愛知県立足助高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 15:22 UTC 版)
歴史
愛知県東加茂郡の最高学府としての高等学校設立を切に望んだ住民たちが、郡有林を売り払って足助高等学校の設立費用に充てたという逸話が残る。1949年(昭和24年)に東加茂郡の中心地である足助町に、愛知県立加茂高等学校(現在の愛知県立豊田西高等学校)の足助分校として開校した。1951年(昭和26年)には愛知県立足助高等学校として独立した。
2005年(平成17年)には足助町を含む3町3村が豊田市に編入合併し、所在地が豊田市となった。山間部にあることから、遠隔地に居住する女子生徒のために女子専用の紅楓寮という学生寮がある[1]。
半数以上の卒業生は就職し、うち約4割はトヨタ自動車の関連企業に就職する[1]。
沿革
- 1949年(昭和24年)2月 - 愛知県立加茂高等学校足助分校として開校。
- 1949年(昭和24年)4月 - 愛知県立猿投高等学校足助分校に改称。
- 1950年(昭和25年)4月 - 愛知県立猿投農林高等学校足助分校に改称。
- 1951年(昭和26年)4月 - 愛知県立足助高等学校として独立。
- 1966年(昭和41年)4月 - 愛知県立猿投農林高等学校松平分校を合併。
- 1968年(昭和43年)4月 - 愛知県立猿投農林高等学校旭分校を合併。
- 1969年(昭和44年)4月 - 松平分校を愛知県立松平高等学校として分離。
- 1972年(昭和47年)4月 - 旭分校が愛知県立加茂丘高等学校に統合。
- 2000年(平成12年)10月 - 創立50周年。
- 2010年(平成22年)10月 - 創立60周年。
設置学科
※ 愛知県公立高等学校入学試験では、三河地区共通Aグループに属する。
- ^ a b c “地域に根ざした「小さくて大きな学校」、足助高等学校の紹介” (2017年12月8日). 2018年7月10日閲覧。
固有名詞の分類
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