デジモンアドベンチャー02の登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 14:18 UTC 版)
選ばれし子供たちの家族、その他の登場人物
- 大輔の母
- 声 - 浦和めぐみ
- 第14、15、35、45、50話に登場
- 大輔が賢を家に泊らせた際、夫と共に浮かれて寿司の特上を頼もうとした。少しミーハー。
- 大輔の父
- 声 - 高橋広樹、遠近孝一(第15話)
- 第14、15、35、38、50話に登場
- 出版関係の仕事をしている。大輔が賢を家に泊らせた際、勉強を教えてくれと頼んでいた。ヤマトとタケルの母・奈津子とも仕事上の付き合いがある。
- 本宮ジュン(もとみや ジュン)
- 声 - 村井かずさ
- 第4、7、14、15、18、19 - 21、32、35、38、43、45、50話に登場
- 大輔の6つ年上の姉、高校2年生。大輔同様、ヴァンデモンのお台場襲撃の際、ヴァンデモンに捕らわれた子供の一人だった。いつもパンク系のファッションをしており、テンションの高い性格。行く先々で大輔の悪口を言っているが、険悪な関係ではない。
- ヤマトに片思いしていたが空と付き合っていることを知り失恋。2002年12月26日以降はシュウに惚れる。しかし、ヤマトのファンであることは止めていなかったようで、その後も彼女の携帯電話にはヤマトのストラップがついている。
- 前作の小説版にも名前こそ出ないものの登場しており、そこではヴァンデモンに攫われたことで泣いている大輔を慰めるなど優しい一面を見せていた。
- ドラマCDによると彼女にもパートナーデジモンが現れている。
- 京の母
- 声 - 鯨エマ
- 第6、45、49、50話に登場
- 夫とともにコンビニ「アイマート」を経営する。彼女のほうが夫より3つ年上。
- 京の父
- 声 - 遠近孝一
- 第7、15、50話に登場
- 家族で経営するコンビニ「アイマート」の店長。お店のキャッチフレーズは「愛と純真の店」。
- 井ノ上万太郎(いのうえ まんたろう)
- 声 - 高橋直純
- 第15、25、39、43、50話に登場
- 京の家の長男で大学生。時々、家業のコンビニを手伝っている。
- 井ノ上百恵(いのうえ ももえ)
- 声 - 夏樹リオ
- 第25、38、39、43、45、50話に登場
- 京の家の長女で高校2年生。演劇部に所属しているらしく、妹の京と共に音響作成をしている。ジュンとは仲が良く、一緒にヤマトのコンサートを見に行ったりもした。ドラマCDによると彼女にもパートナーデジモンが現れている。
- 井ノ上千鶴(いのうえ ちづる)
- 声 - 夏樹リオ
- 第14、25、39、43、45、50話に登場
- 京の家の次女でお台場中学2年生。ヤマトと同じクラスで、ジュンの頼みでよくヤマトのことをスパイしていた。ドラマCDによると彼女にもパートナーデジモンが現れている。
- 火田主税(ひだ ちから)
- 声 - 富田耕生
- 第5、14、16、24、43、45、47、50話に登場
- 剣道を伊織に教える厳格な祖父。チューチューゼリーが好物。
- かつて息子・浩樹とその友人・及川がデジタルワールドに夢中になることを嫌い、その世界の存在を強く否定した。後に浩樹の殉職によって唯一の理解者を失い孤独になった及川の屈折を目の当たりにし、そのことを激しく後悔した。終盤、及川に歩み寄り浩樹について語り合える友人になって欲しいと説得しようとしたが、ベリアルヴァンデモンに身体を支配された及川は、既に後戻りの出来ない状態にあった。
- 火田富美子(ひだ ふみこ)
- 声 - 光明寺敬子
- 第2、6、16、45、47、50話に登場
- 伊織の母。おはぎやかんぴょう巻きを作るのが得意で、京から絶賛されていた。極度の心配性である。
- 火田浩樹(ひだ ひろき)
- 第43、44、47 - 49話に登場
- 伊織の父で伊織が尊敬している人の一人。数年前にロンドンで要人を庇って殉職した警察官。少年時代を経て大人になっても、及川と共にデジタルワールドの存在を信じていたが父・主税により強く否定される。孤独な及川にとっては、たった一人の理解者であり、親友でもあった。
- 高石 奈津子(たかいし なつこ)
- 声 - 坂本千夏
- 第1、33、38、43、46、48 - 50話に登場
- ヤマトとタケルの母親。『02』では夫とヤマトと同じお台場に引っ越した。仕事の都合で家を空けることもしばしば。
- 職業はノンフィクションライターで、7年前からデジモンに関する事件を調べていて、7年前の光が丘の爆弾テロ事件や3年前のお台場の霧事件のことを調べているが、息子たちのことは伏せていた。2003年の春には「デジモン評論家」という肩書きを頂戴し、調べられる側になってしまった。
- 八神裕子(やがみ ゆうこ)
- 声 - 水谷優子
- 第17、45、50話に登場
- 太一とヒカリの母親。
- 賢の母
- 声 - 百々麻子
- 第3、7、8、11、18、21、23、24、26、35、38、43、45、50話に登場
- 治、賢の母親。息子たちの賞賛に溺れてしまっていたが、賢が戻ってきた後に自分たちが親失格と悔い改めた。カイザー時代、賢の変貌振りを気に病んでいた。なお、作中にて作るご飯は毎回ハンバーグだった。その後、友達の家に泊まるようになった息子やクリスマスで大輔たちを呼んだことは子供たちの笑い声が聞こえることを喜んだ。
- 賢の父
- 声 - 木村雅史
- 第3、8、11、18、21、23、24、26、45、46、48、50話に登場
- 治、賢の父親。天才少年の親と取りざたされていた。行方不明だった賢が戻ってきた時、賢の本心を解ってやれなかったと悔やんだ。同時に治をもっと遊ばせてあげなかったことも悔やむ。及川とは同僚だった。その後、賢が何かを隠していたことを知りながらも黙っていたが、デーモンとの戦いの後、遂に全てを話してもらい、妻と共にワームモンとも出会う。
- 一乗寺 治(いちじょうじ おさむ)
- 声 - 朴璐美
- 第21、23、26、38、44、49話に登場
- 賢の2つ年上[18]の兄。賢曰く「本当の天才」で賢にとって憧れの兄であるが、シャボン玉を上手く吹くことが出来なかった。
- 賢が兄のおまけとして扱われるようになってきたころ、デジヴァイスを入手するが、反応せず、賢が選ばれし子供に選ばれたことに嫉妬。そのことで賢を責め立て、賢から「治兄さんなんて、いなくなればいい」と恨まれてしまう。しばらくして、賢の眼前で交通事故に遭い、死亡し、帰らぬ人になる。
- ゲームでは賢は一人部屋で彼は出てこないが、あくまでアニメとはパラレル。
- デジモンカイザー時代の賢の姿は治そのもの。
- 石田裕明(いしだ ひろあき)
- 声 - 平田広明
- 第7、17 - 19、21、33、38、39、43、47 - 50話に登場
- ヤマトとタケルの父親。前作同様、長男のヤマトと暮らしている。『02』ではパソコンを買わされたり、キャンプの保護者にされたりと影で協力させられた。ドラマCDによると彼も昔バンド活動をしていたようだが歌は歌わなかったらしい。2003年では、選ばれし子供たちへの取材をしないように他局に働きかけた。
- また、担当声優の平田は本作品のナレーションも兼任しており、ドラマCDではそのことに触れたネタがあった。
- ミッシェル
- 声 - 平田広明
- 第41、42話に登場
- ヤマトとタケルの祖父で、奈津子の父親であるフランス人。時代劇口調も出来るほど日本語が流暢なパリっ子。サイドカーを乗り回すほど若々しいが、元気すぎて太一やタケル、パートナーデジモンたちも引っ張りまわしていた。
- 武ノ内春彦(たけのうち はるひこ)
- 声 - 森川智之
- 第33、48、50話に登場
- 空の父親。前作に登場した淑子の夫である。大学の人文学部教授で京都で主に狐狸(こうり)や妖怪について研究をしている。デジモンを付喪神の一種のようなものではないかと考えている。仕事の都合で妻子と別れて暮らしている。婿養子ではないのだが、妻の華道の関係で苗字を変えることになった。2003年の春には高石奈津子同様に「デジモン評論家」という肩書きを頂戴し、デジモンたちやデジタルワールドを一般に正しく認知されるように奮闘した。その後、光子郎同様デジタルワールドの研究もしている様子。ドラマCDによると10月が誕生日。
- 泉佳江(いずみ よしえ)
- 声 - 荒木香恵
- 第18、27、33、38、39、42、48、50話に登場
- 光子郎の養母。子供たちにおにぎりやドーナツを差し入れした。少々子供っぽいところがあり、息子の光子郎に窘められることもあるが、子供たちに理解のある女性。テントモンのことを「テントさん」と呼ぶ。
- 城戸シュウ(きど シュウ)
- 声 - 菊池正美
- 第33、44、45、48、50話に登場
- 城戸家の次男で丈の兄。昔は医学部だったが、現在は空の父の下で研究助手をする大学生。1999年のお台場霧事件の時は高校の陸上部の合宿のため、お台場にはいなかった。陸上では全国大会に行くほどの実力を持ち、大学では映画制作なども行う多趣味な人。前作で丈が「兄さんたち」というセリフを言っており、前作から設定だけはあった。ドラマCDによると彼にもパートナーデジモンが現れている。後に光子郎と同様デジタルワールドの研究をしている。
- 丈の父
- 声 - 菊池正美
- ドラマCD「未知へのアーマー進化」に登場
- 息子たちに対して理解のある父親。
- 丈の母
- 声 - 菊池正美
- ドラマCD「未知へのアーマー進化」に登場
- 藤山先生
- 声 - 遠近孝一
- 第2話に登場
- 元太一たちの担任でもある先生。パソコン部の顧問でもあるが、パソコンが出来ずあまり登場しない。
- 祥月教授
- 声 - 平田広明
- 第3、8話に登場
- 城南大学情報工作部の教授。カイザー時代の賢が作り出したコンピュータープログラム優勝作品を見て、驚愕した。賢の特集雑誌にも取り上げられた。
- 秋山遼(あきやま りょう)
- 第23、43話に登場
- 2000年に賢と一緒にデジタルワールドを旅した少年。前作の劇場版にもトルコから応援メールを送る姿でワンシーン出演した。アニメ版デジモンとリンクしたゲーム版シリーズでの主人公。ただし、ゲーム版はあくまでアニメとはパラレルワールドである。
- 前作でのゲーム版では少しばかり気が弱くお人好しな少年だったが、賢が親友兼弟分だったこともありタッグテイマーズではデジモンテイマーズの遼と近い性格になった。ゲーム版では、さまざまなデジモンと心を通わせることができる特殊な能力を有しており、不可能を可能に変えてしまうとも言われている。
- ゲーム版『ディーワンテイマーズ』では、ミレニアモンとの最後の戦いで異次元に飛ばされてしまい、現実世界では行方不明となってしまうが、アニメではどうなったかは不明。『デジモンテイマーズ』に登場する秋山遼とは同一人物だと関弘美プロデューサーにコメントされるが、シリーズディレクターの2人はそのことを知らなかったりしたことから[19]、2つのアニメの秋山遼の整合や、ゲームとの矛盾などが多い。
- 川田範子(かわた のりこ)
- 声 - 浦和めぐみ
- 第41、43、45 - 48、50話に登場
- 及川により暗黒の種を植え付けられた少女。それからは天才的な能力を持つが、家族を罵ったり性格は豹変した。天才で無くなった賢のことを侮蔑し、ストーカー呼ばわりした。大輔たち選ばれし子供たちの助けを借りて夢を取り戻しパートナーデジモンを得る。
- 将来の夢は幼稚園の先生、パートナーデジモンはプニモン(声 - 重松花鳥)。
- 吉沢孝(よしざわ たかし)
- 声 - 徳光由禾
- 第40、43、45、46、48、50話に登場
- 及川により暗黒の種を植え付けられた少年。それからは天才的な能力を持つが、性格は豹変した。大輔たち選ばれし子供たちの助けを借りて夢を取り戻しパートナーデジモンを得る。
- 将来の夢は野球選手、パートナーデジモンはポヨモン。
- 倉田けいこ(くらた けいこ)
- 声 - 野田順子
- 第43、45、46、48、50話に登場
- 及川により暗黒の種を植え付けられた少女。それからは天才的な能力を持つが、性格は豹変した。大輔たち選ばれし子供たちの助けを借りて夢を取り戻しパートナーデジモンを得る。
- 将来の夢はケーキ屋さん、パートナーデジモンはユキミボタモン(声 - 竹内順子)。
- 芝田浩(しばた ひろし)
- 声 - 松本美和
- 第42、43、45、46、48、50話に登場
- 及川により暗黒の種を植え付けられた少年。それからは天才的な能力を持つが、性格は豹変した。大輔たち選ばれし子供たちの助けを借りて夢を取り戻しパートナーデジモンを得る。
- 将来の夢は漫画家、パートナーデジモンはニョキモン。
- 女の子
- 声 - 水谷優子
- 『ディアボロモンの逆襲』に登場。
- 眼鏡を掛けた少女。丈に頼まれて自転車を賢に貸し、丈と共に東京湾に徒歩で向かった。映画のエンディングで丈と共に写真に写るなど、脇役の割には優遇された扱いを受け、『ディアボロモンの逆襲』のDVDのおまけでもそのことについて触れられている。登場した全てのシーンで丈と一緒に映っている。
- なっちゃん
- 声 - 宍戸留美
- ドラマCD「夏への扉」に登場。
- 名前を付けたのはミミ、理由は夏だから。なっちゃんの声が最初に聞こえた大輔に好意を寄せる。その正体はデジモン。パートナーのいるチビモンやグミモンに嫉妬し、「あんなデジモンのどこが良いの?」と大輔に問いかけたり、チビモンに嫌味を言ったりした。終盤で凶暴なデジモンに変貌して大輔たちに襲いかかるが、それでも優しく寄り添ってくれた大輔に対し感謝の言葉を届けて消滅し、デジタマとなって再生した。その後大輔たちがなっちゃんのパートナーを探しにいくところで物語は終わったので、大輔たちが探し当てられたか、そもそもパートナーの人間が存在するかは謎である。
- ^ タケル、ヒカリ、賢の物は、彼らが元々持っていたデジヴァイスが形を変えたもの。
- ^ それまでは自分のゴーグルを着けていたが、モノクロモンの攻撃で壊れてしまった。
- ^ なお、店前には「愛情と純真の店アイマート」と書かれている。
- ^ 玄関が柵付で、京や伊織の部屋より広い。
- ^ 対照的に伊織はブラックウォーグレイモンの内面、事情を斟酌する場面が見られる。
- ^ 続編である『02』の制作が決まったため、ナレーションがタケルの回想であったことは『02』の最終回へと持ち越しとなった。『小説デジモンアドベンチャー3』のコメントより。
- ^ 現実世界ではデジモンをカメラやビデオで撮ってもノイズや画像の乱れなどのために映らないが、画像の乱れはない。スライドボディのデジカメは、ポップアップ式のストロボを備える。
- ^ 賢が選ばれたのは偶然であり、アルケニモン曰く「誰でも良かった」とのこと。
- ^ 8話で、大輔と対戦したサッカーの試合にて、スライディングで足を怪我したことがきっかけ。
- ^ 今週のデジモン02 第5話
- ^ 自分を差し置いてアグモンに固執する賢(カイザー)に見かねて自分を進化の実験に使うようアグモンを逃がす、賢に好意を抱きアプローチするチチョスと喧嘩するなど
- ^ しかし、自分とタケルを恋人同士である織姫と彦星に例えたことも。
- ^ 7話や18話より、そのことで大輔はヤマトから説教を受けることもあるらしい
- ^ 『Vジャンプ』での関弘美Pのコメントより。
- ^ 最終回によると次の行き先は木星らしいが、声優のアドリブであるため真偽のほどは不明。
- ^ 「デジモン公式超図鑑」「デジモンシリーズメモリアルブック」などの書籍に記されている。
- ^ ドラマCD「2年半の休暇」によると、2001年9月ごろ。つまり、彼女が小学6年の時から。同ドラマCDではアメリカ同時多発テロ事件のことも描かれており、アメリカに住むたくさんの選ばれし子供たちがデジモンと共に救出活動をしていたことが分かる。
- ^ ドラマCD『オリジナル ストーリー 2003年-春-』より「兄さんが亡くなってから3度目の春」「兄さんの年齢を超えてしまった」。
- ^ 『月刊Vジャンプ』2002年5月号より。
- ^ 大輔が回想した映画のポスターから父親の名前がMichel J Barton、マイケル・J・バートンと表記されているため本名がマイケル・バートン・ジュニアの可能性がある。
- ^ デジモンアニメーション・クロニクル デジモンシリーズ メモリアルブックによるとフルネームがカトリーヌ・ドヌーブとなっている。
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