correspondence
「correspondence」とは、文通のことを意味する英語表現である。
「correspondence」とは・「correspondence」の意味
「correspondence」には、文通のほか、往復書簡や通信、手紙のやりとり、文書などの意味がある。フランクな場より、ビジネスや論文など、かしこまった場で使われる表現で、よく商業通信文を意味する語として使われる。また、「一致」や「対応」の意味で使われることもある。「correspondence」の発音・読み方
「correspondence」は、カタカナ読みすると「コレスポンデンス」と表現されるが、聞こえ方を厳密に表現すると「コォーラァスパァンダァンス 」となる。なお、発音記号は「kɔːrəspάndəns」である。「correspondence」の語源・由来
英単語「correspondence」は、ラテン語に由来がある。「一緒に(con-)返事(respondo)している(-ens)こと(-ia)」からこの語が生まれた。なお、ラテン語では、「correspondentia」には「一致」、それが動詞系に変化した「correspondo」には「一致する」の意味がある。また、「re」自体にも「返って」の意味があり、非常に英語と似ている。また、この語源は、「responsible(責任がある)」と同じである。「correspondence」の覚え方
「correspondence」は、単語が持つ「手紙のやりとり」という意味と、カタカナ読み「コレスポンデンス」を少し変形させた「これスッポンダンスという手紙のやりとり」という語呂合わせを使うと、覚えやすい。ただ、これのみだと「correspondence」が持つもうひとつの意味、「一致」が含まれない。相互に反応するとともに、同時に反応するという意味があることを合わせて覚えておく必要がある。「correspondence」の類語
手紙をやり取りする文通としての意味での「correspondence」の類語としては、「letters」や「post」、「mail」があげられる。また、少し意味は広くなるが、「communication」や「writing」、「contact」も類語と言える。さらに、一致や対応の意味での類語には、「relation」や「match」、「agreement 」、「fitness」などがある。「correspondence」を含む英熟語・英語表現
「in correspondence」とは
「in correspondence」という単独の表現で使われることは少なく、「be in correspondence with~」という形で、~と文通している、~と取引関係にあるなどを意味する表現として使われる。
「illustrated correspondence」とは
「illustrated correspondence」の意味は、図解対応である。論文中などでよく使われる表現である。説明内容をよりわかりやすく、あるいは補足する意図で添えられた図を指し示す言葉として、この「illustrated correspondence」がよく使われる。
「correspondence letter」とは
「correspondence letter」の意味は、通信文である。ただし、「correspondence」自体も名詞であり、単独で使った場合にも往復書簡や通信、手紙のやりとり、文書などの意味で使える。
「correspondence with」とは
withの後に手紙のやり取りをしている相手を置くことで、「~と手紙のやり取りをする」という意味で使われる表現である。
「correspondence address」とは
「correspondence address」は、連絡先住所のことである。メールアドレスや電話番号ではなく、郵便物の受け取りを行える住所のみを意味する。
「correspondence」の使い方・例文
紙を通したやりとりの意味が強いうえに、日常的なニュアンスの低いやや形式張った表現なため、「correspondence」の使われる場面は減りつつある。ただ、手紙や文書を通したやり取りに際しては、ビジネスシーンを中心に未だによく使われている。「commercial correspondence(商業通信文)」や「diplomatic correspondence(外交文書)」、「private(あるいはpersonal) correspondence(私信)」などは、熟語的にビジネスシーンでよく目にする表現である。具体的な例文としては、「I did her correspondence.(私は彼女の手紙の処理をした。)」や、「I belong to the correspondence section.(私は通信課に所属している。)」、「Commercial correspondence has become more informal with the introduction of email.(電子メールの導入により、商用通信はより非公式になった。)」、「Can we follow a long and intricate bundle of commercial correspondence?(長くて複雑な一連の商業通信をたどることができますか?)」などがある。また、「He was in correspondence with her.(彼は彼女と手紙のやりとりをしていた。)」は、手紙のやり取りをしている状況を表す際、いまだによく使われる表現である。ただ、この表現は「with」に限らず、「There is correspondence between us.(私達の間には手紙のやりとりがある。)」と表現することもできる。
対応
(correspondence から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 16:26 UTC 版)
対応(たいおう)
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