イタリア語 検定試験

イタリア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 01:03 UTC 版)

検定試験

日本における検定試験としては、イタリア語検定協会が実施している、年に二回行われている実用イタリア語検定がある。

なお、イタリアの大学、高等教育機関入学資格取得を目指す外国人は、イタリア外務省より国際的な公式資格として認定されているCLIQ (イタリア語検定良質基準・Certificazione Lingua Italiana di Qualità)のペルージャ外国人大学、シエーナ外国人大学、ローマ第三大学、ダンテ・アリギエーリ協会、これらの一つの組織による検定試験が必要となる。 CLIQ (イタリア語検定良質基準・Certificazione Lingua Italiana di Qualità)とは外国語として学習するイタリア語を検定するための統一基準である。

CLIQ委員会はイタリア外務省と協定を結び、下記の組織から構成されている。

  • ペルージャ外国人大学(CELI検定試験)
  • シエーナ外国人大学(CILS検定試験)
  • ローマ第三大学(CERT.IT検定試験)
  • ダンテ・アリギエーリ協会(PLIDA検定試験)

この基準は、EUが定める言語統一基準に適するものである。

ペルージャ外国人大学のCELIとシエナ外国人大学のCILSは、イタリア文化会館[4] を通じて受験でき、年に2回(CELIは6月と11月、CILSは6月と12月)主催されている。 また、ダンテ・アリギエーリ協会(Società Dante Alighieri)[5] 主催のダンテ・アリギエーリ協会イタリア語検定も年に2回(5月と11月)行われている。過去の問題集はダンテ・アリギエーリ協会本部のホームページから閲覧できる。


注釈

  1. ^ 最初の子音が c, g であった場合、正書法上は、音価を保つために "h" が挿入されている。 ex. claruschiaro

出典

  1. ^ Accademia della Crusca” (イタリア語/英語). 2007年9月29日閲覧。
  2. ^ G・ヴィーコ『新しい学(上)』中公文庫、2018年、369p頁。 
  3. ^ #berloco2018f
  4. ^ イタリア文化会館 イタリア語学校
  5. ^ ダンテ・アリギエーリ協会 東京支部






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