エウレカセブンAO 登場人物

エウレカセブンAO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 18:08 UTC 版)

登場人物

主要人物

フカイ・アオ
声 - 本城雄太郎[9]
本作の主人公。13歳。エウレカの息子。髪色は染め上げた焦げ茶色だったが、ニルヴァーシュとの接触・起動後は地毛のエメラルドグリーンに変化。また網膜に赤いリングがあり、瞳は紫色、トラパーを視覚することが出来る。エウレカと共に沖縄の離島の磐戸島で老医師のトシオに匿われて育つも、母・エウレカは10年前の事故で消息を絶っており、作中開始時点ではトシオと二人暮らし。排他的な磐戸島の人々からエウレカは島に災厄を招き入れた疫病神との誤解を受け、その子供であるアオも「ガイジンの子」、「宇宙人」などと蔑まれ、事あるごとに偏見の対象とされいじめを受ける。本来は泣き虫で女々しい性格だが、幼なじみのナルに叱咤されており、中学生進学を機に精神的に自立しようと足掻いていた。幼少期から迫害を受けるなど辛酸を舐めさせられてきたせいで自己評価が著しく低く、たとえ良い意味でも特別視されることを好まないなど、どこか屈折した一面がある。幼い頃から誰に教わったわけでもなくFPの操縦が出来た。
入学式の前夜、スカブ発生に巻き込まれた際、偶然にもガゼルたちが落とした腕輪(ニルヴァーシュの起動キー)を拾う。翌朝、登校途中でシークレットの襲撃に遭遇。腕輪を回収するためアオを探していたガゼルたちに日本軍の輸送艦に案内され、搬送中だったニルヴァーシュに搭乗しシークレットを撃退する。その際、アオの髪が青くなっていたことを目撃した島民たちにより風当たりが増し、トシオの診療所が放火される。Mark1の操縦者として各国から狙われることとなったため、アオはカズユキ達独立運動グループに捕らわれ日本政府との交渉の道具にされそうになる。2度目のシークレットとの戦闘後、もはや磐戸島にはいられないことを悟ったアオは、ゲネラシオン・ブルに入ることを決意。ナルからノアを託され磐戸島を出る。
エウレカのことはアンマー[注 3]と呼ぶ。母を探す旅に出るために密猟をして小銭を稼いでいた。また、散々な扱いをされても磐戸島を故郷と思い守りたい気持ちが強い。父親譲りの後先考えずに行動する独断専行が目立つが、対シークレット戦においてはゲオルグも承認する機転を利かせた作戦や行動により事態を打開するなどエースとしての働きをみせる。連合軍から勧誘を受けた際は、一度はそれに従おうとするも、助けに来たフレアとエレナと共にゲネラシオン・ブルに戻り、会社が世界の敵認定をされて以降はチーム・パイドパイパーの一員として、投降はせず戦うことを選択。会社の地下に保管されていたクォーツ・ガンを持ち出し、イビチャやフレアらトリトン号の皆とその場を脱出する。連合軍側に付いたエレナが攻撃を仕掛けてきた際、必死の訴えで彼女を説得する。
アオ自身は自分の出生についてや母・エウレカの身に起きた出来事を知らず、まだ見ぬ父親に対しては身ごもった母を捨てたと勝手に思い込んで憎しみの念を抱いている。後に若き頃の母との出会いを期に目を逸らしてきた父を知ろうとするようになる。磐戸島でシークレットの襲撃を受けた際、逃げるよう声をかけてくれた住人たちが目の前で死ぬのを見てしまいPTSDに陥っている。このためアメリカで市民がシークレットに襲撃されるのを目撃した際には異常な発汗や瞳孔の散大といった症状がみられた。また、若い頃の母親との邂逅、そして幻として現れた母からの謎のメッセージや自らが人とは異なること存在であることの認識、ナルとの決別等様々な要因が重なりストレスから不眠症に陥り、シークレットとの邂逅やナルとの邂逅を夢に見るなど劇中終盤は精神的に不安定になる。
未来の世界からやって来た父親のレントンと再会したことで、彼の口からエウレカのことやスカブコーラル、シークレットの真実を知り、エウレカを犠牲にしてもスカブコーラルをクォーツ・ガンで消し去ろうとするレントンと対決する。そして両親を無事に未来へ送り返すため、自身がクォーツ・ガンを撃つことで歴史を書き換え、沖縄で起こったスカブバーストをなかった事にしたが、同時にニルヴァーシュと共に大量のクォーツを取り込んでしまった結果、時間軸を彷徨う咎を背負う事になった。その後三度の時間跳躍で現在を変え、トゥルースと別れて一人沖縄へと旅立っていった。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、時間を越えて過去の仲間たちの危機を救う描写がなされ、さらに、2027年に戻れたのは、アオに命を救われ、時間軸をさまよう彼を救いたいというフレア達ゲネラシオン・ブルの発動させた作戦「アストラル・オーシャン」によるものであるとリメイクされた。作戦によりクォーツが取り除かれたアオはトゥルースと別れ磐戸島の砂浜へと着地、手に付いた砂を見ながら何にも触れられない呪縛から解放されたことを実感し号泣する。最後には駆け付けたフレアと本物のエレナに涙ながらに迎えられ、彼も泣きながら笑顔を見せる場面で物語は幕を下ろす。
OVA『ユングフラウの花々たち』では、フレアとエレナによって女装姿を披露させられており、髪形を変えると母親のエウレカの少女時代に瓜二つとなっている[注 4]
アラタ・ナル
声 - 宮本佳那子[9]
本作のヒロインの一人。13歳。アオの幼馴染。磐戸島ではアオの唯一の理解者でアオの髪が変色した後も彼の味方でいた。重い呼吸疾患を抱え、気管支拡張剤を常に携行している。病弱ではあるがそれに負けない強い心の持ち主。父の反対にもめげずにナマケモノのノアをペットとして飼う。家族構成は幼少時に母と死別しているため、祖母、父、妹の3人。10年前のスカブバーストのただ一人の生き残りで、その影響でユタとして目覚め、予知夢を見ることがある。磐戸島がシークレットに襲撃されることを予知し、森に放し飼いにしていたノアを自宅に匿った。中学の入学式直前に島が襲撃され、家族と共に避難するが病状が悪化。しかし、アオが逃げていることを知って救急テントを抜け出しアオに会い、悩むアオに助言した。本当はアオと一緒にゲネラシオンブルに行きたかったが、病気の事もありペットのノアだけをアオに預けて見送った。
トゥルースがゲネラシオン本社襲撃でアオと遭遇した際、アオの記憶を読み取ったトゥルースに興味を持たれ、連れ去られて行方をくらますが、次第に自ら彼に同行するようになる。呼吸疾患は肺の中のスカブの胞子が成長しているのが原因で、スカブコーラルの近くにいると呼吸が改善されるなど共生関係にある。コーラルキャリアとしては第1号の存在になり、それ以降は両耳に角型のアクセサリを付ける。その後は、スカブコーラルのある世界中の至る所に出没し、スカブコーラルに関する真実を垣間見ている[注 5]
ニルヴァーシュや月光号と共にエウレカが現れた際、突如磐戸島に出現し病院で入院していたが、同じく帰郷していたアオとの再会直後、独立反対派の医師と内通していたナカムラに隔離されそうになる。それからは、トゥルースが手に入れていたエウレカのニルヴァーシュ type ZERO spec2に乗り込み、アオの説得を拒絶して沖縄自衛隊や日本軍を攻撃し、再び姿を消す。第21話では実家に帰っており、家族で食事をしていたほか、プラントコーラル解放運動の代表的な存在になっている。その後、磐戸島のスカブコーラルからアオを呼び寄せ、また2人で過ごすが、アオがナルはトゥルースに気があるのではと誤解していた事や、スカブキャリアはトゥルースとの接触で悪化するというハンナの報告を聞き、2度ショックを受ける。だが、お互いが変わっていない事を確認し合い、アオと共にトゥルースを止めるために出撃するも、トゥルースを手助けしてフレア達と戦い、彼をスカブに取り込ませる。しかし、直後にトゥルースの手で機体を破壊されている。2度目の改変された世界では、スカブコーラルと共生している所は共通で、トゥルースと共闘していない代わりにエコテロリストとなっていて、アオとは完全に決別していた模様。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、幼少期に病気に苦しんでいた時期に現れたアオによって励まされている。ラストではアオと再会する事は無かったものの、深井診療所で子供達と共に過ごしている所を、ニルヴァーシュが飛び去って行くのを目撃し笑顔を見せていたので、テロリストにはなっていない模様。

ゲネラシオン・ブル社

スカブコーラルやシークレットの脅威に対処する“ハイパーレスキュー”として組織された民間企業。代表取締役社長はクリストフ・ブラン。スイスの山中に本拠を構え、パイドパイパー、ゴルディロックス、ハーレクインの3チームを擁する。親会社はPRカンパニーの「ビッグ・ブルー・ワールド」。スカブ内部からクォーツを回収し何らかの研究を行なっている。会社の地下にはコーラル・レリックと呼ばれる機密が隠されている。 自ら連合軍に投降し、アメリカ合衆国(連合軍)の空母に軟禁されていたアオを連れ戻すため、フレアとエレナが強引な行動に出たことが原因でテロリスト認定され、アメリカ及び世界を敵にまわしてしまう。連合軍の攻撃と地下からのクォーツ・ガンの突出により本社は倒壊した。 『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、日本の名古屋に新本社を移している。

チーム・パイドパイパー

ゲネラシオン・ブルのIFOチーム。隊長はイビチャ。“パイドパイパー ”というチーム名は『ハーメルンの笛吹き男』に由来する。ゲネラシオン社のプロパガンダにより、フレアとエレナは世界を守るスーパーアイドルとして子供から大人まで広く知れ渡っており、人気がある。

イビチャ・タノヴィッチ
声 - 後藤哲夫[9]
チーム・パイドパイパー隊長で、チームでは父親的な存在。IFO母艦のトリトン号艦長を兼務する。エウレカを命の恩人とする人物。アオをゲネラシオン・ブルにスカウトする。性格は偏屈で頑固者。大のコーヒー党でもある。新参者のアオを含め、パイドパイパーの子供達のことを最優先に考えて行動し、レベッカの過去も知っているが、彼女を信頼している。そのためチームメンバー全員から厚い信頼を寄せられている上、ノアからも好かれている。行動力にも長けており、アメリカで市民がシークレットの脅威にさらされていた際には、自ら囮になって攻撃することでフレアとエレナがシークレットを撃破する機会を作った。ビック・ブルー・ワールドにより「世界の敵」にされたことで戦意を喪失したレベッカをたった一言で翻意させるなど男気を見せる。ブランの死後、連合軍から攻撃を受ける本社施設から志望者をトリトン号に乗せて脱出。スポンサーとして受け入れを表明した日本に向かう。
ビック・ブルー・ワールドが謀略で消し去ったバルカン半島の国家[注 6]出身で、元は歩兵部隊に所属していた。パイドパイパーの名付け親であり「笛吹き男」を自認している。ブランとは腐れ縁であり、愛娘を託されるほどの仲である。
レベッカ・ハルストレム
声 - 中村千絵[9]
チーム・パイドパイパーの作戦参謀。PRカンパニー「ビッグ・ブルー・ワールド」からゲネラシオン・ブルへ出向している。真っ赤な髪のポニーテールにピアスの美女。イライラと怒りっぽい面がある。アメリカ出身で、情報操作によりイビチャの故国を地図上から消し去った過去を持つ。真面目で任務に忠実なため、子供たちの勝手な行動やイビチャから押しつけられる面倒事、ゲオルグの空気を読まない解説などに悩ませられることが多い。イビチャに対してひとかたならぬ思いを寄せている。一人で悩む事が多く、その度にガゼルから発破を掛けられている。
フレア・ブラン
声 - 大橋彩香[9]
本作のヒロインの一人。チーム・パイドパイパー所属のIFOパイロット。16歳。ブランの一人娘。金色のセミロングヘアが特徴。左利き。優秀なパイロットとしての自覚と誇りを持つ、真面目で勝ち気な性格の持ち主。
IFOパイロットと同時にゲネラシオンブルの広告塔の役割を持ち、エレナと共に世界を救う正義のアイドルとして広く世界に知られている。
初対面ではアオに興味津々で好意的に振る舞うが、ニルヴァーシュに初めて乗りながらシークレットを撃破し、フレアやエレナにも起動できないサードエンジンを扱えることに対して、対抗心や嫉妬心からか、入社するや先輩風を吹かせるなど厳しい態度をとっていた。しかし、アオには自分の才能を鼻に掛けるようなことがなく、自分と同じように父親と確執がある(後述)と知ったのが切っ掛けで、次第に意気投合するようになる。アオがチームに溶け込んだ頃にはエレナや父親にまで関係を怪しまれるまでになっており、ナルやエウレカといったアオを取り巻く女性たちの存在に対しては心中穏やかでない態度を表せているが、本人は頑強に否定している。ガゼルに異性として興味を持っていたが、自分に対して全く関心がないと感じるようになる。
大気圏突入によってアオがニルヴァーシュごと燃え尽きようとしていた際には、普段嫌っているブラン社長に泣きついてまで彼の助命を必死に懇願したり、生きていたアオがエウレカと接触していた際には動揺を見せているなど、複雑な感情も見せており、エウレカとの接触後に精神的に不安定になったアオにも気を遣う素振りをみせる。
自分の過去に触れられたくないという想いから、アオ、エレナといった身近で親密な存在に対してもそれぞれの事情は詮索せず、深入りしないように振る舞っている。そのことについてエレナから「弱さ」と断じられている。
過去に事故で母と共に瀕死の重傷を負った際、どちらか一人しか生かせないという状況に陥り、父・クリストフが自分を生かして愛する母親を助けなかったことに対して怒りを抱え、以後はギクシャクとした関係が続いている。腹部には、その時の傷が残っており、他人に見られるのを嫌がっている。後に、連合軍がゲネラシオン・ブルに攻め込んだ際、父の決死の行動と、日本国へ託した遺言の内容を知って号泣する。
その後は父の後を継ぎ、日本でのチーム・パイドパイパーの代表取締役となり、ガゼル達からは社長と呼ばれている。代表的な立場になってからは、IFOで出撃する事は少なくなり、クォーツ回収はアオに任せていた。改変された2度目の世界では、未来からやって来たレントンと出会ったことで真実を知ったアオが、自らクォーツ・ガンを撃つ決意を決めた姿を見て、涙ながらに彼を引き留めていた。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、時間漂流していたアオが幼い頃の交通事故を何らかの方法で救出しており、この結果、母親も酷い負傷をしていなかった為に、存命している模様。また、この世界でのエレナは一目会った時より彼に惹かれていたらしく、クリストフにもからかわれて戸惑いを見せる。その後、本物のエレナと共に時空をさまようアオの救出作戦である「アストラル・オーシャン」に参加。アオとニルヴァーシュが取り込んでいた大量のクォーツの除去に成功し、沖縄に漂着し泣き叫んでいたアオの元に駆け付け、涙ながら迎え入れた。
エレナ・ピープルズ
声 - 小見川千明[9]東條加那子(大人)
本作のヒロインの一人。チーム・パイドパイパー所属のIFOパイロット。チーム・パイドパイパーに入ったアオとチームを組む事になる。15歳。ピンク色のショートヘアと褐色の肌が特徴。
基本的にマイペースな性格で、二次元のアニメやマンガをこよなく愛し、それにちなんだセリフを使う。また、前述のようにアイドルとして、アニメキャラにもなっているが、作品のストーリーを監修している。
楽天的かつ脳天気な言動が多いものの、時折情緒不安定を思わせるかの様な面も見せる。親しくなっていくアオとフレアの関係を楽しみながら傍観している。自身もアオに対しては友好的な態度をとっており、アオが米軍から戻る意思がないと聞いた時には豹変し、真っ先に助けに行こうとしている。
チームに入る前は研究施設に居たが、それ以前の“ エレナ・ピープルズ ”は、5年前にクルージング中にスカブバーストに巻き込まれ亡くなっており、容姿も茶髪で色白の肌と全く異なっている。エレナ自身もまた、自分が何者であるのか知らない節があり、内心ではそれを知ることを望んでいる。
自分を「この世界に置き去りにした」と思っていたエウレカに対しては、激しい敵愾心を抱いており、彼女の存在を感知すると性格が一変して攻撃的になる。長らくエウレカによって別の世界から連れてこられたと信じ込んでいたが、実は1981年のカリブ海のスカブバーストに巻き込まれかけていた所をエウレカに助けられ、5年前のカリブ海に置き去りにされていた(過去の時間軸から飛ばされてきた)ことが、第21話でエウレカの口から語られた。マギーが調べた当時の行方不明者の資料によれば、「エレン・ブルックス」という少女と自身が酷似しており、それが本名と思われる。エレナ自身は自分が異世界からやってきた「特別な存在」であると思い込むことで幼少期に味わった寂しさや心細さといった心の隙間を埋めていた。このため、「特別な存在」として潜在的に憧れているエウレカとその息子・アオに対しては強烈な嫉妬の念を抱いている。
連合軍がゲネラシオン・ブルに攻め込んだ際、試作機として保管されていたゴルディロックスのIFOクレドを持ち出し、連合軍に自分を売り込む。エウレカから聞かされた真実と、過去の事件を調べたマギーの言葉で自分が異世界人ではないという事を知るが、それを認められずアオにクォーツ・ガンを撃たせようと仕向ける。しかし、アオの説得により落ち着きを取り戻し、同時に彼に惹かれていたことを自覚した。その後トリトン号へと帰還して復帰を果たすも、第23話で艦内に姿を現したエウレカに対しては変わらず厳しい目を向けていた。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、1981年にアオによって救出されたため時間軸を飛ばされることなく成長している。
OVA『ユングフラウの花々たち』では、声優繋がりである鎌職人の恰好をしていた。
エレナ・ピープルズ(本人)
声 - 小見川千明
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』に登場。時間漂流していたアオが1981年のカリブ海でエレン・ブルックスを救出し、もう一度同じ場所でスカブバーストが起こることを教え、2020年に救出されたエレナ・ピープルズ本人。色白で眼鏡をかけている。エレン・ブルックスをもう1人のママと呼び慕っている。また、改変された世界ではゲネラシオン・ブルにIFOのパイロットとして所属しており、改変される前の世界でエレナの搭乗していたキリエに搭乗している。
フレアと共に時空をさまようアオの救出作戦である「アストラル・オーシャン」に参加。アオとニルヴァーシュが取り込んでいた大量のクォーツの除去に成功し、沖縄に漂着し泣き叫んでいたアオの元に駆け付け、迎え入れた。

チーム・ゴルディロックス

ゲネラシオン・ブルのIFOチーム。“ゴルディロックス”とは「3びきのくま」に登場する少女の名前に由来する。隊長はブルーノだったが彼の殉職後は一時的にブランが直接指揮し、その後はスタンリーが代理を務めている。第16話の「ポラリス」作戦以降、アオの発射したクォーツ・ガンにより歴史改変が起き、IFOのパイロットになっていない歴史に変わる[注 7]。また彼女たちが使用していた機体は試作機として倉庫に放置されており、エレナが離反時に持ち出した。

ブルーノ・ハンス
声 - 島香裕
チーム・ゴルディロックスの隊長で、IFO母艦のメドン号艦長を兼務する。クロエ達からはゆるキャラ扱いをされているが、IFOのパイロットを務める子供達を守ることに強い信念を持っており、そのためならば自らの命を投げ出すことも厭わない。部屋には世界各地で起きたスカブバーストの地図や、これまでの戦いで犠牲になった子供たちの写真が置かれている。
強い信念と子供たちに対する無償の愛情を理解されており、クロエ達から慕われている。アオがゲネラシオン・ブルに訪れたばかりの際、入隊はやめて故郷に戻るべきだと諭している。第6話でメドン号を敵シークレットに体当たりさせ戦死した。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、クマのぬいぐるみがブルーノと名付けられている。
メイヴ・マキャフリイ
声 - 東山奈央
チーム・ゴルディロックス所属のIFOパイロット。眼鏡とポニーテールが特徴。クロエは妹。
歴史改変が起きた第16話以降は、クロエとともに、姉妹で親の経営するベーカリーを手伝う一民間人になっている。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、生まれてくる妹クロエと出会えるのを心待ちにしている。
マギー・クァン
声 - 藤村歩
チーム・ゴルディロックス所属のIFOパイロット。おっとりした性格。ショートカットが特徴。
歴史改変が起きた第16話以降は、タナカの部下の連合軍IFOパイロットとして登場する。連合軍に加わったエレナと仲良くなり、彼女の過去を調べる。IFOクレドに乗った際、操縦桿を握るとゴルディロックスの一員だった時の記憶が流れ込む。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、メイヴとたまたま街でばったり出会った。
クロエ・マキャフリイ
声 - 松浦愛弓
チーム・ゴルディロックス所属のIFOパイロット。11歳。ケーキなどが大好きな甘党な一面もある。体型は年齢相応だがそう見られる事を気にしており、努めて大人びた態度を取ろうと振る舞う。しかし、時折子供とは思えない達観した発言をすることもあり、アオが自分はパイドパイパーから必要とされていないのではと落ち込んでいた際には、パイドパイパーのメンバーの代弁をする形で叱咤し、彼が立ち直る切っ掛けを作った。
自分が危険な作戦を提案したのが原因で、ブルーノの死を招いてしまったと気に病んでいたが、アオからは間違っていないと励まされ、彼が自らの提案した作戦でシークレットを撃破することに貢献している。
『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、まだ胎児である。

チーム・ハーレクイン

ゲネラシオン・ブルのIFOチーム。“ハーレクイン”の名はアルレッキーノの英語名に由来する。衛星軌道上の軌道要塞ポセイドンを拠点とし、地上チームのバックアップと宇宙空間に貯蔵された大量のクォーツの守護者というのが主な任務。活動場所が宇宙空間であるためIFOパイロットの女子制服は、他のチームと違ってショートパンツタイプである。第19話でトゥルースの手によりポセイドンを破壊されるが、間一髪グレート・プロテウス号で脱出する。その後、時間を稼ぐための方便として連合軍参加を表明する[注 8]

ハンナ・ベスター
声 - 加藤優子
チーム・ハーレクインの隊長で、グレート・プロテウス号艦長を兼務する優秀な研究者。茶色のショートカットに青い瞳。薄いそばかすが特徴。チーム内の関係は家族に近く、皆から'ハンナママ'と呼ばれ慕われている。チームにおいてはママの言うことは絶対。
かつて世界を救ったエウレカに強く共感しており、その息子であるアオに関しては興味津々で愛情を注ぐ。研究者として独自の見解を持っており、アオの視神経が特殊なものでトラパーの波が視認できている事実にいち早く気付いていた。「自分と同族かも知れないシークレットとの戦いを、アオに強要している」という理由でイビチャらを強く非難するが、アオ自身の決断を見て心配しながらも送り出している。
また、ゲネラシオン社の従業員の一斉健康診断を執り行い、一部の従業員(いわゆるコーラルキャリア)の体に入り込み肺に寄生していたスカブコーラルに気付き、研究と調査を進めていた(ガゼルにはアオを調べるための方便だと指摘されている)。離反表明後には沖縄でコーラルキャリア第1号のナルと接触し、同じキャリアのリストを見せていた。
リュウ・イン
声 - 春名風花
チーム・ハーレクイン所属のIFOパイロット。黒ストッキングを履いている。筋肉トレーニングを欠かさず行っており、様々な知識量にも長ける。宇宙に上がったアオらを出迎え、エウレカについてその生存確率は限り無く低いと指摘している。
レラト・フッド
声 - 水沢史絵
チーム・ハーレクイン所属のIFOパイロット。褐色肌とドレッドヘアが特徴。
ラジクマール・ナーイル
声 - 畠山航輔
チーム・ハーレクイン所属のIFOパイロット。パイロットの中ではリーダー格。額にビンディを付けている。情報収集に長け、常に冷静な態度を崩さない。彼らの拠点であるポセイドンが沈む事実を知っても慌てず報告するほど冷静な性格。

会社関係者

クリストフ・ブラン
声 - 納谷六朗[9]江原正士[注 9]
ゲネラシオン・ブルの社長でフレアの父。無精ヒゲを生やしネクタイも緩めているなど、身だしなみはだらしない。常に飄々とした態度を取り、子供っぽい一面を見せるなど、相手に真意を伺わせない人物。危険なIFOパイロットに任につくアオ達を「自分の子供達」と呼び大切に扱っており、イビチャやハンナのように任務の達成よりも子供達の生命の安全を尊重する信頼に足る大人に託すなど配慮している。時として民間人を見捨てるかのような非情な決断を下すこともあるが、裏で手回しや取引、はったりや嘘の情報など、ありとあらゆる手段を講じて、最終的には関係国との合意の上で救助活動を行えるよう取りはからうなどかなりのやり手。
フレアを溺愛し娘の意志をなにより尊重しているが、過去に妻と娘の命の危機に際しての決断から、自分のせいで母が死んでしまったという自責に苦しむ思春期の娘からは猛烈に反発されている。同じ年頃の男の子であるアオとの関係について問い質すなどデリカシーには欠け、そのためシークレットが自身の顔の地上絵を描いたのに対し、フレアが機関砲で攻撃した際には、それを気にしている様子が描かれている。
終盤、世界中のプラントコーラルに圧倒的な数のシークレットが発生するや、それまで対立が続いていた米国政府に連合軍の結成を呼びかける。極秘裏に貯蔵していた大量のクォーツを収めたカプセルを囮に使って北極におびき寄せ、融合爆裂によりシークレットを殲滅するという一大作戦「ポラリス」を独断で発動。トゥルースの妨害により軌道が変わりスカンジナビア半島に落下するとわかるや苦渋の決断を下し、アオの生命を尊重して退去するよう命じた。結果的には母と同じ運命を辿ろうとしたアオの願いがクォーツ・ガンを産み出すこととなったことに安堵している。また、連合軍に投降したアオと連れ戻すため無断出撃したフレアの罪を不問に付すばかりか感心し、それをきっかけに未来への道を切り拓いているのは子供たちだという事に確信を得る。
しかし、こうした彼の独断専行はスタンリーらの反発を招き、ビッグ・ブルー・ワールドから危険視され、事態の収束を図るためゲネラシオン・ブルはスケープゴートにされて切り捨てられ、世界を危機に陥れたテロリスト集団であるとの情報操作で窮地に立たされる。だが、そのような事態をも想定しており、アオ達社員にシークレットの排除業務の停止とスカブコーラルの増殖を抑える方針への業務転換を命じる。連合軍によるゲネラシオン本社攻撃に際し、自分に化けて社内に潜入していたトゥルースに気付いたフレアを逃がし、地下のクォーツを利用して融合爆裂を起こし、トゥルースを道連れに自爆・生死不明となる。もし自分が命を落とした時のために、ゲオルグと融合したシークレットを通じて日本国への契約とフレアへの遺言を残しているなど、最後まで用意周到で抜け目がなかった。世界と子供たちの未来を守るという気高い志はフレアへと受け継がれた。本編ではそのまま死亡扱いとなり、以後登場しないが、2017年に公開された『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』において、負傷しながらも実は生存していたことが明かされた[注 10]
スタンリー・フライ
声 - 沢木郁也
ゲネラシオン・ブルの副社長[11]。PRカンパニー「ビッグ・ブルー・ワールド」から出向している。ブランの補佐役として寄り添うが、実際には監視役として目を光らせている。ブルーノの戦死後はチーム・ゴルディロックスの指揮官代理を務める。
プラントが再活性化すると人員の避難よりもプラントの防衛を優先させるなど本社の意向に沿うよう行動。ポラリス作戦に猛反対し、このときから本社の意向を汲んで行き過ぎたブランの切り捨てを図ろうとする。情報操作によりゲネラシオン・ブルをテロリスト集団と断じ、クォーツの無断保有や児童の虐待といった非人道的な行為を行っていると発表して「世界の敵」と喧伝。自らは連合軍に身を振る。
アレクサンダー・ボイル
声 - 野島昭生
ゲネラシオン・ブルでIFOのメンテナンスを行っているテクニカルディレクター。通称「アレックス」。機体のメンテナンスだけでなく、アオ達パイロットの心理面や体調面も気遣う。ゲネラシオン社が「世界の敵」となっても信念は曲げず、部下達と共にトリトン号に乗船した。
ゲオルグ
声 - 木内秀信
ゲネラシオン・ブルの各コンピュータに搭載されている擬人化エージェント (A.I.)、戦術支援プログラム。各IFOチームのサポートも行う。口調は電子的だが非常に能弁で、しばしば余計な蘊蓄を語り出すため、クルーからは煙たがれる。また、たちの悪い性格をしているのか、不適切なことを言い出すこともあり、作戦参謀として主に扱うレベッカの頭痛の種となっている。
日本に潜入したハンのハッキングで鹵獲されたシークレットを解析して以降、シークレットの意識と融合。ウイルス感染と判断され、一旦デリートされる。しかし、アオのパイロット用端末の中に入り込んで消去を免れており、トリトン号に再インストールされた。シークレットとの融合後は口調がなめらかになり、情報の開示も適切かつ簡潔になった。
ミラー
イギリス・マンチェスターインディーズデビューしていたところを半年契約でスカウトされたゲネラシオン・ブル本社内で歌っている専属歌手。ミラーは歌手活動をしつつ、米国とイギリスの情報部が合同でゲネラシオン・ブルに侵入させたエージェントとして諜報活動を行っていた。しかしDNA鑑定などから別人だと判明し、少なくとも2ヶ月前よりエレナ・ピープルズがミラーとして歌手活動と諜報活動を行っていたことが判明する。その後、公式発表では死亡されたとしている。エレナは2つの墓を作っており一方にミラーのカツラを埋めている。

運び屋・ガゼル商会

元々は「運び屋」として依頼人からの指定で指示された物資を輸送するチンケな稼業だった。ゲネラシオンブル社の出資により活動の幅を広げ、下請けエージェントチームとして調査や交渉、身辺警護といった裏方仕事の「なんでも屋」となりアオたちをサポート。交渉力に長けたガゼルと劇中でも屈指の頭脳を誇るハンの能力により意外なほどの活躍を見せる。なお、ガゼル商会の呼称は社内ではチーム名のように扱われている。

ガゼル
声 - 桐本琢也[9]
運び屋のリーダー。本名は金城二郎(カネシロ・ジロウ)。浅黒い肌とザンバラ髪、無精ヒゲが特徴。お調子者で素行や野卑な言動はチンピラそのものだが、直感力や洞察力、度胸に優れており、何事にも懐疑的で自分が納得するまでは執拗に食い下がる粘り強さを持つ。行動的で文字通りどこにでも出没し、かなり無鉄砲な真似もする。
カズユキの息子で、少年時代は父親を始めとする島の大人達の言うことを信じ、大人たちの言う儘に自分たちを正当化し日本人に憎しみを向け、アオをいじめ蔑んでいた。しかし、大人に成長するにつれ島の大人たちの主張に潜む欺瞞に気づき、大人たちのズルさや浅ましさを憎むようになり、口先ばかり立派な親たちにかわり自分達の世代で「沖縄の真の独立」を成し遂げようという志を持つ様になる。
日本政府から密かに請け負った仕事の最中にスカブ発生に遭遇。その際に輸送中のアタッシュケースから腕輪を落としてしまい、報酬のため現場にいたアオを探していた。アオから腕輪を取り返そうとした際、憎んでいるヤマトンチュ(日本本土人)から請け負った得体の知れない仕事のために同じ島育ちのアオから大事なものを奪おうとしていることに気づき、危険を押してFPで輸送艦に乗り付け、アオにニルヴァーシュへの搭乗を促した。さらに島を襲う危機に立ち上がったアオに対する島民達の惨い仕打ちに激怒し、父と決別したうえで監禁されていたアオを助け出す。その後、パイドパイパーが磐戸島のスカブからクォーツを回収した瞬間を目撃し、それをネタに取り入るべくピッポやハンと共に帰還するトリトン号に密航。ブランと接触し、彼の計らいでゲネラシオン・ブルで働くことになる。トゥルースのゲネラシオン本社襲撃時に「お前には真実が見えない」と指摘され、かねてから不可解だと感じていた「この世界」に隠されている「真実」を強く意識するようになり、社の意向を無視して情報収集を行うこともある。そのため、何かと物事の核心へ迫ることも多い。
アオには比較的協力的な態度をとり、彼が不眠症になった時は睡眠薬を用立ててやるなど支えになっている。プラントの再活性化後は、連合軍への投降を促すフレアとレベッカを護衛するSP的な存在となった。
最終話のエピローグでは沖縄諸島連合国務省公務次官になっていた。
ピッポ
声 - 酒井敬幸[9]
ガゼルの仲間。本名はニイガキ・レオ。テルヒコの息子。巨漢と長いモミアゲ、愛用のサングラスが特徴。体格は大柄だが小心者で荒っぽいことは苦手。父親には頭が上がらず、ガゼルには腰巾着として従う。根は善良。
後にガゼルと共に、ゲネラシオン・ブルの元で働くことになる。
ハン・ジュノ
声 - 藤田圭宣[9]
ガゼルの仲間。四ヵ国の血が混じった美貌の持ち主で青い髪が特徴。クールな性格。FP改造とコンピューターの技術はプロ並みの腕を持つ、ガゼル商会の頭脳といったところ。後にガゼルと共に、ゲネラシオン・ブルの元で働くことになる。
父親はプラント企業の社長。物腰も教養も洗練されており、ナカムラやヤマオカといった日本政府高官とも臆さずに渡り合う。また、ゲオルグと接続したシークレットとの交渉役ともなった。日本出国の際にヤマオカから「ヨハンセンブック」[注 11]を渡され解読し、クォーツ・ガン使用前後に世界に起きた不可解な現象やチーム・ゴルディロックスの消失(アオの主張が正しいと仮定しての話)についても別の歴史を持った世界の出来事と説明した。

磐戸島の人々

沖縄諸島連合・日本・中国が領有権を主張し、アメリカを含む各国の利権が錯綜する世界的にも極めて難しく厄介な地域。根は善良だが排他的で閉鎖的な島民性で島に伝わる古い伝承や迷信が現在も信じられている。必ずしも画一的な考え方をしているわけではなく、ナルの祖母などアオに対して優しく理解のある人も少なからずいる。

フカイ・トシオ
声 - 堀勝之祐[9]
「深井診療所」を開業する老医師。アオの養父で「じっちゃん」と慕われるが子供心に自分の存在が迷惑になっていると感じるアオからは他人行儀にされ、アオが抱える悩みや辛さを打ち明けられていない。料理は得意ではないようで夕食が酒の肴ばかりだとボヤかれる。
10年前のスカブバーストに際し「ガイジン」であるエウレカの子アオを匿ったことで島の人間から白眼視され、特にナルの父・ミツオからは娘を思うあまりに強く恨まれている。シークレット襲撃でアオに対する攻撃性を強めた人々により診療所を放火される。その後、イビチャからの話を聞き、アオをゲネラシオン・ブルへと託す。
アオの父・レントンが未来からやって来た際、アオに彼の姉(レントンとエウレカの長女)の真実を話す。
カネシロ・カズユキ
声 - 楠見尚己
ガゼルの父親。沖縄演歌歌手。三線奏者で道場も開いている。磐戸島における沖縄独立運動のリーダー的存在で政治家でもあり、テルヒコやミツオとは同志。アオに対しては普通に接している様に見えても、実際は他の島民と同様に中途半端な沖縄の独立や中国との交渉で漁業が出来なくなった責任を、全てアオとエウレカの親子のせいにし、それを息子のガゼルにも教えていた。しかし、沖縄独立を掲げていながら、日本政府からスカブの保証金を受け取っていたことから、息子達には軽蔑の念を抱かれるようになり、特に息子からは口先だけの独立となじられている。
同志のメンバーと共に、アオを沖縄完全独立を目的とした交渉の道具として日本に売ろうとするも、それに激怒したガゼル達に妨げられた上に、自分達の矛盾も指摘され、決別を言い渡される。
ニイガキ・テルヒコ
声 - 小村哲生
ピッポの父親。沖縄自衛隊の予備役。カズユキやミツオとは同志の仲。アオがMark1(ニルヴァーシュ)を動かし、シークレットを倒したという事を知った後、2人の部下を引き連れて、深井診療所にやってきてトシオにアオはどこかと問いただす。その後、ゲネラシオン・ブル(チーム・ハイドパイパー)のスタッフを沖縄政治家の所まで案内の途中でアオの事を口を滑らせてしまい、イビチャに知られるきっかけを作ってしまう。カズユキやミツオに比べれば、アオに対する態度はまだましな模様で、ナカムラがナルを止める為に出ようとしたアオを銃で撃とうとした際には、「子供に銃を向けるな!」と、トシオと共に激怒して止めている。
アラタ・ミツオ
声 - 木村雅史
ナルの父親。10年前のスカブバーストによりナルが深刻な呼吸疾患を負ったことからアオを嫌い、ナルに近づけまいとする[注 12]。またノアも嫌っている。カズユキやテルヒコとは同志の仲。アオを嫌う理由は外人の子ということではなく、島に災いをもたらし、「海巨人(ニルヴァーシュ)」を怒らせた者と見ていて、距離を置こうとしていただけが理由であった。アオがシークレットを倒し、島を救ってくれた後は、アオの事に関してなにも言わなくなった。
スカブコーラルのプラントが建設されてからは、そこの作業員として働いている。
アラタ・ミユ
声 - 東山奈央
ナルの妹。アオには懐いている。
お婆
声 - 真山亜子
ナルの祖母。アオを可愛がっており、ナルを密かに応援している。
青年
声 - 望月健一
頭の左に剃り込みがある屈強で親切な青年。沖縄本島のスカブコーラルでプラント採掘に従事している。かつて沖縄本島がシークレットに襲撃された際、エウレカの乗るニルヴァーシュに命を助けられた。このため恩義を感じ、海に放り出されていたアオを助け、ニルヴァーシュを隠し、本島を案内する。水商売をしている姉の店で食事をさせたが、その際に姉がアオの情報を米軍に売ってしまう。その後、職場であるプラントコーラルに向かった際、アオを探していたゲネラシオン・ブルに身柄を託す。
それからしばらく後、採掘作業中の落下事故により重体となるが突如出現したナルによってプラント内部に取り込まれて治療され事なきを得る。このことがきっかけで仲間の作業員たちを中心にナルを信奉するコーラルキャリアのグループが発足する。

日本国

ナカムラ
声 - 遠近孝一
Mark1(ニルヴァーシュ)を輸送していた日本国の自衛省特務情報隊一課情報官。世界から孤立し、閉塞感に包まれた日本の現状と将来について真剣に憂いてはいるが、目的達成のためならば手段を選ばない、いき過ぎた正義感の持ち主。日本を守るためには、圧倒的な軍事力を手に入れて一度日本を壊すことが必要だという過激な思想を持っており、そのためにMark1の力を利用しようと目論む。Mark1奪還のために動くも失敗し、次はプラントコーラルの実験を利用してシークレットの軍事利用を狙うが、逆に日本軍への損害を招き、落胆していたところトゥルースの接触を受ける。
その後、日本の領海にエウレカとニルヴァーシュが現れた情報を得たことから、彼女と因縁のあるエンドウを連れて出撃。エウレカの捕縛には失敗するものの、トゥルースから得た情報から、シークレットがMark1を標的としていることを突き止め、更にはシークレットの一部を回収し、スカブコーラルが侵略者で、それを破壊するシークレットが味方であると、世界各国に発表する。そして、スカブコーラルと密接な関係にあるアオとナルの二人を隔離するため、アオが領空侵犯をした上でエンドウを殺害したとでっち上げ、ナルは全身を病原菌に侵されていると見なす。しかし、ナルはスカブコーラルと共に逃亡し、それをアオがニルヴァーシュで止めようとしたことから、アオを銃撃しようとするも、子供に銃を向けようとする姿勢に激怒したトシオらの妨害を受けている。
第20話で日本政府がチーム・パイドパイパーをスポンサーとして受け入れることを決めた際は、不服そうな顔をしていた。第21話では独自のやり方で日本を大きくしようと考え、辞表を提出して軍から身を引く。その後は沖縄本島に渡り、目的もないまま街をフラフラとしていたが、それを発見したガゼルに叱咤されていた。
エンドウ
声 - 佐々木敏
10年前のスカブバーストで生き残った日本陸軍の軍人。階級は一佐。10年前にエウレカから息子アオのことを頼まれていた。当初は部下と月光号内部に侵入しエウレカを連れ去ろうとするが、ニルヴァーシュでトゥルースと戦うアオを心配したエウレカを見て昔の約束を思い出し、アオを助けるために囮となるが、トゥルースの手で殺害される。ナカムラは、このことをアオが領空侵犯を侵した上で殺害したとでっち上げている。
ヤマオカ
声 - 保村真
日本内閣府事務次官。全世界に日本が保護したシークレットを公開する。第20話で、世界から敵認定されたチーム・パイドパイパーを、シークレットを通じ亡くなる前のブランとの契約で、スポンサーとしての受け入れを表明する。
ソガ
声 - 宮内敦士
日本軍のパイロット。沖縄本島出身。第21話で日本国にやって来たアオを食事に誘う。

アメリカ合衆国

バリー・ベニントン
声 - 櫻井孝宏
合衆国のアリゾナ州知事。政界入りする以前、ゲネラシオン・ブルの親会社であるビッグ・ブルー・ワールドに所属しておりレベッカとは先輩後輩の間柄だった。
ニキ・タナカ
声 - 日向とめ吉
アメリカ軍の軍人。ハワイアンハーフの日系人で、連合軍に参加してIFO部隊を指揮する。アオを説得し連合軍に所属させようとしたが失敗する[注 13]。その後は大型IFOのエイブラハム・リンカーンに搭乗し、部下のマギー達を率いてゲネラシオン・ブル侵攻部隊の指揮官となる。アオの事は未だ諦めていないようで、フレアとエレナ共々連合軍側の保護下におこうと考えている。また、マギーへはゲネラシオン・ブルはIFO適正を理由に児童虐待をおこなっているという嘘を告げる。第23話にてスタンリーからトゥルースやシークレットを敵として戦うよう言われるが、スカブコーラルと共生する仲間・部下達のこともあってか、彼の申し出を拒絶。シークレットの側に付く。

アオの家族

エウレカ
声 - 名塚佳織[9]
前作『交響詩篇エウレカセブン』のヒロインであり、アオの母親。13年前に忽然と磐戸島沿岸の海上空に出現し落下、島に漂着しトシオに救われる。この時点で既に子供を体に宿しており、深井診療所でアオを産み育てる。得体のしれない出自故、閉鎖的で排他的な島人たちは彼女こそがスカブコーラルを呼びスカブバーストを発生させた元凶と思い、偏見の目を向け様々な嫌がらせを行う[注 14]。自分が奇異の目を向けられることは我慢していたが、迫害の矛先が幼いアオに向くことを恐れ、髪を毛染め液で真っ黒に染めていた。
10年前のスカブバースト発生後にクォーツとともに別の時間へと飛び失踪。米軍に拉致されたらしいという朧げな情報以外、消息は全く不明のままでゲネラシオン・ブルでさえ所在は掴めていなかった。彼女の失踪後その遣り場のない怒り・哀しみはアオに矛先を変えて現在まで続いている。
物語の中で、度々幻となって姿を現しており、アオがスカブコーラルを滅ぼさなければならず、彼を救ってほしいとナルに告げているが、彼女からは拒絶され、エレナとマギーのいる連合軍のIFO格納庫に現れた時は、エレナから元の世界に返せと責められ、フレアからはアオをおかしくした元凶のように言われる。クォーツの影響で様々な時間に飛ばされており、短時間しかその時間に止まる事ができない状態で、アオの世界では10年経過しているが彼女の時間はまだ数日しかたっていない。
なお、第12話にてアオを産むより前の時代からやって来たエウレカはまだ少女姿で、成層圏に浮かぶスカブコーラルの中からニルヴァーシュtype ZERO spec2や月光号と共に現れている。年齢はフレアやエレナと同じくらいで、既にアオを妊娠してから6ヶ月経っていると思われていたが、最後にお腹の中の子は女児であると言い残している。夫となるレントンのことを「泣き虫」と評しながらも心から愛しており、アオにレントンの存在について聞かれた際には、顔を赤くしながら惚気ていた。後にエンドウに連れ去られかけた所をトゥルースに襲われる。自分達の暮らす世界に留めて置くことは、彼女が狙われるだけだと判断したアオによって、発生したスカブバーストに入り、迎えにあらわれた大破したMark1のような人型機械と共に元の世界へと帰っていった。その際に身ごもっていた子供は女児であることをアオとの別れ際に告げており、その子供はアオの姉にあたる[注 15]。ただし、トラパー濃度の高い世界ではコーラリアンと人間の細胞が反発しあうためにスカブコーラルのある世界では生きられず、生まれて三ヶ月で死んだ珊瑚のようになり亡くなっている。そのために、エウレカの話からこちらの世界を知ったレントンの手によりニルヴァーシュ ネオと共に再びこちらの世界に送られ、アオを出産して育てることとなる。
レントン・サーストン
声 - 藤原啓治[9]
前作『交響詩篇エウレカセブン』の主人公。30歳[12]。アオの父親だが、アオからは母と自分を捨てたと勘違いされ嫌悪感を抱かれており、「話すら聞きたくない」と言われるまで拒絶されている。苦労が重なったのか、前髪の一部が白髪になっている。
アオの搭乗するニルヴァーシュは、レントンが開発したものであるらしく、エウレカによると彼女のニルヴァーシュや月光号をアオのいる時代に送り込んだのも、レントンであるとされていた。第22話で、別の宇宙の西暦1万2021年の世界から「ニルヴァーシュ specV3」と共に、エウレカの下へ旅立つ。第23話でアオ達の世界にやって来て、エウレカと再会。息子のアオにスカブコーラルやシークレットの真実を話す。そして自身は元凶であるスカブコーラルを排除するためクォーツ・ガンを持ち出すが、スカブと共生する人達を助けるために、それを阻止しようとするアオと対立する。最終的にアオの手でエウレカと2人で未来の世界へと無事返された。

その他

ノア
声 - 東山奈央
ナルのペットのイリオモテミツユビナマケモノ。ナルの父親ミツオには生理的に嫌われている。口はかなり臭く、果物が好物。人の背中やお腹に抱きつくのがクセ。現在はアオに連れられて、チーム・パイドパイパーでも、マスコット的存在として飼われており、イビチャやフレア、エレナなどにも可愛がられている。
トゥルース
声 - 井上和彦[9](銀髪の青年) / 阪口大助(セールスマン) / 黒田崇矢(ゲリラ軍曹) / 土倉有貴(少年兵) / 大原さやか(美女) / 片岡あづさ(美女)
セールスマンや美女など、容姿や性別を変えることができる謎の人物。本当の姿は不明だが、主に銀髪の青年姿を取る。普段の青年の姿は、故人であるJ・ヨハンソン博士の養子によく似ている。生身で建造物を破壊し、爆発を起こしたり自身の腕をシークレットの様な形状に変形させるなど異常な戦闘力を持つ。ゲネラシオン・ブル本社を襲撃し、磐戸島からナルを連れ去り、更には電子の流れに介在する能力も持ちサイバーテロリスト・ファイヤークラッカーとしてナカムラに情報を流す、ダメージドクォーツを日本軍に横流しをするなど、予測不能の行動を取り続ける。アオの母親やニルヴァーシュ、シークレットについても何か知っている模様。
その正体は10年前に沖縄で起きたスカブバーストの際に現れた巨大なシークレット。エウレカが被害を少なくするためにクォーツを回収して別の時間に飛んでしまったため、シークレットとしての目的を失い、それ故人々に受け入れられるために人間の形をとり、そこをヨハンソンに発見され彼の養子として育てられた。目的を失い暴走しかけた際にスカブと融合し、シークレットともスカブとも違う存在へと変貌を遂げてしまっていた。第19話で社長のブランに化けてゲネラシオン・ブルに潜入した際、彼のクォーツを利用した融合爆裂に飲まれるが、地下に隠されていたアーキタイプ、コードネームカノンと融合する。何者でもない自身の存在の意味を知るために世界を壊す事を望んでおり、カノンでアオ達と戦った後、ナルの導きでスカブと一体化し、海巨人の姿となるもナルへ襲い掛かかり、最後は自らクォーツ・ガンのトリガーを引き、歴史を改編して自身の存在を抹消する。
2度目の改変世界ではシークレットとしてのトゥルースは存在しないことになり、当初からニルヴァーシュ トゥルースのアーキタイプとなっていた。レントンと戦うアオをサポートし、アオの選択によって共に時の旅人となり、最後のシーンでは「まだ世界を見てみたい」とアオに語り、彼と別れて旅立った。
J・ヨハンソン
歴史は捻じ曲げられていると提唱した科学者。スカブバーストが起こらなかったもう一つの世界を幻視することができたらしい。10年前にトゥルースらしき少年を沖縄で養子にしている。だがその後、自殺を遂げた。著作を通じた広報活動により熱狂的な信者を生む一方で妄想だと否定する者も多い。
フライデー
声 - 佐藤利奈
OVA『ユングフラウの花々たち』に登場。ユニバーサル・ネイチャリングTVの女性キャスター。スクープを手に入れる為ならば、盗聴等といったプライバシーの侵害も辞さない面もあり、チーム・パイドパイパーらがプチ家出をしていることを察知し、執拗に追跡する。

漫画版の登場人物

ここでは、漫画「エウレカセブンAO〜Save A Prayer〜」の登場人物を記載する。

ユナ・マルタン
フランスのパリ出身であるゲネラシオン・ブルのIFOパイロット候補生の一人。14歳。孤児院で過ごし、家族は既に失っており、パリ市街のマリオネット劇場で劇団員をしていた。人懐っこい性格で、かなりの御人好しでもある。孤児院の子供達からは姉のように慕われている。
劇のオーディションと勘違いして、ゲネラシオン・ブルのパイロット候補生のオーディションに挑んでしまい、それに気づいた時には戸惑っていたが、シミュレーション空間とはいえ、パリが焦土と化していたのを目の当たりにしたことで、故郷の仲間達を守りたいという思いを抱き、自らの意思でパイロット候補生になる道を選んだ。
オーディションが受かり、先輩候補生達から最初に与えられた任務では、ニルヴァーシュと共にゲネラシオン・ブルに来たアオの捜索を命じられ、ゲネラシオン・ブルの都市にある青果店で、盗み食いをしていたノアと関わったのを機に、彼と出会うことになる。しかし、先輩のイラストがいい加減であったせいで、最初はアオのことを「宇宙人」と勘違いしてしまい、彼を怒らせている。
モニカ
ゲネラシオン・ブルのIFOパイロット候補生の一人。かなりの小柄であるが、ユナと同じく14歳。性格は真面目で、IFOのパイロットになることに、強い決意と覚悟を持っている。IFOパイロット候補生のオーディション会場にてユナと出会い、親しい間柄になっていく。
オーディションが受かり、先輩候補生達から最初に与えられた任務では、ブランの捜索を命じられるが、先輩候補生のイラストがいい加減であったせいで、誰なのか分からず、偶然遭遇したブランにお茶に誘われる。その時、娘のフレアとの関係がうまくいかないという相談を受け、彼に娘を信じて正直に話し合うべきだと説教してしまい、社員が「社長」と呼んだことで初めてその素性に気づき、恐縮する。
リリー・フロイド
ゲネラシオン・ブルのIFOパイロット候補生の一人。クールな性格の持ち主で、他者との馴れ合いを極度に嫌っている。理由は不明だが、IFOのパイロットになるためなら全てを捨てるという強い意志を持っている。家族は存命しており、両親の反対を押し切ってまでオーディションを受けて、パイロット候補生になっている。ギターを趣味としており、プライベートでも自分のギターを所有していたが、家を出る際にギターは置いていっている。しかし、常に肌見放さず持っているガラス細工のネックレスだけは、大切にしている。
オーディションが受かり、先輩候補生達から最初に与えられた任務では、ガゼルの捜索を命じられる。その時も、馴れ合いを嫌い、特にユナのことをウザいと評していたが、ガゼルに「仲間すら助けられない奴は、誰も助けられやしない」と、諭されている。
グレース
ユナが暮らしていた孤児院の責任者で、ユナの様にシークレットに両親を殺害された子供達を引き取り、面倒を見ている。ユナがゲネラシオン・ブルのパイロット候補生になってしまったことには、心配している。

  1. ^ a b c ボンズバンダイビジュアル博報堂DYメディアパートナーズバンダイナムコゲームスバンダイ
  2. ^ a b c Blu-ray BOXの映像特典版では、配信時には無かったキャスト・スタッフロールが追加されている。
  3. ^ 沖縄方言で母親の意味。
  4. ^ コスプレの格好もエウレカと全く同じ。
  5. ^ よくスカブの上にいる場面がある
  6. ^ モデルはセルビアユーゴスラヴィア紛争では民族浄化の名の下に大量虐殺が行われたとされ、アメリカ主導による国連軍部隊により激しい空爆が加えられた。
  7. ^ そのためゲネラシオン・ブルには登録が無い。
  8. ^ 後にパイドパイパーと対トゥルースの共同作戦をとる。
  9. ^ 「ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン」および、パチスロ『ASTRAL OCEAN』。
  10. ^ 監督の京田知己による『パチスロエウレカセブンAO』の解説によると、本編のラストで死んでいなかった描写を加える意図があったが、諸般の事情からオミットされたとのこと[10]
  11. ^ 本の装丁がかつてブームになった「ノストラダムスの大予言」を模している。
  12. ^ 特にアオの母親、エウレカをかなり敵視しているが、13年前にエウレカが空から落ちてきた時、海から助けた恩人でもある。
  13. ^ それ以前にもアオとニルヴァーシュを確保すべく独自に動いていた。
  14. ^ カズユキは端的に「“海巨人”を怒らせた」からと語っている。
  15. ^ レントンとエウレカの第一子。
  16. ^ 現実の沖縄の言葉では、「海人」と書いて「うみんちゅ」と読む。
  17. ^ 『EUREKA SEVEN AO OFFICIAL COMPLETE FILE』のメカ設定では「大型ニードルガン」との記述があるが、グレートメカニックDX第23号では「レールガン」と記述されている。
  18. ^ RA272 ニルヴァーシュの左腕が破損した際は、一時的にこの武装を装備・換装した。
  19. ^ 第16話以降。
  20. ^ アニメ第20話「ベター・デイズ・アヘッド」劇中の戦闘描写より。
  21. ^ ポッドの攻撃は人体を消滅させる。





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