イーグル (空母・初代)
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参考文献
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注
- ^ 航空母艦“イーグル Eagle”[3] 全要目{排水量22,600噸 速力24節 備砲15糎砲9門 10糎高角砲5門 搭載機數21機 計畫年度は1913年で1918年進水しその後幾度か改装され、1923年竣工した } 全長202.37米、幅32.05米、但し飛行甲板は30.48米、平均喫水7.31米。軸馬力は50,000馬力。搭載機數21の内譯は戰闘機1個中隊(オスプレイ9機)觀測偵察機1個中隊(フエアリーⅢF12機)となつてゐる。この型は所謂アイランド型に属するもの艦橋(ブリツヂ)等は飛行甲板の右舷に偏在してゐる。イーグルも途中で航空母艦にかへられたものであるが、全く一枚の飛行甲板になつた。このやうに20,000噸以上の大型航空母艦を4隻も持つてゐる英國は世界最大の航空母艦國であるといつてよい。
- ^ HMS EAGLEはイギリス海軍の伝統的な艦名である。直近ではストーン・フリゲートのイーグル(イギリス海軍施設一覧)、本艦の後に未完成に終わったオーディシャス級航空母艦のイーグル (HMS Eagle, 94) 、オーディシャス (HMS Audacious, D.29) から改名されたイーグル (HMS Eagle, R05) がある[4]。
- ^ 〔英國〕航空母艦イーグル[6] 全長667呎 最大幅105呎6吋 平均吃水24呎 排水量22,600噸 速力24節 備砲(6吋-9門 4吋高角-5門) 搭載飛行機數 32臺 竣工1924年3月 飛行平板上の構造物は右舷に偏在さしてある。本艦は舊智利戰艦アルミラント・コクランを改造したものである。
- ^ a b c 英吉利 航空母艦イーグル(一九二三年竣工)[8] 排水量二二六〇〇噸、速力二四節。もと智利國所属の弩級戰艦アルミランテ・コックレェーン(アルミランテ・ラトーレの姉妹艦)。大戰當時英國政府之を百三十三萬四千三百五十八ポンドを以て購入しテニスン・ダンクール卿の設計に依り航空母艦に改變せるもの。三二年に修理を加ふ。
- ^ 航空母艦“鳳翔 ほうしやう”[9] 全要目{排水量7,470噸 速力25.0節 備砲14糎砲4門 8糎高角砲2門 起工大正8年12月 竣工大正11年12月 建造所淺野造船所} 鳳翔は大正11年12月に竣工した我海軍最初の航空母艦であり而も最初より航母として計畫されたものである。航空母艦は由來その型式に於て二種に分つことが出來る。即ち我が海軍の赤城、加賀、鳳翔、龍驤の如く飛行甲板上に何一つ邪魔物のないフラッシュデッキ型と、米國の“サラトガ”“レキシントン”英國の“ハームス”等の如くマストや大砲、煙突等を何れか一舷側に集めたアイランド型である。各々長短があるのであるが飛行機の發着にはフラッシデッキ型の方が便利とされてゐる。更にこれを我が海軍の4隻に就いて見ると赤城、加賀の2艦は三段式で龍驤は二段式になつてゐるのに獨り鳳翔は前後一枚の飛行甲板を以つて覆はれてゐるが、艦の操縦は他の3隻の方が便利であると云はれてゐる。
- ^ 〔佛國〕航空母艦ベアルン[13] 全長597呎 幅89呎 吃水26呎 排水量21,800噸 備砲(6吋砲-8門 3吋高角砲-6門) 魚雷發射管 4門 速力 21節 搭載飛行機數 約40機/司令塔・煙突等は右舷外に張出され艦首から艦尾に亘る長600呎の飛行甲板はクリアーされてゐる。重飛行機打揚用として壓搾空氣式のカタパルトが一臺備へてある。本艦は1914年1月ノルマンジー級戰艦の一隻として起工せられ1923年その工事中に於て航空母艦に改造せらるゝことゝなり1927年5月漸く竣工した佛國唯一の航空母艦である。
- ^ 佛蘭西 航空母艦ベアルン(一九二七年五月竣工)[14] 基準排水量二二一四六噸、時速二一節半。一九一四年一月ノルマンディ級戰艦として決定されたものであるが、大戰中その製造が中絶し、進水せるは二〇年四月。二三年八月豫定變更に依る工事開始。四十機以上を用意するを得、三臺の電力引上機に依つて翔程甲板に搭載する。寫眞の右方に見る艦首翔程甲板のカーヴは後に改變を施せるものを示す。
- ^ a b 智利 戰艦アルミランテ・ラトーレ(一九一五年九月竣工)[16] 排水量二八〇〇〇噸、速力二二.七五節。もとヴァルパライソと名づけられてゐたが世界大戰勃發當時英海軍は一時當艦を智利より逆購入してカナダ號と改名したことがある。
- ^ 同級の1番艦(ネームシップ)は、戦艦アルミランテ・ラトーレ (Almirante Latorre) である[5]。
- ^ 中国艦隊(イギリス)は1941年(昭和16年)12月に東洋艦隊へ改編された。
- ^ 普通公第三一九號 昭和七年十月十四日 在香港總領事大地桑折鐵次郎 外務大臣伯爵内田康哉殿 駐支英國艦隊異動ノ件[20] 一九三〇年十月以來英國支那艦隊所属航空母艦トシテ當方面ニ在リタル「ヘルメス」號 Hermes ハ作年來英本國「デボン、ポート」ニ於テ大修理ヲ施シ居レル「イーグル」號 (Eagle) ト交替スル趣ニテ同船ノ右修理完成後來航ヲ待ツテ來春四月英本國ニ歸航スル由ナリ右何等御参考迄ニ報告申進ス 本信寫送附先 在中國公使 馬公 軍艦 嵯峨
- ^ (前略)シンガポールには接伴艦としてイギリスの航空母艦イーグルが居ったが、イーグルはでっぷり太った線に丸味を持った艦である。其のイーグルと我が「足柄」が並んで碇泊して居ったが、或る人が之を見て「イーグルは女性を想はせるが、足柄は
狼 のやうである」と批評して居った。さう言はれて振り返って見ると、成る程我が「足柄」は艦首は尖り上甲板は波を打って細く長く、重い武装を持って居って狼のやうにも思はれる[23]。 - ^ 後日、イタリア海軍は海底のレオーネ・パンカルドをサルヴェージして復帰させた。
- ^ スポッター作戦 (Operation Spotter I、II) 、ピケット作戦 (Operation Picket I、II) 、バウアリー作戦 (Operation Bowery) 、LB作戦 (Operation LB) 、スタイル作戦 (Operation Style) 、セイリエント作戦 (Operation Salient) 、ピンポイント作戦 (Operation Pinpoint) 、インセクト作戦 (Operation Insect) 。
出典
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