聞社. (2013年1月16日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20130116000073 
  29. ^ 財政破綻…そして鉄くずに 夕張の「救世主ロボ」解体 - 朝日新聞 2008年8月29日
  30. ^ 相澤博士のロボットが里帰り - 国際医療福祉教育財団
  31. ^ 2"人"の相澤ロボットが生誕の地・西東京の多摩六都科学館へ - 財団が寄託 - TECH+
  32. ^ a b c 海と人と小樽博だより - 北海道新聞1984年8月24日21面
  33. ^ a b c d e f 石炭博物館バックヤードお宝拝見ツアーの様子 - そらち★ヤマの記憶だより(NPO炭鉱の記憶推進事業団 FC2ブログ)






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