トニー・ヴィドマー トニー・ヴィドマーの概要

トニー・ヴィドマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 06:35 UTC 版)

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トニー・ヴィドマー
名前
本名 アンソニー・ヴィドマー
Anthony Vidmar
ラテン文字 Tony Vidmar
基本情報
国籍 オーストラリア
イタリア
生年月日 (1970-07-04) 1970年7月4日(51歳)
出身地 アデレード
身長 186cm
選手情報
ポジション DF (LSB)
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1989-1995 アデレード・シティ 134 (15)
1993 エケレン (loan) 9 (1)
1995-1997 NAC 61 (4)
1997-2002 レンジャーズ 104 (9)
2002-2003 ミドルズブラ 12 (0)
2003-2005 カーディフ 73 (2)
2005-2006 NAC 21 (0)
2006-2008 セントラルコースト 33 (0)
1989-2008 通算 448 (31)
代表歴
1990-1992  オーストラリア U-23 18 (7)
1991-2006 オーストラリア 76 (3)
監督歴
2009-2010 アデレード・ユナイテッド (ユース・アシスタント)
2009-2012 南オーストラリア国立スポーツ研究所
2012-2013 オーストラリア U-17 (アシスタント)
2013-2017 オーストラリア U-17
2017- メルボルン・シティ (アシスタント)
1. 国内リーグ戦に限る。2018年6月17日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

経歴

地元のクラブアデレード・シティFCでキャリアをスタート。オランダNACブレダを経て、1997-98シーズンスコットランドの名門レンジャーズFCに入団。ここで150試合以上に出場し、リーグ連覇, カップ2回, スコティッシュリーグカップ, 3回と計7回のタイトル獲得に貢献した。また、UEFAチャンピオンズリーグ 1999-2000予選3回戦・イタリアパルマFC戦でのゴール[1]は語り継がれるほどだった。2002年、イングランドミドルズブラFCにフリー移籍で加入した。[2]

しかし、出場機会はあまりなく、レンジャーズ退団後から獲得を目指していたレニー・ローレンス英語版監督の誘いで、翌シーズンにはイングランド2部カーディフ・シティへと移籍した[3]。カーディフではすぐさまファンから人気選手となり、2005年に以前所属していたNACブレダと契約するまでの間に73試合に出場した[4]

その後、母国オーストラリアに戻りセントラルコースト・マリナーズFCに所属。2008年2月14日、Aリーググランドファイナル戦後に現役引退を発表した[5][6]

代表歴

フランク・ファリーナ監督時代は、オーストラリア代表のディフェンスラインの弱点として批判にさらされていたが、フース・ヒディンク監督就任をきっかけにパフォーマンスは大幅に改善され、2006 FIFAワールドカップ・予選大陸間プレーオフ・ウルグアイとの第2戦は特に素晴らしく無失点に抑えた。2試合合計で1-1となったためPK戦に突入すると、当初マーク・ブレッシアーノがキッカーに指名されていたが、ブレッシアーノが負傷により交代したことを考慮し、自ら蹴ることを名乗り出た。この役目を無事に務め3-1に離し、最終的に4-2で勝利した。

クラブの試合中に大腿部を骨折。リハビリ復帰後のメディカルチェックの際に不整脈が見つかったため、2006 FIFAワールドカップのメンバーに選ばれていたものの、2006年5月9日に辞退を発表[7][8]。さらに、左冠動脈の血栓が原因が判明した。ロンドンでの手術は成功し、プロ選手として再開することが可能となった[9]。2006年10月7日、1-1と引き分けたパラグアイ戦後に代表引退を表明した。




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