ステルスゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 09:18 UTC 版)
概要
従来の「敵をたくさん倒せば高得点」ではなく、「いかに敵に見つからないか」を主旨としている。
いわゆるアクションゲームの一分野とすることもできるが、従来のアクションゲームと違い、敵に接近すると無条件に攻撃を受けたり、画面外からの敵が一直線にプレイヤー目掛けて次々と襲ってくるということはない。プレイヤーが敵の本拠地に潜入し、秘密工作、暗殺等の目的を達成するという形式をとったものが多い。その為主人公は、忍者や特殊部隊の隊員、諜報員、工作員などの極秘作戦に携わる人間であることが多い。
ステルスゲームには、侵入した形跡を残さないように、敵に見つからず、そして、倒さない(または特定のターゲットの暗殺のみ)ようにしながら進めていく『ノーキル・ノーアラート』というプレイスタイルで加点や高評価、ボーナス、実績、トロフィー獲得となるもの(メタルギアソリッドシリーズ、天誅(初代、忍凱旋、参、紅、忍大全、千乱)、スプリンターセルシリーズ(コンヴィクションを除く)、ヒットマンシリーズ、Thief、アサシンクリード クロニクルシリーズ、Deus Exシリーズ、Dishonoredシリーズ、 Mark of the Ninja、Aragami、Styx等)や、ハンティングゲームの様に物陰に隠れながら敵に接近し、見つからないように倒して行く『ステルスキル』というスタイルで加点や高評価、ボーナス、実績、トロフィー獲得となるもの(天誅シリーズ、忍道シリーズ、スプリンターセル ブラックリスト、Far Cry3以降、スナイパーエリート3以降、紅忍 血河の舞等)、メインはアクションゲーム、アクションRPGやTPS、FPSだが、ステルスゲームの要素を取り入れた物(アサシンクリードシリーズ、スプリンターセル コンヴィクション、シャドウ オブ ザ トゥームレイダー、隻狼、The Last of Us、Ghost of Tsushima等)ものと、いちジャンルでありながらゲームのプレイスタイルの方向性によって、ゲーム性は多岐に渡る。
- ^ Tassi, Paul. “'Deus Ex: Mankind Divided' Will Fix Human Revolution's Boss Problem” (英語). Forbes. 2023年1月3日閲覧。
- ^ Burford, G. B. (2017年7月28日). “Dishonored's Party Level Rewrote The Rules Of Stealth Games” (英語). Kotaku. 2023年1月3日閲覧。
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