埼玉県立所沢北高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 04:40 UTC 版)
沿革
- 1971年(昭和46年)6月30日 - 在日米軍所沢通信基地の(現当校所在地を含む)約6割が返還される。
- 1974年(昭和49年) - 埼玉県立所沢北高等学校 開校[1]
- 1996年(平成8年)埼玉県インターリンクス事業として、ニュージーランド研修実施
- 2016年(平成28年) 理数科開設
概要
- 愛称、略称は「所北」(とこきた)と呼ばれる場合が多い。「北高」(きたこう)と呼んでいる場合も少数ながらある。市内居住者は北高、市外居住者は所北と呼ぶ傾向があるが、学校HPでは所北を用いている。
- 所沢、入間、飯能、狭山、川越、富士見、ふじみ野、三芳、朝霞、志木、新座、和光などの共学校の中ではトップの入試難易度と進学実績を誇る(かつては同じ学区にあった埼玉県立所沢高等学校に次ぐレベルであったが、2001〜2003年頃から逆転し、現在では本校が入試難易度・合格実績共にワンランク優位となっている)。
- 現在、本校の卒業生は1万人を超える。
- 最寄り駅は西武新宿線新所沢駅。
校訓
- 叡智育成・自主自律
進学指導
入学すると、「大学進学」を前提として教育される。9割以上の生徒が大学進学を希望しており、就職希望者が0人ということが稀にある。就職希望者は若干名いるが、就職後のキャリアアップのため大学進学者同様のレベルで教育が施される。なお、就職希望者は公務員(市役所、自衛隊)を志望する者が多い。
基本的に、国公立大学の受験にも対応できるよう文理隈無く学べるカリキュラムであったが、ハイレベルの私立大学の入試にも対応できるよう、2011年~2012年頃にカリキュラムが変更され、2年次から文系クラス、理系クラスに分けられる(それまでは3年次に文理別クラス分け)。
教員も「より高い進路実績」を目指すため、進路指導に熱心であり、夏休みや冬休み期間に大学受験を前提とした集中補講が多く開講され、大学受験を控えた生徒は熱心に利用している。
- スタディーサポートの実施
- 長期休業補講
- 放課後補講
- 土曜日補講
- 65分×5時限授業(50分授業に換算すると週34単位実施)
- 本校による大学説明会
- 進研模試実施
- 所北セミナーの実施(1年次4月中旬)
→所北セミナーは、新入生が4月に1泊2日の泊まり込みで勉学について学ぶ勉強合宿に近い行事であった。2018年度より内容が変更され、1日近隣のホールで授業内容や勉強方法を説明する簡単な形式になった。また簡単な合唱コンクール(校歌のみ)を行い、最優秀クラスを選出する。
- 理数科開設(2016年)
→理数科を開設の目的として、国公立大学医学部への進学者を増やすことがある。普通科では時間数が足りないため、理数科で理系科目の難易度の高いところまで扱う予定。大学との連携も図っている。
- 進路実績
→毎年ではないが、東京大学合格者を輩出している。国公立大学では、埼玉大学の合格者が多い。私立大学では、早稲田大学や「GMARCH」と呼ばれる5大学に進学する者も多い。なお、所沢北高校は東洋大学の合格者数が日本で一番多い時期があったとされる[要出典]。
学校行事
- 4月:所北セミナー(勉強合宿,1年生のみ対象)
- 6月:北友祭(体育祭)
- 9月:北高祭(文化祭)
- 10月:修学旅行(2年次) →沖縄、関西、九州、北海道のいずれかで行われることが多い。
- 11月:芸術鑑賞会 スポーツ大会
- 3月:予餞会
固有名詞の分類
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