デジタル‐ネイティブ【digital native】
デジタルネイティブ
デジタルネイティブ
【英】digital native generation, digital native
デジタルネイティブとは、生まれた時からPCや携帯電話、インターネットなどの技術が存在しており、それらに慣れ親しみながら育った世代のことである。
デジタルネイティブの「ネイティブ」(native)は「生まれつき」や「自国の」という意味を持つ英語である。生まれつき身近に存在するITに対する認識がそれまでの世代とは異なり、社会や産業の在り方にも変化や変革をもたらすだろうと指摘されている。
デジタルネイティブに対して、生まれた時点ではITが存在・普及しておらず、人生半ばからIT関連の知識や技術を身につける世代は、「デジタルイミグラント」と呼ばれる。「イミグラント」(immigrant)は「移民」「移住者」といった意味である。
デジタルネイティブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 02:49 UTC 版)
デジタルネイティブ (digital native) とは、学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代であり、1970年代後半生まれを黎明として3区分に分類される。2001年に提唱され、2010年代に入ってからバズワード化した。この世代の定義には統計的な根拠が曖昧であり、グレゴリオ暦が10の倍数になっている年で区切っただけの簡便な定義については議論がある。所謂ネット世代(ネットジェネレーション)を含む概念である。
- ^ Defining generations: Where Millennials end and Generation Z begins - Pew Research Center (January 17, 2019)
- ^ 木村 2012, p. 41.
- ^ 木村 2012, pp. 42–44.
- ^ 2009年12月9日付け読売新聞 佐藤尚之による
- ^ デジタルネイティブは日本でも生まれるのか?[リンク切れ]
- ^ 木村 2012, pp. 54–57.
- ^ デジタル・ネイティブ層は「どんどん買ってどんどん売る」
- ^ “デジタルネイティブの増加と子どものスマホ依存問題”. ascii×アスキークラウド (2014年5月8日). 2016年1月14日閲覧。
- ^ “デジタルネイティブ世代、スマホに熱中するもSNS利用は意外と慎重?”. Internet Watch (2015年1月9日). 2016年1月14日閲覧。
- ^ 木村 2012, pp. 45–48.
- ^ The ‘digital natives’ debate: A critical review of the evidence doi:10.1111/j.1467-8535.2007.00793.x
- ^ “「デジタルネイティブ」は幻想だとダナ・ボイドはいう”. ハフィントンポスト (2014年6月23日). 2016年1月14日閲覧。
- ^ It's Complicated - danah boyd
- ^ “【論破王】ひろゆきが「スマホ脳はヤバイ」と語るワケ”. ダイヤモンド・オンライン (2021年5月31日). 2022年5月1日閲覧。
- 1 デジタルネイティブとは
- 2 デジタルネイティブの概要
- 3 名称の由来
- 4 批判
デジタルネイティブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 03:02 UTC 版)
詳細は「デジタルネイティブ」および「日本における携帯電話」を参照 1995年にPHSが登場し、1996年にポケットベルが隆盛を迎え、2000年前後になると携帯電話やインターネットが普及し、メールをはじめSNSを利用したコミュニケーションツールが発展した。このような変化の中、学生時代からインターネットのある生活環境の中で育ってきた世代をデジタルネイティブ世代と呼び、橋元良明らは、パソコンでインターネットを活用した76世代、携帯電話で活用した86世代、クラウド環境での集合知を活用する96世代(ネオ・デジタルネイティブ)に分類している。
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