坂出西中継局 坂出西中継局の概要

坂出西中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 04:49 UTC 版)

坂出西中継局
聖通寺山全景
局名 坂出西中継局
送信波 地上アナログテレビジョン放送
偏波面 水平偏波
送信塔 2塔
空中線形式
凡例
6L1段3面(<NHK-TG・NHK-TE>、KSB-A)
4D2段3面(RNC-A・RSK-A・OHK-A)
送信放送局 NHK高松放送局(テレビ)
RNC西日本放送(テレビ)
KSB瀬戸内海放送
RSK山陽放送(テレビ)
OHK岡山放送
空中線電力 10W
受信元 西讃岐中継局
指向性 南方向
放送区域 香川県綾歌郡宇多津町のほぼ全域並びに坂出市丸亀市の各一部
受信世帯 約2万世帯
設置場所 香川県綾歌郡宇多津町字坂下
北緯34度18分57.68秒 東経133度50分10.62秒 / 北緯34.3160222度 東経133.8362833度 / 34.3160222; 133.8362833座標: 北緯34度18分57.68秒 東経133度50分10.62秒 / 北緯34.3160222度 東経133.8362833度 / 34.3160222; 133.8362833
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放送区域

この中継局の電波法に定める放送区域(3mV/m)は香川県綾歌郡宇多津町のほぼ全域並びに坂出市丸亀市の各一部、約2万世帯である。宇多津町や坂出市のいずれも中心部をカバーしているため、同じ坂出市内に設置された同出力の坂出東中継局に比べると区域内世帯数は多い。

坂出市は岡山局西讃岐中継局高松局など周辺送信所のいずれの方向からも五色台、城山などの山に囲まれており、電波が遮断されやすい環境にある。そのうち坂出市西部をカバーしているのがこの中継局である。一方、東部をカバーするのは坂出東中継局で、この2局で坂出市の多くの地域をカバーしている。ただし、坂出西中継局からはデジタル波が出ていないため岡山局もしくは西讃岐局を受信することになる。

また、この中継局からはTSCテレビせとうちが電波を出していないため、TSCを視聴するにはケーブルテレビ香川テレビ放送網)に加入するかパラスタックアンテナなどの高性能アンテナを用いて周辺送信所の電波を遠距離受信するしかなかった。

歴史

アナアナ変換

この中継局も2度にわたって、デジタル放送開始にあわせて全国的に行われた現行アナログチャンネルの移行、いわゆる「アナアナ変換」の対象となった。1度目は2004年9月15日[1]より対策を開始、翌年2005年1月6日[2]に旧チャンネル停波、2度目は2006年6月15日[3]より対策を開始、同年8月31日[4]には旧チャンネルを停波し新チャンネルに移行した。対象となったアナログチャンネルは1度目がNHK総合(46ch→55ch)及びNHK教育(48ch→57ch)の2波、2度目がRSK山陽放送(30ch→22ch)1波の計3波。対策世帯は1度目が香川県坂出市丸亀市善通寺市宇多津町多度津町の各一部、約4,800世帯[5]で2度目が香川県坂出市、丸亀市、善通寺市、宇多津町の各一部、約1,200世帯[6]である。

1度目に停波した旧アナログチャンネル46chと48chは基幹局「西讃岐中継局」でそれぞれTSCテレビせとうちとRSK山陽放送のアナアナ変換後の新アナログチャンネルとして使用されている。

また、2度目に停波した旧アナログチャンネルのうち30chは親局「岡山金甲山送信所」やその周辺の大規模中継局でKSB瀬戸内海放送のデジタルチャンネルとして使用されている。




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