スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
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公開・反響
アメリカでは平日に一般公開されたため、仮病などで仕事を休んで映画館に行く観客が続出し、一説には650億9800万ドルの損失をアメリカ経済に与えたといわれている。
日本では本作の公開を記念し、本シリーズの『エピソード1・2・4・5・6』(『エピソード3』は別売)と、『エピソード4~6』の特別篇の復刻パンフレットBOXが発売された。
受賞歴
- アカデミー賞
- ノミネート:メイクアップ賞
- サターン賞
- 受賞:最優秀作曲賞、最優秀SF映画賞
- ノミネート:最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演男優賞、最優秀衣装賞、最優秀メイクアップ賞、最優秀特殊効果賞
- MTVムービー・アワード
- 受賞:最優秀悪人賞
- ノミネート:ベストファイト賞、ベストヒーロー賞
- 毎日映画コンクール
- 受賞:TSUTAYAファン賞(外国映画部門)
- サテライト賞
- 受賞:最優秀音響賞、最優秀視覚効果賞
- ノミネート:最優秀美術・デザイン賞、最優秀DVD賞
- ラジー賞
- 受賞:最低助演男優賞
- 日本アカデミー賞
- ノミネート:外国作品賞
日本語版の翻訳に関する問題
日本ではDVDが2005年11月23日に発売されたが、この際に劇場公開版の字幕(担当戸田奈津子)の意訳に関して非常に多くの苦情が寄せられた結果、ソフト化に際して字幕修正が行われている。
一方、日本語吹き替え版(翻訳平田勝茂)についても、脚本より『スターウォーズ』の世界観への忠実さを優先する意訳が目立ち、中にはほとんどアドリブに近いものもある(例:英語・字幕版のオビ=ワンはアナキンの野望に激昂するが、吹き替え版ではアナキンの行為に激昂している)。しかし、こちらは世界観を優先する意訳と受け止められ、誤訳を含めてDVD版でも変更が行われていない。
2011年以後に製作された映像ソフトでは、オープニングクロールが修正され字幕にも更なる訂正が加わっている。
サウンドトラック
サウンドトラックCDは北米では2005年5月3日、日本では同5月25日に発売された。収録曲数は基本的に15曲だが、日本盤CDにはボーナス・トラックとして、テーマ曲「英雄たちの戦い」(Battle of the Heroes)のセリフ入りヴァージョン(with Dialogue and Effects Mix)も収録されている[12]。
北米盤、日本盤ともに、ボーナスDVDが付いており、全6作から選りすぐったリマスター版BGMと名場面を使用した16本のミュージック・ビデオが、「組曲」仕立ての『スター・ウォーズ:ミュージカル・ジャーニー』として、劇中の時系列で収録されている。進行役はパルパティーン皇帝役のイアン・マクダーミド[13]。
なお、「英雄たちの戦い」を使った『A Hero Falls』というミュージック・ビデオもCD発売に合わせて製作され、のちに映画のDVDに特典映像として収録された。
- ^ 『スター・ウォーズ』最新作、米でPG-13指定 シネマトゥデイ 2015年11月27日
- ^ マーチャンダイジングライツレポート2006年9月号。
- ^ a b “『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 3D』、『エピソード3/シスの復讐 3D』が「セレブレーションアナハイム」にて上映!”. STAR WARS WEBLOG (2015年1月4日). 2016年4月24日閲覧。
- ^ “『エピソード2/クローンの攻撃 3D』、『エピソード3/シスの復讐 3D』が「セレブレーションアナハイム」にて上映”. T-SITE NEWS (2015年8月10日). 2016年4月24日閲覧。
- ^ 前作まで声を担当していた小林勝彦が死去したため。また、小林は本作では予告編のみ声を担当している。
- ^ SCREEN 2005年9月号 メーキング・オブ 「エピソード3」
- ^ a b c d SCREEN 2005年10月号 「スター・ウォーズ」シリーズ トリビア30連発
- ^ a b c d “エピソード3のちょっとした小ネタ”. スターウォーズでナイト! (2006年11月15日). 2017年7月6日閲覧。
- ^ a b SCREEN 2005年9月号 「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」 いま明かされる50の疑問
- ^ ソニーマガジンズ『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 写真集』91頁
- ^ 文藝春秋『TITLE』2002年8月号64ページ。
- ^ セリフ入りヴァージョンは日本独自のシングル盤(2005年5月23日発売)にも収録されている。
- ^ イアン・マクダーミドによる解説をカットして、全16本を通して鑑賞することも可能。
固有名詞の分類
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