信用金庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 00:47 UTC 版)
大手信金
本節では預金量が2兆円を超える信用金庫を「大手信金」とする[注釈 3]。 括弧内は2021年3月末現在の預金・貸出金残高。その他は「日本の信用金庫の一覧」を参照。
- 京都中央信用金庫(5兆623億円・3兆255億円)
- 城南信用金庫(3兆9,309億円・2兆3,531億円)
- 岡崎信用金庫(3兆4,065億円・1兆7,130億円)
- 多摩信用金庫(3兆1,007億円・1兆1,945億円)
- 埼玉縣信用金庫(3兆166億円・1兆8,072億円)
- 大阪信用金庫(2兆8,236億円・1兆5,920億円)
- 京都信用金庫(2兆7,828億円・1兆7,874億円)
- 尼崎信用金庫(2兆7,206億円・1兆3,454億円)
- 浜松磐田信用金庫(2兆6,491億円・1兆3,035億円)
- 城北信用金庫(2兆6,433億円・1兆2,821億円)
- 大阪シティ信用金庫(2兆6,238億円・1兆4,349億円)
- 岐阜信用金庫(2兆4,837億円・1兆3,785億円)
- 碧海信用金庫(2兆2,275億円・1兆1,283億円)
- 川崎信用金庫(2兆1,862億円・1兆2,864億円)
- 瀬戸信用金庫(2兆1,321億円・1兆814億円)
- 横浜信用金庫(2兆121億円・1兆1,378億円)
中央・関係機関
- 一般社団法人全国信用金庫協会 - 全国の信用金庫を会員とする業界の利益代表機関。
- 信金中央金庫 - 全国の信用金庫を会員とする信用金庫の系統中央機関。かつては全信連(全国信用金庫連合会)と称していた。
- 全国信用金庫厚生年金基金 - 全国の信用金庫及び関係団体役職員のための厚生年金基金。
- 一般社団法人しんきん保証基金 - 信用金庫業界における個人ローン専門の信用保証機関。
- 株式会社しんきん情報システムセンター - 信用金庫業界のシステム中枢センター。
- 株式会社しんきんカード - 関東甲信越・北海道・沖縄県の信用金庫を株主とするクレジットカード会社。
信用金庫の再編
金融自由化の進展に伴い、経営基盤の強化を目的とした合併や経営難に陥った信用金庫の破綻等により、全国の信用金庫数は1991年3月末(454金庫)から2021年3月末(254金庫)の30年間で大きく減少した。なお、2021年3月末現在、長崎県・沖縄県の2県は県内に本店を有する信用金庫が1金庫のみの「県内1信金」であり、青森県・秋田県・茨城県・山梨県・和歌山県・香川県・徳島県・高知県の8県においても県内に本店を有する信用金庫は2金庫となっている。
金融機関の合併及び転換に関する法律には、信用金庫から銀行への転換や、銀行から信用金庫への転換、各業態との合併に関わる手続きなどが規定されているが[10]、2021年3月末現在、信用金庫から銀行に転換した事例は、(経営破綻による既存銀行への営業譲渡を除くと)1991年(平成3年)4月の八千代信用金庫が普通銀行に転換して八千代銀行となった1例のみである(八千代銀行は2018年(平成30年)5月1日、東京都民銀行・新銀行東京との合併を経て、きらぼし銀行となった)。そのほか、転換の手続きによるものではないが稀な事例として、合併によって信用組合となった信用金庫も存在する(杵築信用金庫、現・大分県信用組合)。
注釈
出典
- ^ 信用金庫の生い立ち
- ^ 城南信用金庫 経営方針[リンク切れ]
- ^ 大和信金
- ^ 仙南信金
- ^ 函館・渡島・江差・紋別・秋田・山形・二本松・埼玉縣・銚子・長野・上市・しずおか・玉島・広島・阿南・日田の16信金。
- ^ JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)における取扱キャッシュカードの拡大について:東日本旅客鉄道ニュースリリース(2009年(平成21年)10月19日付け)より (PDF)
- ^ JR東日本VIEW ALTTE たましんキャッシュカード取扱開始!:多摩信用金庫ニュースリリース(2009年(平成21年)10月19日付け)より (PDF)
- ^ JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)におけるさいしんのキャッシュカードの取扱開始について:埼玉縣信用金庫ニュースリリース(2010年(平成22年)4月9日付け)より
- ^ 朝日のカードがJR東日本のATMコーナー「ビューアルッテ」で利用可能に!:朝日信用金庫トピックスページ(2010年(平成22年)4月12日付け)より
- ^ “信用金庫の再編に関する法律など” (PDF). 大和総研 (2014年7月23日). 2016年8月21日閲覧。
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