グンネラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 02:05 UTC 版)
利用
チリ南部とアルゼンチンのコウモリガサソウ G. tinctoria (nalcas) の葉柄は食用となる。生食が主な利用法だが、サラダやリカー、マーマレードにも使われる。この種の葉はチリの伝統料理クラントを包むのに使われる。
G. perpensa は南アフリカで伝統医薬の材料となる。
観賞用としての栽培法
イギリスの種苗店などから、オニブキを含めた3 - 4種の種子が購入できる。タネが売られている種は、いずれも耐寒性の多年草で、地植えの観葉植物として栽培される。果実が液果なので、取り播きがのぞましいが、作りたい場合はなるべく2月前半までに注文し、送られてきたタネは冷蔵庫の野菜室で保管して、春分の頃に播くといい。半日陰のやや湿った埴壌土がよい。
ギャラリー
外部リンク
- The Gunnera Gallery
- Gunnera magellanica pictures from Chilebosque
- Global Invasive Species database Gunnera tinctoria
- Medicinal plant details Gunnera perpensa
- Gunnera on Achill Island [1]
- ^ "Plant Name Details for Gunnera L." International Plant Names Index (IPNI). International Organization for Plant Information (IOPI). 2012年7月24日閲覧。
- ^ 林弥栄、古里和夫 監修『原色世界植物大圖鑑』北隆館、1986年、825頁。
- ^ a b 『熱帯植物要覧』熱帯植物研究会、養賢堂、1996年、第4版、371頁。ISBN 4-924395-03-X。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-).「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info (2019年3月15日).
- ^ Bergman, B.; Johansson, C.; Soderback, E. (1992). “The Nostoc-Gunnera symbiosis”. New Phytologist 122 (3): 379. doi:10.1111/j.1469-8137.1992.tb00067.x.
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