オルスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 20:38 UTC 版)
住民
民族
人口の約75%がロシア人だが、その他の民族にはウクライナ人(5%)、タタール人(5%)、カザフ人、ヴォルガ・ドイツ人、モルドヴィン人、バシキール人、ベラルーシ人、ユダヤ人などがいる。
言語
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宗教
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文化
オルスクには二つの重要な高等教育機関があり、一つは教育学、もう一つは産業に関するものである。また州立劇場、地方史博物館、考古学研究所、児童美術館、児童民俗劇場、市立ブラスバンドなどの組織も活動している。
オルスクは産業都市としての側面が強いが、文化や歴史の面でも見るべきものはある。例えば歴史的建築も多く、ソビエト連邦の崩壊後にはロシア正教会の聖堂が古典的な様式で修復された。1870年から1907年にかけて開発された旧市街はもはやこの町の中心ではないが当時の建築が残っている。現在の中心地はガガーリン広場の周囲に広がり、1940年代から1950年代の建物が多い。新市街の中には新しい劇場や美術館があり、2006年にはローマ・カトリックの教会が新設された。旧市街と新市街はウラル川を渡る橋で繋がり、路面電車が両方を結んでいる。
古代の集落跡や墓所などの考古学遺跡は町の名所である。40か所ほどが発掘調査されており、その調査報告は大きな影響を学界に与えた。例えばクマクの墓地跡は青銅器時代に遡り、インド・ヨーロッパ語族の故地がヨーロッパ東部にあるという仮説に重要な証拠となっている。鉄器時代初期(紀元前7世紀から紀元前6世紀)に遡る墓地はサルマタイの人々が遺したもので、アケメネス朝ペルシアの支配者アルタクセルクセス1世の名の書かれた土器などが発掘されている。
脚注
- ^ Official website of the Orsk Electoral Commission. Election results Archived December 11, 2010, at the Wayback Machine. (ロシア語)
- ^ “city population”. 2023年5月3日閲覧。
- ^ a b c 「露ダム決壊 数千人避難」『読売新聞』夕刊2024年4月9日3面(2024年4月17日閲覧)
固有名詞の分類
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