朴鐘顕 朴鐘顕の概要

朴鐘顕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 04:07 UTC 版)

概要

大阪府堺市出身。両親は実業家で、朴本人も母親が経営する企業の取締役に名を連ねる。大阪府立三国丘高等学校[1]京都大学法学部を卒業後、1999年(平成11年)に講談社へ入社し、週刊少年マガジン編集者となる。2009年、別冊少年マガジンを初代編集班長[注釈 1]として立ち上げる。2013年にマガジンSPECIAL編集班長、2016年にモーニング編集次長 [注釈 2]に就任[4]

週刊少年マガジン編集者としては「GTO」「七つの大罪」などを担当した[4] [5]

別冊少年マガジン編集班長として創刊時に示した編集方針から連載に至った作品の中には「進撃の巨人」「惡の華」があるが [4][6] 、「進撃の巨人」の立ち上げ担当であったという一部報道に対してはモーニング編集長が公式声明として否定している[7]

また「聲の形」は第80回週刊少年マガジン新人漫画賞で入選したものの聴覚障害者に対するいじめをテーマにしていたことから掲載が凍結されていたが、弁護士や全日本ろうあ連盟などと協議を重ねたすえ、別冊少年マガジンでの掲載と週刊少年マガジンでの連載を実現させた[8]。また、2011年から2013年にかけて朝日新聞誌上で「子どもを読む」というコラムを連載していた。

妻殺害の容疑

2016年8月、講談社で編集次長を務めていた朴鐘顕被告の自宅に119番通報を受けた消防隊が駆けつけると、階段の下で妻の佳菜子さんの死亡を確認。

死因は首の圧迫による窒息死。未明の出来事で自宅には家族しかおらず、佳菜子さんの額には長さ3センチほどの深い切り傷があった。

寝室のマットレスやカバーには、人が窒息した状態で生じることがある尿や唾液混じりの血の痕があった。

朴被告の主張によれば妻は産後うつを患っており錯乱状態に陥っていた。包丁を手に子どもに危害を加えようとしたため、制止しようとした朴被告と1階の寝室でもみあいになった。

朴被告はその後、子どもを抱いて2階の子ども部屋に避難。数十分後に部屋を出ると、佳菜子さんは階段の手すりに巻きつけたジャケットを使い自殺していたという。

出典

  9.妻殺害の罪に問われる 元編集次長のやり直し裁判始まる

外部リンク


  1. ^ 週刊少年マガジン編集部における増刊誌の実質的な編集長[2]
  2. ^ 編集長に次ぐ役職[3]


「朴鐘顕」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「朴鐘顕」の関連用語

朴鐘顕のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



朴鐘顕のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの朴鐘顕 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS