切手展
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日本における国内切手展
日本で今日開催されている主な国内切手展には全日本切手展、スタンプショウ、全国切手展がある。
切手展の構成
審査により採点が行われる競争部門と審査が行われない非競争部門に大別される。
- 競争部門には、チャンピオンクラス、レギュラークラス、ワンフレームクラス、刊行物クラスなどがある。チャンピオンクラスのみ過去の切手展での上位入賞などの特別な出品資格が必要となる。
- 非競争部門には、企画出品、審査員出品などがある。
切手展の審査
競争部門では厳密に定められた審査基準に従い、出品者の作品を審査員が審査し、その結果が公表される。 審査結果によりメダルや賞状が出品者に授与される。佳作以上の作品が切手展会場に展示される。
切手展の審査員
審査員となるには、郵趣知識、過去の切手展における入賞実績や見習(副審査員)としての経験などが必要である。審査員となる人は収集家、郵趣関係者が多い。
切手展の出品資格
国際郵趣連盟(FIP)の審査基準に従って開催される国際切手展に関しては、文献部門を除いては各国におけるFIP基準の国内展に出品の上、所定の成績を収めないと出品することができない(GREX第10条)。また出品できる作品の規模(フレーム数で表わされる)についても、過去の成績によって上限が定められている(同第6条)。2021年現在、国際切手展出品の資格を得ることができる日本国内の切手展は全日本切手展と全国切手展、スタンペックスジャパンの3つがあり、いずれもFIPルールに準拠した審査基準を謳っているため、75点以上を取れば国際切手展への出品が可能である。
かつては実際に切手展の場に赴かなければ作品を見ることが困難であったが、インターネットの普及に伴い、個人のコレクションや切手展への出品作品をWeb上に公開している収集家が増えており、Webを介して出品作品を見ることも可能となっている。
- ^ “LIST OF THE FIAP MEMBER FEDERATION'S NATIONAL EXHIBITIONS”. アジア郵趣連盟. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “日本国際切手展2021、世界展からアジア展に変更して開催することを発表”. 郵趣振興協会 (2021年6月4日). 2021年12月16日閲覧。
- ^ “全日本切手展2014”. 郵政博物館. 2015年12月15日閲覧。
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