アデム・リャイッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 20:47 UTC 版)
人物
パルチザン・ベオグラードの下部組織で育ち、マンチェスター・ユナイテッドFCなどのビッグクラブから注目されてきた選手。プレースタイルが似ていることから、パルチザン在籍時には公式ホームページに「パルチザンのカカ」と紹介され、偉大なビジョン、スピード、ドリブル、サッカーに対する少年のような喜びを持っているとされた[11]。サイドハーフやトレクァルティスタなどのポジションを中心にプレーし、4-2-3-1システムの2列目を全てカバーすることができる[12]。
エピソード
- マンチェスター・ユナイテッドが最終的に獲得をためらったのは、金銭面や労働ビザの問題があったためといわれている[13]。
- フィオレンティーナの入団会見では、「カカに憧れているので背番号22を選んだ」ことと、「カカやステヴァン・ヨヴェティッチのレベルにはまだ達していない」等を話した[14]。
- 2012年5月2日、ノヴァーラ・カルチョ戦で前半のうちに途中交代を命じられたことに腹を立て、ベンチに下がる際に当時監督であったデリオ・ロッシに対して激しく悪態をついた。さらにそれに逆上したロッシがリャイッチに殴りかかり、これが原因で監督が解任になると言う事件を起こした[15]。
- 2012年5月26日、スペイン代表との親善試合で、試合前の国歌斉唱の際にセルビア国歌を歌わなかったとして、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督から代表追放処分を受けた。リャイッチ本人は「個人的な理由から歌わなかった」と説明している[16]。
タイトル
クラブ
- セルビア・スーペルリーガ:2008-2009
- セルビア・カップ:2008-2009
- ^ Reds won't pursue Ljajic - ManUtd.com 2009年12月3日 (英語)
- ^ Definito l'accordo per Ljajic - ViolaChannel 2010年1月13日 (イタリア語)
- ^ ビオラ、セルビアの新鋭リャイッチを獲得 - UEFA.com 2010年1月13日
- ^ リャイッチがローマへ、ラメラはトッテナムへ - Goal.com 2012年8月29日
- ^ インテルがリャイッチ加入を発表…買取オプション付きレンタル決定 - サッカーキング 2015年9月1日
- ^ マンチーニからリャイッチに賞賛と批判 「足は素晴らしいけど、頭が正しく動いていない」 - theWORLD 2016年3月8日
- ^ ミハイロビッチ率いるトリノ、ローマから2選手を獲得 - Goal.com 2016年7月19日
- ^ Beşiktaş’a Hoş Geldin Adem Ljajic - Beşiktaş JK 2018年9月1日
- ^ ベシクタシュ退団のリャイッチ、新天地はピルロ監督率いるファティ・カラギュムリュクに決定! - 超ワールドサッカー 2022年9月29日
- ^ “Гори Пазар - Љајић стигао, потпис пао пред поноћ (ФОТО, ВИДЕО)”. Sportski žurnal (2023年9月14日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ Adem Ljajić BIOGRAPHY - partizan.rs 2010年1月13日閲覧 (英語)
- ^ BOROZAN, Ljajic perfetto nel 4-2-3-1 di Prandelli - firenzeviola.it 2010年1月13日閲覧 (イタリア語)
- ^ ヴィオラ、セルビア若手MFを獲得 - Goal.com 2010年1月14日
- ^ Ljajic: Sognavo di giocare in un grande club - ViolaChannel 2010年1月15日 (イタリア語)
- ^ フィオレンティーナ監督、選手を殴って解任 - Goal.com 2012年5月3日
- ^ リャイッチが国際試合で国歌を歌わずにセルビア代表から追放処分 - サッカーキング 2012年5月30日
固有名詞の分類
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