スペース☆ダンディ
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スペース☆ダンディ | |
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ジャンル | SF、コメディ、アクション |
アニメ | |
原作 | BONES |
総監督 | 渡辺信一郎 |
監督 | 夏目真悟 |
脚本 | うえのきみこ、佐藤大 信本敬子、円城塔 森ハヤシ、大河内一楼 渡辺信一郎、湯浅政明 |
キャラクターデザイン | 伊藤嘉之 |
メカニックデザイン | ロマン・トマ |
音楽 | スペース☆ダンディバンド |
アニメーション制作 | ボンズ |
製作 | バンダイビジュアル、ボンズ バンダイナムコゲームス 博報堂DYメディアパートナーズ フライングドッグ、BSフジ |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | シーズン1:2014年1月 - 3月 シーズン2:2014年7月 - 9月 |
話数 | シーズン1:全13話 シーズン2:全13話 |
漫画 | |
原作・原案など | BONES(原作) 原田雅史(構成) |
作画 | 朴晟佑 + REDICE |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | ヤングガンガン |
発表号 | 2014年1号 - 2014年19号 |
発表期間 | 2013年12月20日 - 2014年10月3日 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ、漫画 |
ポータル | アニメ、漫画 |
概要
人気アニメを手掛けたスタッフが集まって制作される、宇宙を舞台にしたコメディ仕立てのSFアクションアニメ[1][2]。企画のテーマは「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」[3]。
プロデューサーの南雅彦、総監督の渡辺信一郎、脚本家の佐藤大・信本敬子、音楽(参加)の菅野よう子らは1998年放送の『カウボーイビバップ』を手がけたスタッフ。宇宙の賞金稼ぎ[注 1]、各話完結スタイル、音楽やアイキャッチの凝り方など共通する要素もある。ほかには大友克洋、湯浅政明らクリエーターがおよそ70人、岡村靖幸らアーティストがおよそ20人と多くの人間が本作に参加している[4][5][6][7]。ナレーションは矢島正明が務める。
クレジット上ではキャラクターデザイナーの伊藤嘉之がアニメーションディレクターを兼任しているが、実際には話によって絵柄が統一されておらず、上記した多数のクリエイターともどもアニメーターの作風が前面に押し出された内容となっている。また、登場人物たちがナレーションに反応するといった、楽屋落ちやメタフィクションの要素を含んだ話も存在する。
楽曲面では多数のアーティストたちが曲を提供しており、その総称として「スペース☆ダンディバンド」名義が用いられる。オープニングでは、その回に曲が使用されたアーティスト名がバンドの下にカッコ書きでクレジットされる[8]。
日本以外では、北米のカートゥーン・ネットワーク(アダルトスイム枠)、アジア地域のアニマックスアジア、オセアニア地区のマッドマン・エンターテインメント、ヨーロッパ地域(ドイツ・イギリス・フランス・イタリア)の各放送局など、海外のアニメ専用チャンネルでも世界同時放送・配信を行なう[9][10]。
2014年3月、AnimeJapan 2014におけるトークショーで、シーズン2の放送が2014年7月から放送開始となることが発表された[11]。シーズン1終了時点で登場していないクリエイターは、シーズン2のスタッフとして参加している[11]。
2015年秋、BSフジ、TOKYO MX、ニコニコ生放送にてスタッフおよびファン投票によって選出されたエピソードで再放送が実施されたほか、2024年1月より再度BSフジにて全26話の再放送が実施された[12]。
あらすじ
宇宙人ハンター・スペース☆ダンディはまだ見ぬ新種の宇宙人を求め、使えない旧式掃除機ポンコツロボット・QTや、使えないうえに無駄飯食いでマヌケなボンクラ・ベテルギウス星人のミャウと共に宇宙をさすらう。その道中、一行はさまざまな宇宙人と遭遇したり、ダンディを狙う謎の勢力に追い回されたり、宇宙レストラン「ブービーズ」のウェイトレスたちに鼻の下を伸ばしたりと、ドタバタ騒ぎを続ける。
- ^ 作中の宇宙通貨単位は『カウボーイビバップ』と同じ「ウーロン」である。
- ^ 公式サイトによれば「たぶん20代前半」とのこと。
- ^ 英語版でも頭文字は同じ。ただしそれぞれの単語は異なる。
- ^ エンディングクレジットでは「幻のラーメン屋のオヤジ」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「先輩宇宙人」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「じいちゃん」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「アナウンサー」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「図書館長」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「副館長」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「図書館員」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「知らないおじさん」「ラジカセ」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「コーヒーメーカー」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「コーヒーミル」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「カルパッチョ」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「ジェントル」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「検察官」と表記。
- ^ エンディングクレジットでは「弁護士」と表記。公式サイトでは「検察官」と誤表記。
- ^ エンディングクレジットでは「神の声」と表記。
- ^ a b ストーリー原案
- ^ “渡辺信一郎×伊藤嘉之×BONESによる新作テレビアニメ『スペース☆ダンディ』が2014年1月より放送開始”. ファミ通.com (KADOKAWA). (2013年8月19日) 2013年8月19日閲覧。
- ^ “「スペース☆ダンディ」 渡辺信一郎総監督、BONESが贈るスペースSFコメディ 2014年1月放送開始”. アニメ!アニメ! (イード). (2013年8月19日) 2013年8月19日閲覧。
- ^ “企画書が登場!”. 公式Twitter (2014年1月14日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “アニメ「スペース☆ダンディ」音楽に靖幸、菅野、向井ら”. ナタリー (ナターシャ). (2013年12月2日) 2013年12月8日閲覧。
- ^ “大友克洋 : 「スペース☆ダンディ」に参加 円城塔ら豪華クリエーター集結”. MANTANWEB (毎日新聞デジタル). (2013年12月4日) 2013年12月8日閲覧。
- ^ “「スペース☆ダンディ」超弩級の参加クリエイター、参加アーティスト発表”. アニメ!アニメ! (イード). (2013年12月2日) 2013年12月8日閲覧。
- ^ “岡村靖幸、菅野よう子ら20人を超えるアーティストがTVアニメ「スペース☆ダンディ」に音楽参加”. ListenJapan (エムティーアイ). (2013年12月3日) 2013年12月8日閲覧。
- ^ “ダンディOPでの音楽クレジットですが・・・”. 公式Twitter (2014年1月5日). 2014年1月7日閲覧。
- ^ “「スペース☆ダンディ」 日本、北米、アジアで2014年1月の同時放送スタート”. アニメ!アニメ!. (2013年10月25日) 2014年1月26日閲覧。
- ^ “WORLD INFO”. 公式サイト. 2014年1月29日閲覧。
- ^ a b “アニメジャパンにて「スペース☆ダンディ」シーズン2発表、7月より放送開始じゃんよ!”. アニメ!アニメ!. (2014年3月22日) 2014年3月22日閲覧。
- ^ a b “アニメ「スペース☆ダンディ」2作がBSフジで再放送決定! 2024年1月5日24時30分から”. Impress (2023年12月19日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ "『スペース☆ダンディ』挿入歌「かんちがいロンリーナイト」の楽曲配信が好調!". リスアニ WEB.(2014年8月19日)2021年8月17日閲覧。
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