インフィニティ・ガントレット 登場人物

インフィニティ・ガントレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 18:37 UTC 版)

登場人物

主要キャラクター

サノス
異星種族タイタン人の一人で、強大なパワーを持つ虚無主義者。エターナルズの指導者メンターの息子で、エロスの兄。ミストレス・デスを愛しており、本編開始以前からその愛を勝ち取るためにパワーの探求を行っていた。しかしデスはサノスを自らの注目に値するとみなさず、しもべを通じて間接的に言葉をかけるのみである[37]
ミストレス・デス
マーベルユニバースにおける死が具象化した存在。顔と両手だけが露出した紫のローブを着用する。外貌は美しい女性とも骸骨とも見える。コズミック・ビーイング(宇宙的存在)の一人。
アダム・ウォーロック英語版
禁欲的なヒーロー。第二次サノス・ウォーでサノスの野望を阻んだ。その際ソウル・ジェムの中の世界ソウル・ワールドに封じ込められたが、そこで平穏な生活を享受していた。
ネビュラ
宇宙海賊の一味の頭目。サノスの孫娘を自称し、サノスがかつて乗っていた宇宙船を所有している。彼女を気に入ったサノスから実際に養子縁組を受けている。
テラクシア
一向に自分に振り向いてくれないデスに業を煮やしたサノスが、インフィニティ・ガントレットの能力で創造した「完璧な」恋人。

コズミック・ビーイング

ギャラクタス
癒されることのない飢餓により、宇宙を渡り歩いて惑星を喰らう存在。
ストレンジャー
ひたすら知識を追求し続けるコズミック・ビーイング。
ラブとヘイト
愛と憎悪の感情を司る二柱で一組のコズミック・ビーイング。
マスター・オーダーとロード・カオス
秩序と混沌を司る二柱で一組のコズミック・ビーイング。
セレスティアルズ
宇宙全土にわたって、全生命体の進化を促進するために遺伝子への干渉実験を繰り返す全知全能の存在。全身鎧を着込んだ巨大なヒューマノイドのような外観を持つが、本体は高次元の存在であり数百体以上存在する。
クロノス
時間の神であり、と古代種族エターナルズの指導者であったが、物理的な存在を超越した。
エポック
クエーサーに宇宙の守護者としての任を与えた超宇宙生命イオンの子。惑星サイズの頭部の形をしている。
ウォッチャー
全多元宇宙の永遠の監視者。
エターニティ
全宇宙の生命と時間の集合的存在であり、無限数の全多元宇宙、全多次元、全時間軸を支配する全知全能の存在、体内に無限数の多元宇宙を内包している。
リビング・トリビューナル
無限×無限数の全多元宇宙、全多次元、全時間軸及び、過去、未来、現在、可能性宇宙の調和を守り、監視し、それを乱す者を裁く全知全能の存在。インフィニティ・ジェムやエターニティを遥かに超える権能を持つ。

サノスの敵対者

シルバーサーファー
人間型の異星人。コズミック・ビーイングであるギャラクタスの先触れとなり、その食料とするために生命体が住まう惑星を探していた。ギャラクタスに背いて自由の身になると、先触れとして与えられたパワーを用いて悪と闘うことで、大量殺人に加担した罪への贖罪を行っている。
ピップ・ザ・トロル
小鬼のような異星人。アダム・ウォーロックの友人。
ドラックス・ザ・デストロイヤー
サノスを倒すため、クロノスによって転生させられた元地球人。
エロス
サノスの弟。笑顔によって他者の快楽中枢を刺激し、感情を操作する。
ファイアロード
シルバーサーファーと同じく元ギャラクタスのヘラルド。超高熱の火炎を操る。
クエーサー
クォンタム・バンドという腕輪を武器とするコズミック系ヒーロー。
メフィスト
マーベル世界の地獄を支配する悪魔。シルバーサーファーの旧敵[38]。サノスに媚びへつらうが、その実サノスを操って敗北に導こうとしている[37]

地球のヒーローとヴィラン


  1. ^ 定期的に刊行されるが、終了号があらかじめ決められているコミックブック・シリーズ。その中でも短いものはミニシリーズと呼ばれる。またこれに対し、号数を限定せず、廃刊されない限りいつまでも続くものはオンゴーイング・シリーズ英語版またはレギュラーシリーズと呼ばれる。
  2. ^ "tie-in issues"、クロスオーバー関連号。
  3. ^ 籠手、もしくは長手袋。
  4. ^ 制作者が著作権を保有する作品。アメリカのメインストリーム・コミック界では一般的ではないが、大手出版社がクリエーター・オウンド作品専門のインプリントを設立することもある[7]Dreadstar はマーベルのインプリントエピック・コミックス英語版から刊行された。
  5. ^ 月刊コミックブックの特別号で、年刊で発行されるもの。
  6. ^ マーベル社は1989年にロナルド・ペレルマンの会社マクアンドリューズ&フォーブスによって買収された[14]
  7. ^ それまでにもマーベル社のキャラクターは互いに関わり合いを持ってきたが、そのようなストーリーはいずれかのキャラクターの個人タイトルで完結するのが普通であり、他の月刊タイトルのスケジュールやプロットに直接影響を与えることはまれだった。1985年の『シークレット・ウォーズII』はマーベル社で初めて月刊タイトルとのクロスオーバーを行ったリミテッド・シリーズであった。それ以後、月刊タイトル間のクロスオーバーが行われる頻度は増えていったが、『シークレット・ウォーズII』の刊行形態が再び採用されたのは『インフィニティ・ガントレット』が初めてだった[13]
  8. ^ コミックブック制作では、原作者と作画家の間で密な共作が行われる場合もあれば、分業に近い場合もある。「マーベル・メソッド」と呼ばれる制作形態では、作画家にもある程度ストーリーの決定権や創意の余地が与えられる。完全なスクリプトを作製する方式では、作画家にとっての自由度が狭められる。
  9. ^ 当時コミック専門店の多くはバーコードリーダー英語版を導入していなかった。また出版社にとっては、このような相違点があると異なる版を見分けやすいのも利点だった。ニューススタンドは売れ残ったコミックブックを返品して払い戻しを受けることができたが、専門店にはそれが許されていなかった[24]
  10. ^ 本作と同年の1991年に刊行されたDC社の作品。
  11. ^ コミックのプライス・ガイドは複数の発行元から出されており、それらは必ずしも一致しないので、価格が落ち着いた時期やその値は正確に決められない。
  12. ^ このフィギュアセットのサノスは既存製品のリペイントである。先行版でもインフィニティ・ガントレットは付属していた。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インフィニティ・ガントレット」の関連用語

インフィニティ・ガントレットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インフィニティ・ガントレットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのインフィニティ・ガントレット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS