イオンモール川口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 16:26 UTC 版)
概要
サイボー株式会社神根工場(1954年2月から1982年7月まで操業)の跡地に立地しており、同社から敷地・建物を賃借している。同じく同社から敷地・建物を賃借している近隣店舗のイオンモール川口前川とは、直線距離で1.5kmしか離れていない。1984年(昭和59年)4月15日にダイヤモンドシティにより川口グリーンシティとして開業し、核店舗は「ジャスコ川口店」であった[2][7]。1990年(平成2年)11月に増築した。
その後、2007年(平成19年)9月22日にイオンモールがダイヤモンドシティと合併したことに伴って運営母体がイオンモールとなり、イオンモール川口グリーンシティに改称[8]。2011年(平成23年)から進められたイオンの大型ショッピングセンターの名称の「イオンモール」への統一に伴い、11月21日には現名称へ改称された[9][10]。営業終了後は別棟(開業当初は自動車販売店が入店していたが、初代店舗の閉店時はテナントを入店させていた)も取り壊され、水路移転工事を行っている。
当時現存するイオンモールのなかで最古参店舗であったが、サイボーとの賃貸借契約を2018年(平成30年)9月30日で終了し[11]、2018年8月31日に閉店という形で、34年の歴史に一旦幕を閉じた。施設を所有するサイボーは、隣接していた川口自動車学校(2013年10月で閉校)の跡地も含めてイオンモールとの共同で「『周辺まちなみ景観に配慮した新たなコミュニティ空間の創出』を掲げた土地利用を検討していく」[12]としたほか、イオン側も「新たな商業施設として生まれ変わる」とし、店舗規模を旧店舗比2倍とした『新生イオンモール川口』として開業する事とした。当初は2021年(令和3年)5月28日に開業予定としていた[13]が、新型コロナウイルスによるまん延防止等重点措置が延長されたため、5月25日に暫定開業、6月8日に本開業と延期された[7]。
2代目店舗のテナント数は、イオンモール川口前川とほぼ同等の150店舗が出店している。川口市内では2ヶ所目となるシネコンを「イオンシネマ川口」として開業。駐車場の収容台数が旧店舗の約2倍の約2500台(平面と立体の駐車場を合算)となる。
- ^ a b c d “イオンモール川口 モール概要”. イオンモール. 2014年8月12日閲覧。
- ^ a b ジャスコ 2000, p. 478.
- ^ 埼玉県告示第千五百六十六号 (PDF)
- ^ “「イオンモール川口」6月8日(火)オープンのお知らせ”. イオンモール株式会社 (2021年5月26日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ “イオンモール川口、待望オープン 150店入り大幅拡大、39店がグルメ 宅配サービスは出前館と連携”. 埼玉新聞 (2021年6月9日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ “イオンモール川口開業、コロナ対策にも注力”. 日本経済新聞 (2021年6月8日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ a b “「イオンモール川口」 6月8日開業。本格スマートストア(Impress Watch)”. Yahoo!ニュース. 2021年5月27日閲覧。
- ^ “新生「イオンモール株式会社」”. イオンモール株式会社 (2007年8月20日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ “11月21日(月)モール型SC名を「イオンモール」に名称統一します”. イオン株式会社 (2011年10月27日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ 埼玉県告示第千五百六十五号 (PDF)
- ^ 当社賃貸物件の賃貸借契約終了に関するお知らせ(サイボー株式会社) (PDF)
- ^ 当社社有地における土地活用の検討について(サイボー株式会社) (PDF)
- ^ 『〜何度でも好きになる〜 新生「イオンモール川口」2021年春オープン』(PDF)(プレスリリース)イオンモール、2020年11月16日。 オリジナルの2020年11月16日時点におけるアーカイブ 。2020年11月16日閲覧。
- ^ susmuca magazine
- ^ AEON news release
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