ニコラ・ブルバキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/28 09:18 UTC 版)
数学原論
数学原論は1939年の『集合論 要約』を皮切りに11部門が出版され
- 1.集合論
- 2.代数
- 3.位相
- 4.実一変数関数
- 5.位相線型空間
- 6.積分
の6部門においては特に順序にこだわり部門の順序も含めて既に示した結果を用いて記述されている。それで集合論を土台に数学の再編を行ったという事であるが、実際の出版の順序は必ずしもこのようにはいかなかった。その後の部門
- 7.リー群とリー環
- 8.可換代数
- 9.多様体
- 10.スペクトル論
- 11.代数的位相幾何学
では順序が決まっているわけではない。
脚注
参考文献
- モーリス・マシャル 『ブルバキ 数学者達の秘密結社』〈シュプリンガー数学クラブ〉高橋礼司訳、シュプリンガー・フェアラーク東京、2002年10月。ISBN 4-431-70926-6。
- Mashaal, Maurice 『ブルバキ 数学者達の秘密結社』〈シュプリンガー数学クラブ 第10巻〉高橋礼司 訳、丸善出版、2012年。ISBN 978-4-621-06361-3。
- アミール・D・アクゼル著、水谷淳訳、『ブルバキとグロタンディーク』、日経BP、2007年。ISBN 978-4-82228-3322
- ファング 『ブルバキの思想』、森毅監訳、河村勝久訳、東京図書、1975年。
外部リンク
注釈
- ^ これは通常講師の確定していない講義についての告示で用いられるものであった。
出典
- ^ 外部リンク
- ^ 井関清志・近藤基吉共著、『現代数学―成立と課題―』、共立出版、1977年。ISBN 978-4-535-78114-6。
- ^ Mashaal 2012, pp. 198–199.
- ^ 外部リンク
- ^ 外部リンク
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