terroristとは? わかりやすく解説

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テロリスト【terrorist】

読み方:てろりすと

テロリズム信奉する人。


【テロリスト】(てろりすと)

terrorist
テロリズム立脚する暴力的政治容認する人物
しかし、近年ではテロ実行犯指して使われることが多い。

現代の用法マスコミュニケーション通じた第五列工作結果だという陰謀説もある。
曰く、テロリストは全て実行犯同罪であるから実行犯と同じ末路を辿るのだ、という暗黙主張だという。

そもそもテロリズム決別し政治体制なるものが存在した試しはなく、今後存在し得ないだろう。
政治権力銃身から生まれるものである

ゆえに政治体制掌握し明確なビジョン持って体制運用を望む者はテロリストになる事を避けられない
法律国家統治するためのものであるから、国家保全するための理不尽な裁定がどうしても含まれる
ゆえに、国家そのもの統御参加しようとする時、国家維持発展必要な犯罪許される
仮に許されないのだとしても、それは作戦遂行された後、事後国家体制裁かれるべき事だ

と、テロリストは考える。

テロリストの主張正義であるか否かは、結局の所、紛争勝敗決める所である。
となれば当然の帰結として、テロ組織として潜在的に最も優れた素養を持つのは先進国司法警察軍隊である。
しかし現代人が「テロリスト」と侮蔑的に呼ぶ時、そこに母国公的機関含まれない
現代司法警察優れて能率的であり、反乱分子善男善女区別できない間抜け集団ではないからだ。
してまた軍隊は「民意支持され正し政治的判断」に制御されており、無秩序な殺人鬼群れではないからだ。

しかし、仮にそうでなかったとするなら。
自国の軍や警察まさしく腐敗したテロリストであったとしたら。
その横暴止めようとする者は、自らテロリストとなって軍や警察と戦う覚悟が必要となるだろう。

多くのテロリストは、まさにそのような動機によってテロリストとなる。
ただし一般に、その動機正当性欠いたのである可能性について十分な論理的検証成されない
紛争中に自軍正当性疑問を呈するのは利敵行為であり、利敵行為を働く裏切り者は死ぬべきだからだ。

現代的定義におけるテロリスト

言葉としてのテロリスト・テロリズムの語源は、フランス革命にまで遡れる。
革命過渡期設立されフランス国公会左翼占めた政党ジャコバン派」が定義上最古のテロリストである。
権力握ったジャコバン派流血による粛清恐怖による政治行い凋落した後には弾圧受けて消滅憂き目見た

余談だが、「左翼」という言葉政治思想当てはめる用法そのものジャコバン派由来である。

当初テロリズムフランス革命暗部恥部であったが、その後革命」の波はヨーロッパ全土波及
ナショナリズムファシズムコミュニズムなど様々な政治思想生まれたが、その全てテロリズム派生である。
当時全世界軍事的脅威蔓延し民衆安全な生活のために強固な政治権力絶え生み出す必要があった。
そして政治権力銃身から生まれるのだ。

第二次世界大戦後、かつての欧州列強勢力図冷戦構造によってほぼ固定された。
そしてこれが皮肉にも安定と平和を産み世界からテロリズム需要消していった。
民衆戦争惨禍思い出したくなかったし、政府高官必要以上に思い出させたくはなかった。

翻って冷戦構造の中で政治権力希求するようになった勢力がある。
超大国でもなく、他の先進国でもない国々、すなわち中南米中東・アフリカ南アジアである。

往時にどこの国のテロリスト(現政府母体も含む)もそうしたように、冷戦時代のテロリストも戦うために奔走した
現地政府反政府組織紛争各地で相次ぎ、その兵站資源のほとんどは貿易資金援助によって賄われた。
なんとなれば植民地として搾取され国々自活する国力はまだなかったためである。
これが「国際テロ組織」と呼ばれ、その同盟国が「テロ支援国家」と名指し侮辱されるのはさぞかし屈辱である事だろう。

だがともかく、平和を勝ち取った国々にとって、未だ世界中残存する現代のテロリストは全くもって脅威である。
脅威取り除かねばならない。それが不可でも、国家あらゆる脅威から国民を守らねばならない
テロリズム撲滅されねばならない。それが「自国の」国民脅かし続け限り

では自国直接の被害及ばない場合にテロリストはどう扱われたか?
実態言えば冷戦時代紛争関与したテロリストの大半アメリカソビエト支援受けていた。

著名なテロ組織


テロリスト (曖昧さ回避)

(terrorist から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 06:14 UTC 版)

テロリスト: terrorist)は、テロリズムを行う人・集団・国家など。→記事「テロリズム」で解説。




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