日本のゲイ文化 ゲイ・ファッション

日本のゲイ文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 06:06 UTC 版)

ゲイ・ファッション

ゲイの服装は異性愛者より数年流行が早いとも言われている[16]

多くのゲイは異性愛者の男性と変わらない格好をしているが、より男性性を強調した男性らしい格好や、90年代にモード系といわれたようなコテコテファッション、敢えてスポーティーさ、或いはイモっぽさを演出した格好(ニチョカジ)をするゲイもいる。デフォルメされたものの中には「ドラァグクイーン」や「GOGO BOY」などクラブ文化などから生まれたものや、レザーが基調のハードゲイ・スタイルなどもある。

女装をするニューハーフや女装家もおり、女装も広義のゲイファッションの一部ともいえるが、女性ファッションである。また近年のニューハーフにはヘテロ女と変わらない自然な女装をする人もおり、女たちのファッションリーダーになっている人もいる。

ゲイ文学

ゲイ映画・ドラマ

一般の映画で同性愛をテーマにした作品は、日本メジャー映画初のゲイフィルムと呼ばれる木下恵介監督の「惜春鳥」(1959年)[17]三島由紀夫原作「肉体の学校」(1965年、木下亮監督)、ピーター主演「薔薇の葬列」(1969年、松本俊夫監督)があり、数は少なかったものの欧米のメジャーゲイ映画と同時期か、それより早期に登場していた。

1990年代以降になるとゲイ映画が比較的多く制作され、橋口亮輔監督のようにゲイであることをカムアウトして映画を制作する人も登場した。1980年代にはイギリスのゲイ映画のアナザー・カントリーモーリスもミニシアター系で上映され話題になった。1990年代以降は海外のゲイ映画も続々公開された。

ゲイ映画
ゲイドラマ

など

ゲイ雑誌


注釈

  1. ^ 実際はオネエ言葉を使用しないゲイの方が多い。
  2. ^ 但し日本でのドラァグクイーン文化は自体はミス・ユニバースコンテストから始まった(Badi1998年5月号「同じゲイなら踊らにゃソンソン」より。

出典

  1. ^ a b 2014年1月20日gladxx「【訃報】DJの中村直さんが急逝」。
  2. ^ JET SET, Column 中村直 Dance It's My Life Vol.8(2010-10-23)
  3. ^ 2011年12月24日放送アド街「新宿2丁目 Xmas SPECIAL」
  4. ^ 月刊『薔薇族』編集長伊藤文學の談話室祭,ネット版伊藤文学のひとりごと「祭の幕は上がった」
  5. ^ 2014年1月20日gladxx「追悼 伝説のDJ・中村直さんが急逝」
  6. ^ a b 「以上の出典は「オトコノコのためのボーイフレンド:ゲイ・ハンドブック」P81ゲイシーン(3)「クルージングゾーン(1)スナック、ディスコ」(1986年発行少年社・発売雪淫社)」
  7. ^ 「オトコノコノためのボーイフレンド」(1986年発行少年社・発売雪淫社)P163「ゲイニューウェーブ・関西ゲイ情報」
  8. ^ a b c バディ1997年4月号P387「WALKIN BADI 26 名古屋 PART2」
  9. ^ 別冊宝島124「SEXというお仕事〜ボクが売春夫になった理由〜」P132-133
  10. ^ a b c d e f g h i Badi1998年5月号P52「同じゲイなら踊らにゃソンソン」
  11. ^ Badi1997年4月号「DANCE IN HEAVEN」
  12. ^ a b Badi1997~99年各号の広告欄に東京と大阪のほか、札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、博多などでのゲイナイトの広告あり。
  13. ^ シャングリラ オフィシャルサイトより。
  14. ^ 竜超「薔薇の木にどんな花咲く?第4回」。
  15. ^ gladxx「ゲイ用語の基礎知識 ハウス」
  16. ^ Badi1997年4月号P20「ノンケの1996年は、ゲイの1993年」より。
  17. ^ 「異才の人 木下恵介―弱い男たちの美しさを中心に」(1999年、パンドラ出版)
  18. ^ コイトゥス再考#20「伏見憲明・越えがたきジェンダーという背理」。[要ページ番号]





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