成人期のADHD自己記入式症状チェックリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 15:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動質問はパートAとパートBに分類されており、過去6箇月ほどの期間にどの程度の頻度で経験したかを5段階評価(リッカート尺度)で記入してもらう。パートAの6問中4問以上で高いスコアが得られるならばADHDである可能性が高くスクリーニングに用いることができ、パートBのスコアからより詳しく症状の特性を知ることができるように工夫されている。[2]
2005年に[3]バージョン1.1の開発が、世界保健機関と、レオナルド・アドラー、ロナルド・ケスラー、トーマス・スペンサーからなるADHDワーキンググループによってなされた[1]。
脚注
参考文献
- (PDF) 成人期のADHD(注意欠陥多動性障害)自己記入式症状チェックリスト (ASRS-v1.1) 日本語版, 龍谷大学文学部
- 克也, 丹藤 (2016-03-01). “エフォートフル・コントロールの下位成分と不注意、および多動・衝動的行動傾向の因果モデル : 大学生・専門学校生を対象とした検討”. 人間学研究論集 (5): 1-11 .
- 三宅, 典恵; 岡本, 百合; 永澤, 一恵; ほか (2016). “大学生におけるADHD 傾向の調査―早期支援に向けて―”. 総合保健科学:広島大学保健管理センター研究論文集 32: 1-8. doi:10.15027/44897.
- Sabahi, AR; Ghaffarinejad, A; Ghasemi, M; Alizadeh-Nouri, R (2014-10). “The relationship between attention deficit hyperactivity disorder and personality characteristics in migrainous patients” (英語) (PDF). Zahedan Journal of Research in Medical Sciences 16 (Suppl 1): 24-28 .
- ^ a b ASRS-v1.1 日本語版.
- ^ 三宅 et al. 2016, p. 2.
- ^ 丹藤 2016, p. 4.
- 1 成人期のADHD自己記入式症状チェックリストとは
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