ひずみエネルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 22:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動となる。
棒材のひずみエネルギー
全長 の弾性体に作用する外力やモーメントを、軸力 、曲げモーメント 、せん断力 とすると、ヤング係数 、断面積 、断面二次モーメント 、せん断弾性係数 、形状係数 の部材に蓄えられるひずみエネルギー は、
で与えられる。
トラス
トラス構造では、主に作用するのは軸力なので、部材数 m の場合
梁
梁構造では、主に作用するのは曲げモーメントとせん断力であるから、
補足ひずみエネルギー
次式で定義されるUC を、補足ひずみエネルギーまたはコンプリメンタリひずみエネルギー(complementary strain energy)という。
上式の括弧の中は補足ひずみエネルギー密度関数と呼ばれる[1]。線形弾性体では UC = U であるが、高分子などの非線形弾性体では両者は異なる。
- ^ 野田直剛; 谷川義信; 須見尚文; 辻知章 『基礎弾性力学』(8版) 日新出版、1999年、39頁。ISBN 4-8173-0146-5。
- 1 ひずみエネルギーとは
- 2 ひずみエネルギーの概要
- 3 関連項目
ひずみエネルギーと同じ種類の言葉
- ひずみエネルギーのページへのリンク