巣鴨中学校・高等学校
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学校生活
- 課業
- 全校有段者主義の下、卒業式では、有段者や成績優秀者、行事皆勤賞等様々な視点から殆どの生徒を表彰し生徒に巣園メダルを与えている。
- 2時間目と3時間目の間(業間休み)に業間体操『巣園体操』を実施している。
- クラス編成
- 高校では巣鴨中学からの進学者(中入生)約240名で5クラスを編成、また高校入試を経た他の中学出身者(高入生)約50名前後で2クラスを編成する。
- 2017年度からは、中2進級時にクラス替えを行い、中3、高1の中入生では1クラスだけ「数学クラス」(数学の成績優秀者を選抜したクラスで、学期ごとに成績下位の者を他クラスと入れ替えている)を設けている。
- 2015年度入学の高校生までは、中入生は高2から、高入生は高3から文数系(文系のクラス)と理数系に分かれる。2016年度以降の高校生は、中入生・高入生ともに高2から文数系と理数系に分かれる。
- 主な校則
- 携帯電話の所持・使用は登下校中を含めて一切禁止とする。
- アルバイトは禁止とする。
- 頭髪は黒の丸刈りまたは黒の七三分けとする。
- ピアスは禁止とする。
- 制服着用時は第一ホックまで留め、登下校中・休憩時間中を含め一切外してはならない。
- セーター着用時はセーターの裾をズボンの中に入れる。
学校行事
- 大菩薩峠越え強歩大会
5月上旬に行われる。深夜2時から、東京の奥多摩と山梨の塩山との間に位置する大菩薩峠を越える。全校生徒が参加するが、中学1年生にとっては入学以来初めて経験する学校行事である。日中に歩く場合に比べて多くの危険が伴い、安全確保のために教員や卒業生がコース上で見張りに立っている。
毎年出発地点が交換される。学年ごとに踏破する距離が異なり、2005年に実施された大会では、中1:20.9km、中2, 3:26.0km、高1:28.0km、高2:33.9km、高3:34.5kmのコースであった。2000年頃までは、小河内ダム駐車場~塩山北中学校の42.3kmが高校生のコースであったが、小河内ダム駐車場が利用できなくなったことにより、高校生のコースが短縮された。
- 巣園流水泳学校
毎年夏休みの初めに3泊4日、千葉県館山市北条海岸にて行われる。現在は中1のみ必修となっており、中学2年生以上は自由参加である。
古くから日本に伝わる伝統的な日本泳法(そのうちの水府流太田派)を学ぶ場として現在に受け継がれている。一重伸し、二重伸し、両輪伸しなどの基本泳法から始め、上級班では各種の抜き手も習い、合宿の最後には遠泳が行われる。遠泳では「遠洋、泳洋」の掛け声で館山湾を横切る。遠泳では両輪伸しで泳ぐことが推奨される。これは、両手は波面のすぐ下を撫でるように水平に円を描いて浮力を得、両足は大きくゆったりと前後に開いてから勢いを付けて閉じる「挟み足」から推進力を得る泳法である。両手両足をシンクロさせて一掻きするが、一掻きするごとに数秒間全身を一直線にして「伸し」を取る。両輪伸しでは手は水を掻かないので疲れにくく、また「伸し」を取るたびに体を休めることになるので遠泳向きの泳法である。なお巣園流では他の日本泳法各派同様、ほとんどの泳法で頭を水上に出して泳ぐ。
日本泳法の他西洋泳法も学ぶ。
泳法指導のほか最終日の朝に行われる宿舎対抗の歌合戦の指導にも熱が入る。歌合戦は、声量と迫力に重きが置かれるため、毎朝の歌の指導は荒々しい。
泳力に応じて級分けがあり,上級班になるとヨットや和船の操船も習う。
- 蓼科学校勉強合宿
毎年夏休みの7月末から8月初めにかけて行われる。長野県蓼科高原にある蓼科学校にて、団体生活を学びながら、普段の授業では触れることのできない分野などを学習する。中学全学年と高入生1年が勉強合宿を行う。
- 創立記念森林公園マラソン大会
創立記念日である11月25日に、毎年国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)で10km走を行う。全校生必修である。学年ごとにスタートの時間差を3分ずつ取っている(制限時間は、中1は90分であるが、高3は75分)。しかし、2021年度は代替として夢の島陸上競技場とその外の海浜公園で6.6kmで行われた。
- 寒稽古
3学期の授業開始後、ほどなく行われる。剣道・柔道・駆け足(高校生のみ)の3種目からなり、早朝、始業前から稽古が始まる。
全校生徒の参加が推奨され、中1から高2までの参加率は90%以上、高3も2割の生徒が参加し、寒稽古終了後にセンター試験を受験するなど6年間皆勤を目指す生徒も多い。以前は25日間行われていた時期もあったが、生徒の通学域の拡大や実質全校参加である事情を鑑み、実施期間はかつてより負担が軽くなり、現在、期間は6日間。最終日には納会が行われ、豚汁が配られる。2020,2021年度は行われていない。
- 球技大会
クラス対抗で中学生はドッジボール、ハンドボール、卓球、バレーボール、バスケットボールを、高校生はハンドボール、バスケットボール、 バレーボール、卓球を戦う。最後に各種目の学年優勝クラス同士で学年を超えた決戦を行い、中学優勝、高校優勝を決定する。
- スキー教室
2学期が終わると志賀高原のスキー場でスキー教室を開く。スキーはもちろん、温水プールやピザを作ったりして楽しむ。
- 百人一首大会
校内百人一首歌留多大会は中学・高校別にトーナメント戦で行われる。百人一首を暗記することが中1の冬休みの宿題として出される。
- サマースクール
- イートン・カレッジ サマースクール
イートン・カレッジ (Eton College) は1440年に創立され、以後560年間、イギリスの歴史に大きな役割を果たしてきた。王室・貴族階級の子弟が学び、歴代の多くの首相を輩出。中3から高2の間の夏休みに、希望者はイートン校での勉強と寮生活を堪能できる[3]。日本の私立中高としてはイートン校の初めての提携校であり、毎年約40名が参加できる。日々の英語の授業に加え、大英博物館を訪れたりして文化歴史も学ぶ。希望者が多い場合は、英語の成績などによって選抜される。
- オーストラリア中学高校体験入学
オーストラリアにホームステイしながら現地の中学・高校に体験入学をする。民間旅行会社による留学プログラムであり、学校を通さず、個人での申し込みも可。
- Sugamo Summer School
中学3年生から高校2年生対象のイートン校サマースクールの実績を踏まえ、2017年度から中2・中3対象にSugamo Summer Schoolsが開催されることになった。
低学年の生徒に英語コミュニケーションの楽しさや意義を実践する場とし、英語力の向上とともにより高い教養を身につける機会となることを確信している、としている[4]。
班活動
巣鴨学園では一般の学校でいうところの部活動のことを班活動という。
- 体育部
基本的に中学と高校は別々に活動しているが、スキー班や柔道班など、合同で活動している場合もある。
- 中学スキー班
- 高校スキー班
- 山岳班
- 中学蹴球班
- 高校蹴球班
- 中学卓球班
- 高校卓球班
- 高校排球班
- 合気道班
- 中学籠球班
- 高校籠球班
- 中学軟式庭球班
- 高校軟式庭球班
- 中学野球班
- 高校野球班
- 中学剣道班
- 高校剣道班
- 中学柔道班
- 高校柔道班
- 中学陸上競技班
- 高校陸上競技班
- 中学水泳班
- 高校水泳班
- 中学バドミントン班
- 高校バドミントン班
- 中学硬式テニス班
- 高校硬式テニス班
- 中学ハンドボール班
- 高校ハンドボール班
- 中学体操班
- 高校体操班
- 文化部
中学と高校は一緒に活動する。
- 書道班
- 美術班
- 生物班
- 科学技術班
- 写真班
- 英語班
- 化学班
- 吹奏楽班
- 地学班
- 合唱班
- 歌留多班
- 同好会
- JRC同好会
- 社会科研究同好会
- 研究会
- 物理研究会
- 数学研究会
- 囲碁・将棋研究会
- 茶道研究会
- 鉄道研究会
固有名詞の分類
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