類推とは? わかりやすく解説

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るい‐すい【類推】

読み方:るいすい

[名](スル)

類似の点をもとにして、他を推しはかること。「過去の事例から—する」

論理学で、二つ事物の間に本質的な類似点があることを根拠にして、一方事物がある性質をもつ場合他方事物もそれと同じ性質をもつであろう推理すること。結論蓋然的類比推理類比比論アナロジー

ある語形または文法形式との関連から、本来の語形または文法形式とは別の新しい語形または文法形式作ろうとする心理的な作用。この種の働きによって、多く不規則な語形規則化されていくことがある


類推

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 06:30 UTC 版)

類推(るいすい)または類比(るいひ)、アナロジー(analogy)とは、特定の事物に基づく情報を、他の特定の事物へ、それらの間の何らかの類似に基づいて適用する認知過程である。古代ギリシャ語で「比例」を意味する ἀναλογία アナロギアーといった概念に由来し、広義においてこれはロゴスに含有する。


  1. ^ a b c 箭内匡『イメージの人類学』 せりか書房 2018年 ISBN 978-4-7967-0373-4 pp.165-168.


「類推」の続きの解説一覧

類推

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 21:19 UTC 版)

言語変化」の記事における「類推」の解説

日本語一段動詞上一段活用下一段活用)は、可能形受身形も「見られる」「食べられる」であるが、五段動詞では可能形は「取れる」「切れる」、受身形は「取られる」「切られる」で別の形を用いる。一段動詞は本来、mi-rareru、tabe-rareruであるが、五段動詞可能形tor-eru、kir-eruという形からの連想で、一段動詞可能形でもmir-eru、taber-eruという形が生まれている。また、古英語360ほどあった不規則動詞は、現在は約60まで減っている。このように不規則な形があると、記憶楽にするため、なるべく規則的な型に揃えようとするこのような心理的な働きを類推と言う一般に使用頻度の低い語はつい忘れがちになるため、類推を受けやすい。

※この「類推」の解説は、「言語変化」の解説の一部です。
「類推」を含む「言語変化」の記事については、「言語変化」の概要を参照ください。

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