朝日放送ラジオ番組一覧 夏季高校野球期間中の編成

朝日放送ラジオ番組一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 09:33 UTC 版)

夏季高校野球期間中の編成

全国高等学校野球選手権大会が開催される8月上旬以降の2週間は、試合開始時間にもよるが、概ね午前8時~夕方5:55までに予定されている番組が高校野球中継優先の編成となる(2020年は中止されたため、以降の説明ではその年を除く)。

そのため、午前8時をまたぐ早朝の生ワイド番組(2022年度以降は月~木『おはようパーソナリティ小縣裕介です』、金曜日『おはようパーソナリティ古川昌希です』、土曜日『サクサク土曜日 中邨雄二です』)については、放送時間を短縮したうえで当日の第1試合開始予定時刻まで放送[17]。以降の生ワイド番組については、雨天中止・中断にならない限り放送を休止する。大会期間中には上記の番組のレギュラー出演者が夏季休暇を取得する[18]ため、雨天中止の場合には、

  1. 「通常と同じパターンでの生放送or大会前に収録した録音放送」(録音の場合は完全パッケージメディア方式)
  2. 「通常とは異なる出演者が担当して生放送or録音」
  3. 「大会期間中にはレギュラー番組の代わりに特別番組を生放送」

のいずれかのパターンになる。以前は「通常と同パターンでの録音」か「別の出演者が担当しての生or録音」のいずれかになることが多かった。 2011年頃から、雨天中止の場合には「大会期間中にはレギュラー番組の代わりに特別番組を生放送」のパターンで、3部構成を想定した特別番組『サマー・スペシャル』(最大9:00 - 17:55)に差し替え。その一方で、高校野球中継の合間には、休止対象の生ワイド番組のスポットCM(夏休みバージョン)を随時放送している。なお、高校野球が中止、ないしは早く終了し、なおかつプロ野球・阪神タイガースの試合がデーゲームで行われる場合(特に土曜・日曜)には、「サマー・スペシャル」内で『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』を放送する[19]

2008年までの高校野球中継では、テレビのBS朝日スカイ・Aと同じく、基本として当日の最終試合終了までの完全生中継を実施。『ABCフレッシュアップベースボール』枠のナイトゲーム中継は、高校野球の終了後から時間短縮(飛び乗り)で放送された。ただし、高校野球の試合時間が長引いた場合に、試合終盤からの中継や試合終了後のダイジェスト放送(2007年の阪神対中日戦<京セラドーム大阪>が該当)を余儀なくされることがあった。2009年以降は、ナイトゲーム中継枠を最大限に確保する目的で、高校野球中継は試合の進行いかんにかかわらず17:552012年の一部は17:50)で終了。中継終了後の試合の経過・結果は、ナイトゲーム中継枠『ABCフレッシュアップベースボール』(中継枠を設定していない月曜日は生放送のスポーツ情報番組『Monday! SPORTS - JAM』)の中で随時伝える。このため、18時台以降も続く可能性の高い試合(主に第3・第4試合)を中継する場合には、中継へ入る前に「時間まで甲子園球場から高校野球をお送りします」というアナウンスを入れるようになった。

なお、2013年以降設けられた休養日に該当する日[20]についてはレギュラー番組を通常通り放送する。

新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年には、日本高等学校野球連盟が春の第92回選抜高等学校野球大会と夏の第102回全国高等学校野球選手権大会を相次いで中止。その一方で、選手権本大会の開催を予定していた期間中(8月10 - 12日および15 - 17日)には、「2020年甲子園高校野球交流試合」(第92回選抜高等学校野球大会への出場が決まっていた32校による招待試合)を甲子園球場で開催する。朝日放送ラジオでは全16試合を1日につき3試合以内で中継を編成した[21]ため、上記の期間のみ、例年の全国高等学校野球選手権本大会期間に準じた編成で対応した。ただし、第1試合の開始時刻が全日とも10:00以降に設定されていため、午前中のレギュラー番組については例年より長く(第1試合の中継を開始する9:55まで)放送。雨天順延の場合には上記のパターンによる特別番組の放送を想定していたが、全試合が当初の予定通りに開催されたため、実際には放送されなかった。8月10日の第1試合前に実施された開会式については、上記の事情で簡素化が図られていたため、『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(試合開催日のみ9時台の短縮放送)内で伊藤史隆の実況による生中継を放送した。

2021年日本列島に前線が停滞し、甲子園球場のある兵庫県を含む近畿地方でも悪天候が続いたため、雨による高校野球のコールド・ノーゲームや全試合中止・順延が相次ぐ事態となり、当初予定していた事前収録のレインコート番組のストックがなくなり、急遽生放送のレインコート番組を編成したりレギュラー番組を枠拡大して凌いだケースもある。

2023年8月15日8月14日の段階で順延決定)のように、本来の曜日とは違う曜日の番組を放送した例もある。


  1. ^ 2020年4月から2021年3月まで、土曜18:30 - 19:00に放送。同年4月から2022年3月20日まで、日曜21:05 - 21:30に放送。翌週の3月27日以降は後述の理由により(次の脚注で説明)日曜21:35 - 22:00に放送し、翌週4月3日以降は5分拡大して日曜21:30 - 22:00に放送。2023年11月2日深夜(3日未明)から現時間へ移動。
  2. ^ かつて放送された日曜21:30 - 22:00の枠では、元々『ET-KINGのえべっさんでぇ!』を放送していたが、2022年3月27日より休止が発表される。4月中は同局のタイムテーブルに番組名が記載されていたが、5月以降は休止期間中に放送中の『パックンマックンのワールドでいこう!』に表記が差し替えられる。同局の番組一覧ページからも表記が消去されているが、現状休止中の発表がされたままのため終了した番組の一覧にも掲載されていない。
  3. ^ 『やのぱんのお得でイチバン!!』の後身番組。
  4. ^ a b 阪神戦ナイター開催日は17時まで
  5. ^ タイガースデーゲーム時は単独番組としては17時-19時。試合終了後にABCフレッシュアップベースボールスタジオバージョンとして前倒して放送を開始
  6. ^ a b c d e タイガースナイターがあらかじめ実施される日は休止(雨天の場合でも、文化放送制作の「SET UP!!」を放送するため)
  7. ^ 放送開始 - 2020年3月8日は日曜 5:25 - 5:40に放送。15・22・29日は5:10 - 5:40に拡大され放送。4月4日より30分枠のまま土曜 21:30 - 22:00へ移動。また、4月12日から日曜朝枠の放送が5:10 - 5:25の枠にて再開され、週2回放送となるも、9月27日放送分を持って再び週1回放送となる。
  8. ^ 週末における阪神戦デイゲームの基本時間は13:55-17:00(試合終了まで)、ナイター時は17:55-21:00(試合終了まで)放送、この場合は雨天中止時でも文化放送が指定したNRNナイターの予備カード、は予備番組を編成
  9. ^ 第1回は2021年10月25日(月曜未明)0:35-1:30に放送。通常の日曜編成の放送休止時刻の中に組み込まれたため、このときの休止時間は1:30-4:35に短縮。
  10. ^ 2020年10月3日から放送開始。2021年9月25日までは毎週土曜深夜2:30 - 3:00に放送され、2021年9月30日から2023年10月26日までは毎週木曜深夜1:00 - 1:30に放送していた。
  11. ^ 放送当時の新人男性アナウンサーが、パーソナリティを担当していた。担当したアナウンサーは北村真平(2010年4月 - 2012年3月)、古川昌希(12年4月 - 2017年9月)、小西陸斗(17年10月 - 2019年3月)、佐藤修平(19年4月 - 2021年3月)、大野雄一郎(21年4月-9月)。アシスタントは松山薫。また、2020年3月までは金曜日も放送していた。
  12. ^ 2018年12月までは『中之島ミュージック写真館』、2019年1月からは『中原秀一郎のミュージック写真館』のタイトルで放送。
  13. ^ 2007-2011年度までは、4-6月(2007年度のみ7-9月も)のタイガース戦がデーゲームの日であれば放送があった
  14. ^ 佐々木正昭 2010, p. 37-38.
  15. ^ べしゃり選手権公式サイト
  16. ^ 2022年4月3日 - 12月25日の期間の放送分はTBSラジオへ先行ネット。
  17. ^ 日曜日はワイド番組はないが、一部箱番組の休止・放送時間の異動を行ったうえで『おはよう甲子園』と題したプレ番組を編成する。
  18. ^ ただし、中継で実況・インタビュアーを担当するスポーツアナウンサーの小縣・中邨は該当しない。また、古川は小縣の代行として『おはパソ』に入ることもあるためここでも除外。なお、これらの番組は慣例に倣って、代行を立てる場合でも番組名は変更しない。
  19. ^ 2014年8月9・10日の広島戦が当該
  20. ^ 当初は準々決勝翌日のみだったが、2019年からは準決勝翌日、2021年からは準々決勝前日にも設けられている。
  21. ^ 「甲子園高校野球交流試合」は原則無観客 NHKなどで生中継(『スポーツニッポン2020年7月1日付記事)
  22. ^ 朝日放送(株)『ABC十年』(1961.03) - 渋沢社史データベース
  23. ^ 朝日放送(株)『朝日放送の50年. 1 本史』(2000.03) - 渋沢社史データベース
  24. ^ 朝日放送(株)『朝日放送の50年. 2 番組おもしろ史』(2000.03) - 渋沢社史データベース
  25. ^ 朝日放送(株)『朝日放送の50年. 3 資料集』(2000.03) - 渋沢社史データベース





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