ポケットモンスター XY 社会的出来事に伴う影響

ポケットモンスター XY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 05:44 UTC 版)

社会的出来事に伴う影響

テレビ東京系列において2014年4月24日に放送予定であった、本来の第24話に当たる「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」は都合により放送延期となった。当該エピソードはサトシ達が大昔に沈没した船を探索するという内容であり、同月16日に発生したセウォル号沈没事故に配慮したものと見られる[8]。なお当日は、同年5月8日[注 41]に放送予定であった本来の第25話に当たる「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」を繰り上げて第24話として放送した。冒頭では内容変更のお断りテロップが添えられ、また直前のアニメ『GO-GO たまごっち!』からのジャンクションも、直後のアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の番宣CMに差し替えられた。

その後、当該エピソードは同年11月20日に第50話として放送された[注 42]。放送に際して、主題歌とミニコーナーは放送時の前後回と同じものに変更されたが、ストーリーは本来放送予定だった時のままであり、前後回とは時系列が繋がっていない[注 43]。そのため第50話は番外編扱いとなった。

レンタルDVDにおいても、すでに8月の時点で「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」のソフト化が完了していたこともあり[9][注 44]、本放送時と同様の順番で収録されている[注 45]。一方、『ポケモンゲット☆TV』内での再放送では、当初の放送予定順(ストーリー順)通りに放送されており、2015年8月9日に第23話「オーロラの絆!アマルスとアマルルガ!!」が放送された後、翌週(8月16日)に「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」が、翌々週(8月23日)に「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」が放送された。


注釈

  1. ^ シリーズ全体としては1997年4月1日から(テレビ東京系の場合)。
  2. ^ シリーズ全体としてはこの限りではない。
  3. ^ 特に記載のない場合は狭義の『ベストウイッシュ』と『ベストウイッシュ シーズン2』をまとめて示すものとする。
  4. ^ 特に記載のない場合は狭義の『新無印』と『めざせポケモンマスター』をまとめて示すものとする。
  5. ^ そのうち1枚はロケット団のカード(ジョーカー)になっている。
  6. ^ なお、XY&Z最終回の予告のみ“次の冒険へ”→“最後の冒険へ”へと一部変更されている。
  7. ^ いずれも関東地区ビデオリサーチ調べ。
  8. ^ なお、本編ではコーナー名のタイトルコール及び表示はされない。
  9. ^ 局によっては、提供読みをアナウンサーに差し替える局もある。
  10. ^ a b テレビ東京系列では最新情報がある場合はオーキド博士のポケモンホロキャスターは休止となる。電話でのプレゼントがある場合は前作までと同様にエンディングの前に挿入され、この場合もオーキド博士のポケモンホロキャスターは休止となる。また、応募方法や電話番号が表示されるため、エンディング映像が縮小される。
  11. ^ セレナを含む。
  12. ^ 下線部の条件に外れていれば例外的に使用される。
  13. ^ ただし、テレビ東京系以外の地方で1時間SPとして放送されない場合、「最強メガシンカ Act IV」がXYの最終回となる。
  14. ^ PMでの番外編や放送後に欠番となった1話、およびDP以降製作されている特別編を含むが、AGBW未放送となった計3話および『最強メガシンカ』全4話を除いた話数となる。
  15. ^ 18時台スタートとなるのは1997年12月のポケモンショックによる中断以来。
  16. ^ そのため、番組欄における最終回を示す「終」のマークは、第47話(通算140話)ではなく第49話(通算142話)についている。ただし、時差ネット局は地域により番外編の2話を放送せず、第47話(通算140話)終了の翌週から『ポケットモンスター サン&ムーン』第1話に移るため、当該地域の番組欄では「終」のマークは第47話(通算140話)となる。
  17. ^ 従来シリーズの最終回のクレジットは「NEXT TIME… A NEW BEGINNING!」。
  18. ^ これは前作『BW』編のアイリス・デントと同様。
  19. ^ 唯一の伏線として、空港でロケット団が太陽と月(=サン&ムーン)を象ったポケモンであるソルロックとルナトーン型のアクセサリーを落として行く場面がある。『PM2』第2話までは本作と『SM』の繋がりが明示されていなかった。
  20. ^ ゲーム版『X・Y』以降に登場したアローラ地方とガラル地方を含む。
  21. ^ ただし上半身のみで、下半身は前作の衣装(ゲーム版『ブラック・ホワイト』の男主人公に合わせたもの)をリファインしている。今作の衣装は前作の最終話で先行的に登場している。
  22. ^ 演じるうえだゆうじも本作でレギュラー出演復帰となった。
  23. ^ 『AG』から『BW』までは、前作までのヒロインがゲスト出演することが恒例となっており、『AG』と『SM』ではカスミ、『DP』ではハルカ、『BW』ではシーズン2でヒカリが数話登場していた。
  24. ^ ただし、タケシ役のうえだゆうじはムサシのソーナンス役やサトシのケロマツ・ヌメルゴン役などで出演している。タケシ自身は、後のSM、PM2に複数回登場している。
  25. ^ ユリーカは10歳未満で、かつポケモントレーナーになれないため。
  26. ^ EDのクレジットも前2作のキバゴやポッチャマ(途中から)と同じ位置に表示されている。
  27. ^ 第87話 - 第100話は伊瀬が産休のため、かないみかが代役(テレビ東京・あにてれのサイトのキャスト欄も、代役期間に応じて変更されているが、期間中にXYからXY&Zに移行したため、XYのサイトでは代役当時のままとなっている)。なお、ユリーカの代役期間中に登場したかないが演じるセレナのイーブイニンフィアは伊瀬が復帰した後も引き続きかないが演じる。
  28. ^ 劇場版では『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』で先行して変更。
  29. ^ クレジットは冨安が上。
  30. ^ テレビ東京系列の初回放送では、キャラクター原案のスタッフクレジットが前作のまま表示された[7]
  31. ^ 第3話以降、「北風友祐」名義に変更。
  32. ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY スタート1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
  33. ^ 第14話のサブタイトル表示は他の回とは違い、ホラーな演出がなされていた。また、この回の次回予告ではBGMがなかった(後者は第37話、第72話も同様)。
  34. ^ テレビ東京系列では『春の豪華二本立て! 1時間スペシャル』の前半に放送。後半には前作の特別編が放送された。
  35. ^ a b 当初は「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」が4月24日に第24話として、「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」が5月8日に第25話として放送予定であったが、社会的事情により前者の放送は11月20日まで延期され、後者が繰り上げられて放送された。詳細は後述
  36. ^ テレビ東京系列では『メガメガ1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
  37. ^ テレビ東京系列では『ピカチュウ・ザ・ムービー1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
  38. ^ この回のサブタイトル表示(4つ全て)は他の回とは違い、映画風になっている。
  39. ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z スタート記念1時間スペシャル』の後半に放送。前半には最強メガシンカ 〜Act IV〜が放送された。
  40. ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z 1時間スペシャル!』と題して2話連続放送。
  41. ^ 5月1日は「世界卓球」中継のため休止。
  42. ^ タイトルコール後には、本来4月24日に放送予定だった回であるという旨のテロップが添えられた。
  43. ^ 劇中にてショウヨウジム戦直前と明言されており、終盤でサトシがショウヨウジム攻略の作戦を思いつく描写が存在する他、延期されている間にサトシ達一行がゲットしたヤンチャム・ルチャブル・ルクシオは登場しない。
  44. ^ レンタルDVDにおける話数は、本編と一緒に「最強メガシンカ」もカウントしているため(後述)、本放送時の話数と異なる。そのため、リンク先にある「第9巻収録の第25話から第27話」は、本編の第24話「ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!」から第26話「フラベベと妖精の花!」を指す。
  45. ^ 「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」は第18巻に収録されている[10][11]
  46. ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z スタート記念1時間スペシャル』の前半に放送。後半にはXY&Zの第1話(通算第94話)が放送された。

出典




ポケットモンスター X・Y

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 13:25 UTC 版)

ポケットモンスター X・Y』(ポケットモンスター エックス・ワイ)は、2013年10月12日株式会社ポケモンから発売されたニンテンドー3DSロールプレイングゲーム[3]ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』の総称である。この項では、『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』を扱う。


注釈

  1. ^ 『青』『ピカチュウ』『クリスタル』『エメラルド』『プラチナ』『ウルトラサン』『ウルトラムーン』が該当。『ソード』『シールド』以降は追加バージョンに代わり有料ダウンロードコンテンツが配信されている。
  2. ^ 基礎ポイントは4ポイント単位でステータスを計算しており、252を超えた分の3ポイントは無駄になっていたため。
  3. ^ 今までのシリーズの殆どで道具使用の注意を促した人物は博士だったが、主人公の親が注意を促すのは『ルビー・サファイア・エメラルド』以来である。
  4. ^ レベルは主人公の手持ちのポケモンに合わせて上がる。

出典

  1. ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、186頁。ISBN 978-4-902346-47-3 
  2. ^ 株主・投資家向け情報:業績・財務情報 - 主要タイトル販売実績 ニンテンドー3DS専用ソフト”. 任天堂. 2024年5月8日閲覧。
  3. ^ 『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2019年8月9日閲覧。
  4. ^ Pokemon Direct 2013.1.8(プレゼンテーション映像)”. 任天堂 (2013年1月8日). 2013年2月28日閲覧。
  5. ^ a b 『ポケットモンスター X・Y』ニンテンドー3DSで2013年10月、世界同時発売”. ファミ通.com (2013年1月8日). 2013年1月13日閲覧。
  6. ^ 【Nintendo Direct】『ポケットモンスター X・Y』、旅立ちの3匹も明らかに”. インサイド (2013年1月8日). 2013年1月8日閲覧。
  7. ^ ニンテンドー3DS|うごく社長が訊く『ポケットモンスター X・Y』|Nintendo:” (2013年10月10日). 2013年10月10日閲覧。
  8. ^ 増田部長のめざめるパワー 第237回
  9. ^ ニンテンドウオンラインマガジン2000年7月号NO.23”. 2015年2月10日閲覧。
  10. ^ 「ポケットモンスターX・Y 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイド」ゲームフリーク設定資料〔キャラクター編〕より
  11. ^ 【ジャパンエキスポ2013】『ポケットモンスターX・Y』カロス地方のモチーフはフランス・・・増田氏が明らかに”. ニュース&コミュニティサイト「インサイド」 (2013年7月5日). 2016年12月8日閲覧。
  12. ^ メガバシャーモ|『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2015年6月3日閲覧。
  13. ^ 任天堂株式会社 | ニンテンドー3DS専用ソフト『ポケットモンスター X・Y』ミアレシティでのレポートについてのお願い”. 任天堂 (2013年10月18日). 2013年12月30日閲覧。
  14. ^ 任天堂株式会社 | ポケットモンスターX・Y 更新データ配信のお知らせ”. 任天堂 (2013年12月13日). 2013年12月29日閲覧。


「ポケットモンスター X・Y」の続きの解説一覧

ポケットモンスターXY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/28 00:11 UTC 版)

ポケットモンスターXYポケモンXYは、ポケットモンスターシリーズの作品のうち、以下のものの略称。




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