ロサンゼルス市警察
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労働環境と給与
ロス市警のパトロール担当警察官は3日間の12時間勤務と4日間の10時間勤務となっている。2007年の春から2009年の春まで、新警察官は5,000ドル-10,000ドルのボーナスを支給されていたが2009年に終了した[7]。2009年7月の時点で、新人警察官には最終学歴に応じて56,522ドル-61,095ドルの初任給が支給されていた[8]。
2010年1月、新人警察官の初任給は20%引き下げられた。当時の高卒の初任給は45,226ドルであった。
ボディカメラ
詳しくはアメリカ合衆国の警察#ボディカメラを参照
ロス市警は2013年9月から、スキッド・ロウエリアの警察官30人でボディカメラの使用を開始し、2014年12月16日には当時のロサンゼルス市長が7000台のボディカメラをロス市警で使用するために購入すると発表した[9]。
設備
航空
ロサンゼルス市警察航空支援部は14機のAS 350、5機のベル 206、1機の ビーチクラフトキングエア200 を保有している[10]。主に、ユニオン駅近くにあるフーパーヘリポートにあるダウンタウンのパイパーテックセンター、ヴァン・ナイズ空港から離着陸する。
ロス市警で活躍した日系アメリカ人もしくは日本人
ロングビーチ出身のテリー・ハラは、2009年に日系アメリカ人(3世)として、初めて警察本部長補佐/警視長に就任。ハラは、1980年にロサンゼルス市警に就職し、1998年にナショナル大学を首席で卒業。同年、日系人初の警部に任命される。
ロサンゼルス初の日本人女性警察官YURI(ナガタ・ユリ)が人身売買に関するNPO法人を立ち上げた後、2021年ユーチューバーとなる。YouTubeでの対談相手はクリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」でバロン西を演じた「伊原剛志」などがいる。日本の東京都出身。
永田有理『実録 LA初 日本人女性警察官 ―ロス市警統一採用試験合格までの道のり編―』『(同)―諦めなければ道が開く! 卒業率30%の警察学校編―』(電子書籍)などがある
LAPDが舞台となる小説・映画など
ルポルタージュ
- 永田有理『実録 LA初 日本人女性警察官 ―ロス市警統一採用試験合格までの道のり編―』『(同)―諦めなければ道が開く! 卒業率30%の警察学校編―』(電子書籍)
小説
- マイクル・コナリー作『ハリー・ボッシュ・シリーズ』
- ジェイムズ・エルロイ作『ロイド・ホプキンスシリーズ』
映画
- 『L.A.コンフィデンシャル』
- 『LAPD処刑分署』
- 『S.W.A.T.』
- 『エンド・オブ・ウォッチ』
- 『カラーズ 天使の消えた街』
- 『クワイヤボーイズ』
- 『コブラ』
- 『スピード』
- 『センチュリアン』
- 『ターミネーター』
- 『チェンジリング』
- 『背徳の囁き』
- 『パニック・イン・スタジアム』
- 『ヒート』
- 『ブルーサンダー』
- 『ブレードランナー』
- 『プレデター2』
- 『リーサル・ウェポンシリーズ』
テレビドラマ
- 『Major Crimes 〜重大犯罪課』
- 『クローザー』
- 『刑事コロンボ』
- 『サウスランド』
- 『特捜隊アダム12』
- 『特別狙撃隊S.W.A.T.』
- 『パトカーアダム30』
- 『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』
ゲーム
- 『L.A.ノワール』
- 主人公がLAPDの警察官。
- 交通違反を起こすとLAPDのパトカーに追跡される。
- 『グランド・セフト・オートシリーズ』
- 上記2作品にロサンゼルスがモデルとなったロスサントスの治安維持にあたるLSPD(Los Santos Police Department)が登場している。
- 『コール オブ デューティ ブラックオプス2』
- 『ザ・警察官』
- 前半は新宿歌舞伎町が舞台だが、後半でロサンゼルスに移動しLAPDが登場する。国外版ではLAPDのオフィサーが主人公となっている。
- ^ a b “CALIFORNIA Full-time Law Enforcement Employees”. FBI:UCR. 2020年5月13日閲覧。
- ^ a b c d 監修:庄司一憲『世界の警察 アメリカ編』 辰巳出版株式会社 ISBN 9784777804771
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ ちなみに、この事件は「44ミニッツ」という題名で映画化された他、映画「S.W.A.T.」の冒頭にもこの事件を基にしたシーンが存在する。
- ^ “LAPD Equipment”. LOS ANGELES POLICE DEPARTMENT. 2020年5月15日閲覧。
- ^ “LAPD Singing Bonus Frequently Asked Questions (FAQs) & Information”. LAPD recruiter. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “SALARY”. LAPD recruiter. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “L.A. will buy 7,000 body cameras for police officers”. Los Angeles Times. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “History of the Air support Division”. Los Angeles Police Department. 2020年5月13日閲覧。
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