割り箸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/19 11:42 UTC 版)
食べ物を保持する以外の使い方
安価で手頃な木材として、様々に利用される機会もあるが、前述の環境問題などから使用済みの割り箸の再利用が望ましいともされるが、実現されていない。
- 工作材料 - 輪ゴムと組み合わせてゴム鉄砲を作る、模型を作る、など
- 筆記用具 - 鉛筆研ぎ等で先を尖らせ、そこに墨汁や絵具を付けて用いる
- 隠し芸 - 名刺で居合い切りをする、鼻に夾んでおどける、広げた新聞紙の下に一部が隠れるように置き大気圧を利用して割る、など
- 汚れ回避 - 直接手で触れたくないものをつかむ
- マツイ棒 - 女優・タレントの松居一代が考案した掃除道具。割り箸にティッシュペーパーを巻き、その上からさらに輪ゴムを巻き付けたもので、主に隙間の埃取りに使う。市販もされている
- 炊き付け、木炭 - アウトドアにおける焚き火の燃料あるいは、割り箸から炭をつくり使用する事も出来る
脚注
出典
関連項目
外部リンク
- 割り箸から見た環境問題(日本語)
- 割りばしに係る監視強化について(日本語)
- ^ a b c d e f g h 「割箸」と環境問題 森林林業学習館
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 勝田春子「食文化における箸についての一考察 : わが国における箸の変遷 (第3報) (明治時代~昭和時代)」『文化女子大学研究紀要』第22号、文化女子大学研究紀要編集委員会、1991年1月、103-113頁、ISSN 02868059、NAID 110004819052、2022年3月25日閲覧。
- ^ a b c d e “割り箸が熱い!今世界と国内で起きていること(田中淳夫) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2023年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e 【はじまりを歩く】割り箸(奈良県)江戸期に普及 食文化を彩る/余す部分なく 原材料を活用『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2021年9月4日6-7面(同日閲覧)
- ^ “お箸の話”. 大月. 2020年4月4日閲覧。
- ^ 田中淳夫『割り箸はもったいないか』2007年。ISBN 978-4-480-06364-9。
- ^ “「下市はわりばしの発祥の地です」”. 下市町 (2016年2月26日). 2020年4月4日閲覧。
- ^ a b “こども森林館 森林Q&A”. 林野庁. 2012年12月25日閲覧。
- ^ “平成20年版環境・循環型社会白書” (PDF). 環境省 (2008年). 2011年2月6日閲覧。
- ^ a b c d 「割箸」と環境問題 東京箸業組合
- ^ 第6章 これからの環境と私たちの行動 島根県(2021年9月5日閲覧)
- ^ “環境への取り組み”. 大和物産. 2012年12月25日閲覧。
- ^ “お箸について”. 大和物産. 2012年12月25日閲覧。
- ^ “割りばしに残留する亜硫酸塩の測定法について”. 奈良県保健環境研究センター年報・第43号・平成20年度. 2015年7月1日閲覧。
- ^ 王子ホールディングス株式会社
割り箸と同じ種類の言葉
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