セロハンテープ 商標

セロハンテープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 07:10 UTC 版)

商標

一般的に普及している「セロテープ」という呼称は、ニチバン登録商標である。

同様にアメリカ合衆国韓国でも商標名の Scotch Tapeイギリスでも商標名である Sellotape で呼ばれる。

機能・用途

通常はテープカッターあるいはテープディスペンサーと呼ばれる刃のついた台にセロハンテープを装着して使う。帯状になったセロハンテープの端を引っ張ると、設置されたテープが回転してはがれるようになっており、これをテープカッターについた刃で切断する。切り取られたテープ用途は紙を含む広範囲に及ぶ。

巻き取られた状態のテープがべたつかずに片面だけはがれるように剥離材などが塗られており、油性マジックなどで書き込みが出来るようにつや消しに仕上げたものもある。

歴史

1930年アメリカ合衆国3M社によって開発された[1]。元々は、荷物を輸送中の湿気から守るために、防湿効果のあるセロファンを活用しようとしたものだが、この用途では製品化されず、テープでの製品化となった。

戦後、GHQが事務用にアメリカ本国から輸送していたが、医療用絆創膏メーカーであったニチバン(当時:日絆工業株式会社)に製造を打診。ニチバンが1ヶ月後に試作品を持っていくと、あまりに早かったので驚かれたという逸話がある。

出典

関連項目

外部リンク


  1. ^ 3M 製品開発史 1930年代”. 2007年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月1日閲覧。


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