コリー・モンティス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 19:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動コリー・モンティス Cory Monteith | |
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2011年 | |
本名 | Cory Allan Monteith |
生年月日 | 1982年5月11日 |
没年月日 | 2013年7月13日(31歳没) |
出生地 | カナダ アルバータ州カルガリー |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 2004年 - 2013年 |
活動内容 | 映画・テレビドラマ・歌手 |
主な作品 | |
『glee/グリー』 |
来歴
生い立ち
カルガリー生まれ。俳優になる前は、ナナイモのウォルマートの店員、タクシー運転手、スクールバス・ドライバーと施工人として働いていた [1][2][3][4][5]。
幼い頃に両親は離婚し、モンティスは中学3年生で中退したため、高校には全く行ったことがない[6]。その理由について彼は、「(中退したことは)僕のためにならなかったよ。なんで勉強しなきゃならないのか、小6から中1ぐらいから理解できなくなった。ちょっと理由があって、反抗的な気分になっていたのさ」と述べている。 Twitterのページでは、自分は「でかくて不器用なカナダ人」と発言している。特技はドラム。
『glee/グリー』出演時
2009年に放送を開始した『glee/グリー』にフィン・ハドソン役として出演し、一躍その名を高めることになった。同年のティーン・チョイス・アワードでは新人スター男性部門にノミネート。2010年のティーン・チョイス・アワードではテレビコメディ俳優部門でノミネート。2011年は同部門で受賞を果たした。
フィン役を演じる以前は歌の経験は殆どなかったが、『glee/グリー』では多くの歌を披露している。ソロで披露した「Jessie's Girl」はオーストラリアでゴールドに認定された[7]。初回で登場した「ドント・ストップ・ビリーヴィン」はオーストラリアとアメリカでゴールドとプラチナを記録している。
私生活
死亡当時は『glee/グリー』で恋人役を演じているリア・ミシェルと交際していた[8]。一時、歌手のテイラー・スウィフトとの交際が報じられたことがある。
死去
2013年7月13日、カナダのバンクーバーにあるホテルの部屋で死亡しているのが発見された。31歳没。
地元警察の発表によると、遺体のそばからは麻薬の残留物が付着したスプーンと使用済みの注射器、および空になったシャンパンのボトル2本が発見されたという。最終検死報告書による正式な死因は「静脈注射によるヘロインの使用とアルコール摂取による混合薬物中毒」となっている[9]。年の初めに薬物依存症の治療のためのリハビリ施設に入所し、4月に退院していた後のことであった[10]。報告書には、リハビリ施設に入っていたことが麻薬の耐性を下げ、これが過剰摂取につながった可能性があるとしている。
モンティスの急逝に伴い『glee/グリー』の脚本が書き換えられることが決定し、第5シーズン第3話「大好きだったフィンへ (The Quarterback)」でフィンの死も描かれることになった。しかし、第5シーズン撮影開始時は既にモンティスは死亡していたため、実質的にフィンが作中に登場するのは第4シーズン第19話「夢に向かって (Sweet Dreams)」が最後となる。フィンが登場する最後のパフォーマンスは、第1シーズン第1話でも歌われた「ドント・ストップ・ビリーヴィン」であった。
出演作
映画
- Killer Bash (2005)
- ルール 封印された都市伝説 - ポール・ズッカーマン (2006)
- ファイナル・デッドコースター - カヒル (2006)
- ライトアップ! イルミネーション大戦争 - マディソンズ・デイト (2006)
- DAEDLY WATER - クラーケン・フィールド HAKAISHIN - マイケル (2006)
- ホワイト・ノイズ2 - スクーター・ガイ(2007)
- Gone (short) - デービス・カルダー (2007)
- 臨死 - ジミー (2007)
- ウィスパー - 10代の少年 (2007)
- Breaking the Girl - ベルーシ (2010)
- 恋するモンテカルロ - オーウェン (2011)
テレビ番組
- スターゲイト アトランティス- ジェニー・プライベート (1話分, 2004)
- キラー・ゲーム ~呪われた鬼ごっこ~ Killer Bash (テレビ映画) - ダグラス・ウェイラン・ハート (2005)
- Young Blades - マルセル・ル・ルエ (1話分, 2005)
- スーパーナチュラル - ゲイリー (1話分, 2005)
- 異常犯罪捜査班S.F.P.D. - ウィンドサーファー・ボブ (1話分, 2005)
- Whistler - リップ・リング (1話分, 2006)
- スターゲイト SG-1 - 若き頃のミッチェル (1話分, 2006)
- クラーケンフィールド/HAKAISHIN - Kraken: Tentacles of the Deep (テレビ映画) - マイケル (2006)
- Hybrid (テレビ映画) - アーロン・スキャッティー (2007)
- カイルXY - チャーリー・タナー (7話分, 2006-2007)
- フラッシュ・ゴードン Flash Gordon - イアン・フィンリー (1話分, 2007)
- Kaya (テレビシリーズ) - グンナー (10話分, 2007)
- Fear Itself - ジェームズ (1話分, 2008)
- The Boy Next Door - ジェイソン (テレビ映画, 2008)
- Mistresses - ジェイソン (テレビ映画, 2009)
- The Assistants - シェーン・ベーカー (1話分, 2009)
- glee/グリー - フィン・ハドソン (2009 - 2013)
- ^ Shawna Malcolm (2011年6月26日). “Cory Monteith's Turning Point”. parade.com. 2011年8月9日閲覧。
- ^ Derek Jory (2011年5月16日). “Cory Monteith – The Canadian Charger”. Canucks.nhl.com. 2011年5月17日閲覧。
- ^ Strachan, Alex (2009年8月28日). “Cory Monteith is gleeful about Glee”. Vancouver Sun. Canada: Canwest Publishing Inc.. 2010年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月3日閲覧。
- ^ Staff. “Cory Monteith Biography”. People Magazine. 2012年6月10日閲覧。
- ^ Staff. “Proud Oromocto father tunes in every week to watch his son Cory Monteith on hit show 'Glee'”. Glee Club Livejournal. 2012年6月10日閲覧。
- ^ 31歳で世を去った『Glee』主役、コリー・モンティスの悲劇
- ^ “ARIA Charts - Accreditations - 2010 Singles”. オーストラリアレコード産業協会(ARIA). 2017年1月1日閲覧。
- ^ http://www.hollywoodlife.com/2012/04/06/lea-michele-cory-monteith-dating-real-life-public/
- ^ “「Glee」フィン役コーリーさん、遺体のそばにスプーンと注射器…最終検死の内容が判明” (2013年10月4日). 2013年12月11日閲覧。
- ^ Stephen M. Silverman (2013年7月14日). “Glee Star Cory Monteith Dies at 31”. people.com. 2013年7月14日閲覧。
- 1 コリー・モンティスとは
- 2 コリー・モンティスの概要
- 3 ディスコグラフィー
- 4 外部サイト
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